単純

このところなかなか昼間に行けないので、時折参加のナイターのテニスレッスンでのこと。

昼間のクラスと夜のクラスでは、ガラリと顔ぶれが違う。

昼間はもっぱら主婦が多し。夜は男性陣とＯＬさん、学生さんがほとんど。

その日も仕事帰りのサラリーマン、高校生男子、中学生女子に混じって主婦は私だけ。

レッスンも中盤にさしかかり、いい汗かいたと思ってたところに中学２年生の女の子が話しかけてきた。

　　　　　　「好きな人・・・いるんですか？」


一瞬誰に言ってるのかわからず、キョロキョロしてしまい、それが私に向けられたとわかると思いっきり

　　　　　　「へ？」

と自分を指差し、かなり間抜けな顔をしてしまった・・・。

彼女がこくりとうなずくと、横で聞いてたコーチがクククと笑いをこらえきれずに逃げてった。

こんな質問、いったい何十年ぶりにされたのだろう。

というより、こんな質問からは一番とお～～～～～～いポジションにいるであろう人です、私。

だからこそ、単純に嬉しかったなあ



さて、彼女になんと答えたか・・・


　　　　　　「好きな人はたーくさんいてるよお。」


つまらない大人の答えだなと思われるかと思いきや、

　　　　　　「すっごーーい」


だって・・・。おばさんはまたまた単純に喜んで、彼女より年上の娘に「こんなこと言われた～！」と

歓喜の報告をしたのでありました～。　ヤッホー

明日

明日がくるのは当たり前ではないこと。

奇跡ともいえること。

思い知ったはずなのに、つい忘れてしまう。

６月がくるとあらためて・・・。

「ちゃんと生きていますか？」と尋ねられているような気がする。


大切な人にもまた明日がきますように。

そう願いつつ今日を見送る。


「じゃあまた明日ね。」

心をこめてそっと手を振る。

目指すところ・・・

「あなたの顔を見てるだけで、ツライ事をす～っと忘れられる。」


こんな言葉を言われた嬉しい日。


あらためて思い返せば、これ以上の褒め言葉ってあるかな～。


サイコー。


こちらこそツライ事が吹き飛びました。


たとえば仮に容姿や身なりを褒められたってこんなに嬉しくはないな。


いくらでもそばにいます、私でよければ。


ツライ事をどうぞ忘れてね。


そうだな。


目指すところ、さりげなくまたそんな言葉をかけてもらえる人でありたいな。