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栗太郎のブログ

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陸奥の旅 蝦夷のあしあと(3) アテルイの郷と南部鉄器

2008-06-18 14:19:33 | 見聞記 東北編

この辺一帯は「アテルイの郷」として売り出しているようだ。
 
このモニュメントはなに?


跡呂井という地名まであって、そこに建つ神明社には記念碑もある。

神明社

 アテルイ王1200年祭記念碑



この田んぼの向こうに北上川がある。
アテルイ率いる蝦夷軍が、紀古佐美率いる10万の朝廷軍を散々にやっつけたのは、この巣伏といわれるあたり。





市内には、前九年の役(アテルイ達の250年後)ゆかりの日高神社も。



ご朱印


この社の裏手には、源頼義・義家親子が太刀を洗ったと言われる川がある。
御大将自らが白兵戦を!?と、甚だ疑問はあるが。



アテルイの話に戻る。

北上川の対岸(河東)の行き、砦跡に建つ出羽神社へ。




その先にある慰霊碑まで行くと、眼下に北上川と胆沢の眺望が素晴らしい。
朝廷軍の陣立ても手に取るようにわかったことだろう。




目の前には、新幹線の水沢江刺駅がある。
ここ、水沢は南部鉄器の本場だ。
駅前には、地場産業振興の交流施設「キューポラの館」。
http://www.ginga.or.jp/%7Eimono/kyupora/kyupora.htm
 入館料200円。




南部鉄器の始まりは、清衡が近江より職人を呼び寄せたのが起源らしい。
たしか、我が地元栃木の佐野も、かつては『東の天明』と言われるほどの鋳物の産地で、本家は近江だった。
その起源は、かの俵藤太・藤原秀郷。
気になって系図を調べてみると、どうやら奥州藤原氏は秀郷の流れのようだ。
急に、岩手と栃木が近づいた気分になった。


ようやく腹が減ってきた僕は、地元●級グルメ?の「卵めん(タマゴメン)」を。
水の替わりに卵を使っているそうだけど、そのわりには白い。卵白だけということか?
ザルそうめんといった代物でした。




(蝦夷のあしあと その4)



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