葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

泣けるかな?

2009-05-15 23:49:42 | Weblog
最近買った1枚でよくターンテーブルに乗る盤です☆


MAX ROACH「LIFT EVERY VOICE AND SING」(ATLANTIC SD 1587/1971)
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もはやジャズではないくらいのゴスペルな内容の1枚。
スピリチュアルジャズですな~♪
MAX ROACHは60年代にもやはりゴスペル的なジャズを作っています。
60年代からスピリチュアルなジャズの名作を送り出してますが、その中でもATLANTICに残した4枚のアルバムはとても凄いです!
MAX ROACH TRIO feat. THE LEGENDARY HASAAN(ATLANTIC 1435/1964)
DRUMS UNLIMITED(ATLANTIC SD 1467/1966)
MEMBERS,DON'T GIT WEARY(ATLANTIC SD 1510/1968)
LIFT EVERY VOICE AND SING(ATLANTIC SD 1587/1971)
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この4枚を通して聞くとMAX ROACHがどんどんスピチチュアルになっていくのがわかります☆
HASAANとのアルバムは、とても個性的なHASAANのPIANOが前面に押し出されたアルバムです。
トリスターノとかとも比較されますけど、HASAANの方は現代音楽的というか、ジャズっぽい感じでとどまらない強力なスタイルです。
葛葉わオリジナルMONO盤で聞いてます♪
次のDRUMS UNLIMITEDはよく見かける1枚ですね。
彼がドラムに対して究極にチャレンジした内容なのかもしれません。
個人的にはこのイメージが強くて好きじゃなかったんですけど ^^;
そのイメージを引っ張ったまんまこのアルバムに出会い見方が変わりました!
超名盤MEMBER'S~はMAX ROACHではないと思ったくらいに最高なアルバムで、当時STRATAで活躍してたジャズメンを多くフューチャーし、泣けるメロディーが鳥肌物です>_<
2曲目のドラムソロの音が超割れててヤバい!!!
それよりもEFFI~EQUIPOISEの流れは感動物間違いないんで、聞いてない人は是非買って爆音で音に身をゆだねて欲しいですね~。
それで今回紹介してる、アトランティックの最終作はゴスペル全開のスピリチュアルアルバム。
正直あまり期待してない反面ワクワクが凄かった。
仕事の合間の15分で漁った時にジャケボロのオリジナルが1000円であって買いました。
帰って針を落として数分、「MOTHERLESS CHILD」(邦題「時には母の無いこのように」)に耳を傾ける・・・BILLY HARPERのテナーが炸裂するあたりも鳥肌モノでした。
全体を通して歌やコーラスが全面に出されてますけど、とても凄い!
ROACHのドラムは印象が無さすぎるけど、それでもこのアルバムは良かったです ^_^
MOTHERLESS CHILDは浅川マキも1stで歌ってますね♪
マキさんのゴスペルやトラッド、ヤバいです>_<
MAX ROACHのドラムに対する知的なそのスタイルはスピリチュアルな中でも発揮されていると思います。
このアルバムも聞き込みがもっと必要だな~ ^^;

Mahalia Jacksonが歌う「Summertime」と「Motherless Child」です。
良い声です☆


また最近よく聞いている盤です。
GRANT GREEN「EASY」(1978)
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GRANT GREENの遺作となったアルバムです。
葛葉のフェイヴァリットギタリストというのはご存知だと思いますが、このアルバムは好きじゃなかったです ^^;
最近引っ張りだして聞いたら、コレがまた良いんですよ!!!!
イージーリスニングなサウンドで、KUDOのアルバムはイマイチ感があったんですけど、聞かせるグリーンのギターがとても気持ち良く何度も聞いてしまいます ^^;
初期はジャズギターしててその後FUNKになり、FUSIONになりと時期によってスタイルを変えてます。
このアルバムはなんだか切ないです。
遺作ということもあり、若干泣けますね。
良いアルバムです。
レーベルがちとマニアックなんで再発があまりされないのが勿体ない>_<
オリジナルでも2500円くらいで買えるかと。
チェキですよ~♪

でわ寝ま~す☆

おひさしです。。。

2009-05-15 15:22:44 | Weblog
またまたPCが不調で、何度も電源が落ちては入れを繰り返したら、ネット接続が出来なくなるという状態になり、しまいにはデータが消えるということになったのでPCをしばきました ^^;
OSから入れ直し、プロヴァイダに来てもらいネット接続してもらい復活です☆
出張ネット接続、おおよそ10分で12600円・・・よい商売だな~*_+;

そんななか今度は携帯が・・・この後ようやく機種変してきます ^^;
ここ数ヶ月は家電等が一斉に壊れてお金がヤバいです >_<
しかも葛葉風邪気味・・・インフか!?

今コレ聞いてます。
MIKE WESTBROOK CONCERT BAND「LOVE SONG」
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70年代のブリティッシュジャズってなんでもんなにメロディーが気持ち良く、それでいて単なるジャズにとどまらないんだろうかといつも思います。
このアルバムもそんな印象があります。
タイトル通りラヴなソングがブチ込められたレア盤で近年国内盤紙ジャケ復刻が安かったんで買いました。
メンツはいつもの英国ジャズメンです。。。
MIKE WESTBROOK(p)
MIKE OSBORNE(as)
JOHN WARREN(bs)
GEOGE KHAN(ts)
DAVE HOLDSWORTH(tp,flu)
MALCOM GRIFFITHS(tb)
PAUL RUTHERFORD(tb)
CHRIS SPEDDING(g)
HARRY MILLER(b)
ALAN JACKSON(dr)
NORMA WINSTONE(vo)
1970 DERAM リリース
ジャケットのデザインはオシャレで、Tシャツとかあっても変じゃないと思う。
代官山とかにありそうな感じ???
内容はタイトルの「LOVE SONG」がNO.1~4まであって両面最後は別の曲といった構成。
どの曲もKING CRIMSONとかのプログレ好きでも受け入れやすいようなジャズロックしていて、名盤としてリイシューされても確かにおかしくない最高です☆
VOが入っているのも自然と受け入れられるし、やはりMIKE WESTBROOKのアレンジ能力の高さが確認出来ます。
ライナーによると、彼は音楽は独学だそうで、ピアニストとしての技術はそこまで高くない分、アレンジやリーダー能力が良いと書いてあります。
ま~何か犠牲にすると何かが優れるってのは人間の特性なんですよね~きっと。
技術あってもセンス無い人多いですから。
このアルバムでも細部の音を色々聞いてると個々のプレーヤーがおいしいポイントの音を入れてきてます☆
良いです♪
ジャズ好きでビッグバンド物が嫌いな人っていると思いますけど、この辺り聞けると自然とビッグバンドが好きになってたりしますよ。
葛葉もそうなんで~ ^^;
・・・確かに良いアルバムだな~って感心しちゃいました☆