Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

ホトケノザ-房総丘陵

2019年01月21日 | みんなの花図鑑
標準和名:ホトケノザ(仏の座)
別名:サンガイグサ(三階草)
シソ科 オドリコソウ属
農道脇や山裾の土手、畑などに見られる二年草です。
葉が仏像を安置する台座のような形であることが名の由来で、房総での花期は10月中旬から4月中旬です。
春の七草のホトケノザはコオニタビラコの別名ですのでご注意ください。
2019.1.21撮影 房総丘陵にて



フラサバソウ-房総丘陵

2019年01月21日 | みんなの花図鑑
標準和名:フラサバソウ(ふらさば草)
別名:ツタバイヌノフグリ(蔦葉犬の陰嚢) 
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
全国の農道脇の土手などに自生するヨーロッパ原産の越年草で、花径は7~8ミリです。瑠璃色をした外来種の「オオイヌノフグリ」が繁殖すると消えてしまいます。
房総の花期は2月中旬から4月下旬です。
和名は日本で初めて調査したフランスの植物学者フランシェとサバティエの頭文字から付けられました。
2019.1.21撮影 房総丘陵にて



オオイヌノフグリ-房総丘陵

2019年01月21日 | みんなの花図鑑
標準和名:オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
路傍や田畑のあぜ道などに節分の頃から咲き始める明治時代に渡来したユーラシアからアフリカにかけてが原産の帰化植物です。
花冠は4裂し4弁花のように見えますが5裂のものも比較的多く稀に3裂のものも見られます。
在来種のイヌノフグリはその実が犬の陰嚢に似ていることから名付けられました。
「可憐な花姿に相応しくない」とか「かわいそう」という方がおりますが、この名前は日本における植物分類学の父牧野富太郎博士が植物分類学者の目で観察し付けられた名前です。 
なお、陰嚢(いんのう)とは医学用語で哺乳類のオスの睾丸を包む袋状の突起物のことでこれを「フグリ」と読ませるのは当て字のようです。
房総での花期は10月下旬から5月下旬。
2019.1.21撮影  房総丘陵にて



ヒメリュウキンカ-房総丘陵

2019年01月21日 | みんなの花図鑑
ヒメリュウキンカ(姫立金花)
キンポウゲ科キンポウゲ属
イギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に自生する多年草です。
園芸用に販売されているものが逸出して野生化しています。
なお、尾瀬ヶ原や戸隠森林植物園などに自生する在来種はリュウキンカ属の5弁花です。
2019.1.21撮影 房総丘陵にて