ひねもす のたりのたりかな

2009年09月23日 | 日々のこと
シルバーウィークの後半に淡路島の南淡 にのんびりしに行ってきました。

高速1000円の恩恵に与る人々で、渋滞も覚悟でしたが案外スムースに往復できました。

お宿は昨年お世話になって、新鮮な魚が美味しかったのでまた今年もそちらに。

ツルツルのお湯に滞在中ゆっくり3回浸かり、リフレッシュできました。

翌日はお宿近くの魚釣り公園に・・・あいにく満員で人数制限ありとなっていたので

他の皆さんが釣ってたのを見て、公園をずっと先に見る堤防で釣り始めたら・・・



       

あれよあれよで、なんと私でも釣れるくらいの入れ食い状態

もうこれはわざわざ公園に一人1000円払って入る必要なしと、200円でエサを買い

なんと2時間半も楽しめました。


        


サバとアジが多かったですが、小さな鯛も釣れて、さすがに可哀想なのでそれはすぐにリリース

結局30匹以上釣れて、こんなに釣れたら「釣りっておもしろい」って思えましたよ。

海の幸は氷とともに、車に載せられ・・・。


         

快晴ではなかったですが、風が心地よくて淡路島と徳島を結ぶ鳴戸大橋を眺めながら

垂れた釣り竿をみてると穏やかで、「ひねもす のたりのたりかな」とふと浮かんだり。

芭蕉が詠んだのは「春の海」ではありましたが、兵庫県は須磨から瀬戸内をのぞんでのことなので

おそらく同じ方角の海を眺めてたのかなと思うと、時間を越えて風を感じる不思議さがあります。

ひねもす とは 終日とか一日中だったかと思いますが、一日中のんびり過ごすのは

なかなか難しい現代人ですね。

それにしてもこんな風にとりとめのないことを、海を眺めて想い巡らせる時間に

感謝しなくてはと、一応結びまでたどり着いた旅でした。