栗太郎のブログ

一人気ままな見聞記と、
手づくりのクラフト&スイーツ、
読書をしたら思いのままに感想文。

ひとりで気ままなぶらり旅へ。

2019-07-10 03:26:19 | 見聞記 箱根以西
5月。チベットだけでは物足りない僕は、ほぼ何も決めず一人旅に。ただ、結果的にひと月以上というあまりにも長い旅になった。それを全部いつものようにまとめることは、途方もないことになってしまうために躊躇。そこで1日ごとの旅程をまとめたノートを並べて報告とします。5/14~6/16 34日間。トータル走行距離7300km。1日目 宇都宮→安曇野→糸魚川→小矢部泊2日目 倶利伽 . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(8) 成都、朝の散策

2019-05-09 05:14:06 | 見聞記 箱根以西
旅行6日目、最終日。もう今日はお金もないので、ホテル周りの散歩と決め込んだ。朝の8:00前に行き先も決めずにぶらりと出て、川沿いの遊歩道をのんびりと。一環路という大きい通りにでれば、出勤ラッシュ。青羊宮。道教の始祖、老子が青い羊を連れて通ったという伝説が残る道教寺院。外から見るだけです。その脇にある門から入ると、緑豊かな文化公園。中では太極拳で体を動かしている老人たち。また通りに出て、大きな交差点 . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(7) 成都、武候祠

2019-05-08 02:35:58 | 見聞記 箱根以西
ホテルから武候祠へ。車中より、成都の街並みを楽しむ。  17:00前に武候祠の入り口に着くと、Sさんは車内の小銭を物色し、僕に20元くれた。これで残金90元ちょっとになった。交差点には、大きな壁がある。この奥に劉備玄徳と諸葛亮孔明が祀られているのだ。「三国聖地」の大きな石碑。入場料は50元。正面入り口の額には「漢昭烈廟」とあった。劉備玄徳のお墓という意味。僕が到着した時刻は遅いような気 . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(6) 成都、パンダ基地

2019-05-07 18:06:33 | 見聞記 箱根以西
旅行5日目。 7:00にロビーでNさんと待ち合わせ。ラサ川越しのポタラ宮とお別れが、寂しさを誘う。高速に乗ると、西の空にはまだ月が残っていた。8:00過ぎに空港着。ここでNさんと別れ際、お世話のお礼に『チベット 指さし会話帳』をプレゼントした。チベットガイドをイラスト付きで日本語で紹介してある、見ているだけでも楽しい本。少しでもお役立てれば。 搭乗手続きは窓口がいくつかあるが、パスポートのみで . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(5) 大昭寺とふたたびバルコル

2019-05-07 01:09:46 | 見聞記 箱根以西
さて、ラサで最古刹の寺院、大昭寺へ。別名、ジョカン寺。門前、市をなす賑わいの参道で、漢方薬の店先で目に留まったものがあった。真っ赤なさやえんどうを干したもの?それにしてはデカいぞ?と思っていると、察したNさんが「ヤクのおち〇ち〇」と耳元でささやく。こんな長いの? 強壮剤にでもなるんだろうなあ。「ヤクは、全部使います。肉も、皮も、角も、おち〇ち〇も。ふふ」。Nさんはちょっとはにかんだ。さて、正面右手 . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(4) ヤムドゥク湖

2019-05-04 17:43:28 | 見聞記 箱根以西
旅行4日目。朝7:00に起きて外をのぞいた。屋根に飾られたタルチョが風にたなびき、西の山は朝焼けに染まっていた。その上に、まだ満月が隠れずにいた。いいのか、こんな爽やかな気分にさせてもらって。8:30過ぎ、チベット仏教三大聖湖のひとつ、ヤムドゥク湖へ。湖までの足としてNさんが車を手配してくれた。オプション料金は1800元、日本円で33,000円くらいになる。ちょっとたかいのか?と思ったが、ラサから . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(3) ノルブリンカ、セラ寺、バルコル

2019-05-03 17:19:37 | 見聞記 箱根以西
広場からタクシーを拾い、ノルブリンカへ。タクシー代は10元、とにかく安い。先に腹ごしらえをしようと西安料理の店に入る。日本ではお冷というところ、こちらでは温かい粥汁がでてきた。味はついてない。玉子麺を頼んだ。一杯17元。これまた安いよ。そこから歩いて、ダライ・ラマ法王の夏の離宮、ノルブリンカ。中では、林に囲まれた芝生の上で幼稚園児が散歩の最中。緑が少ないラサ市内にとっては格好の緑地。ポタラ宮からそ . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(2) ポタラ宮

2019-05-02 17:14:36 | 見聞記 箱根以西
旅行3日目。   ラサで初めての朝。窓から見た空は澄みきっていた。なんか今、この空が自分だけのものになっているような気がして嬉しくて仕方がなかった。朝食バイキングを食べて来てから、処方された薬を飲む。けっこう多い。9:00にロビーでNさんと待ち合わせ、タクシーでポタラ宮まで向かう。料金は100元。ポタラ宮の敷地内に入るのには、まず西側の検問から。     . . . 本文を読む

チベット巡礼の旅(1) 成都からラサへ

2019-04-30 21:38:29 | 見聞記 箱根以西
僕は3月で仕事を辞めた。 いきさつはどうあれ、連休がとれない職場だった。辞めると決めたとき、旅に出ようと思った。国内をゆっくり周るのもいい。だけど、この際まずは海外に行ってみよう、と思いついた時にまっさきに頭に浮かんできたのが、チベットのポタラ宮だった。いくらくらいで行けるのだろうとググってみると、6日間で14~16万円くらいと安値のツアーを見つけて鼻息を荒めた。準備費用や持っていく現金を考えて . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、みたび(5) 山科

2019-03-31 15:21:10 | 見聞記 箱根以西
山科の町中に入る。ちょうど盆地の中央あたりに、従来、坂上田村麻呂の墓と言われている史跡があり、公園になっている。その名も、坂ノ上田村麻呂公園。中に入っていくと、公園の真ん中にきちんと囲われた区域があった。寄ってみると、こんもりと盛られた墳墓だけがある。ずいぶんと殺風景だなあと思ったら、周りの木が伐採されていたからだった。おそらく小さくても静かな森だったのだろう。これも台風の影響か? 墓は、着ていた . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、みたび(4) 百万遍知恩寺、新熊野神社、大石神社

2019-03-21 14:01:23 | 見聞記 箱根以西
比叡山から下りてきてレンタカーを返却し、四条大宮界隈を散歩した。街は、まもなくやってくる年越しを迎える気分であふれていた。この晩はとくにどこも予約をするでもなく、新京極をぶらぶらと。落語の発祥と言われる誓願寺。ぷらぷらと三条まで歩いてきてしまったところで懐かしい横綱ラーメンの幟を見つけ、店中に入る。ここは、大阪勤務の時代によく寄ったラーメン屋だ。かつて友人S一郎をはじめて連れて行った時、彼はスープ . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、みたび(3) 比叡山

2019-03-07 21:37:28 | 見聞記 箱根以西
二日目は、大晦日。J君と太郎ちゃんと三人で、レンタカーを借りて比叡山へ。もととも、八瀬からケーブルカーで登るつもりだった。ところが、山内を走るシャトルバスは冬季休業だという。歩いて行くと選択肢を考えてみたが、東塔と西塔は近いので問題ないが、まさか横川までともなるとさすがに距離があり、無理があった。だからと言って予定から横川を外すつもりはない。「じゃあ今度の機会に、」なんてあてにしていないからだ。そ . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、みたび(2) 真如堂、金戒光明寺、光秀の首塚

2019-02-12 18:02:14 | 見聞記 箱根以西
J君と別れた僕は、すぐ近くの真如堂へ。正しくは、真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)という。世に極楽寺と名乗る寺は多けれど、うちこそが正真正銘の極楽寺、という意味。ゆっくりブレイクタイムをとっていたので、本堂前に着いたときはもう15:30を回っていた。拝観受付が終わった後で、本堂の扉をバタンバタンと閉めだしている。拝観はあきらめて本堂の後ろに周ると、少し前まで枝木を彩っていたであろう紅葉の葉が、あた . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、みたび(1) 鞍馬寺、貴船神社、御所を守る表鬼門の猿たち

2019-01-31 02:34:00 | 見聞記 箱根以西
今年の年越しもまた、J君と京都に出かけた。いつもの夜行バスで朝6:00過ぎに京都駅に着く。市バスに乗り、賀茂大橋を渡り、百万遍にある宿に向かう。宿で荷物を降ろすとすぐに出町柳の駅から叡山電車に乗り込んだ。電車の車両は縦長で狭い。おまけに片方の座席は、わずかに斜めに角度をつけて窓の外に向いている。随分と変わった配置だ。景色を楽しめるような工夫であろう。岩倉を過ぎたあたりから外は白いものが目立ちだし、 . . . 本文を読む

そうだ行こう京都の旅、ふたたび(9) お西さん、お東さん、京都タワーに東福寺

2018-08-11 01:36:27 | 見聞記 箱根以西
朝、宿を出て東寺にやってきた。しかし。疲れのせいか気分が乗らず、超一級のホトケさまともひととおりお目通りが叶ったのだが、それでもエンジンがかからない。なので、ここの見聞記はなし、とします。いつかあらためて。そしてこのあと、J君とは八条油小路の交差点で別れた。J君は一路、嫁さんのYちゃんの実家に行ったのでした。さて、一人となった僕はてくてく大宮通りを北上し、龍谷大学の裏手を通り抜け、南側から西本願寺 . . . 本文を読む