言の葉ひらひら - Wordy Leaves Dancing

「はじめに言葉があった」
"In the beginning was the Word."

本乃葉虫子の生活

2006-01-30 | 本の葉
ある本に書いてあった、あるユダヤ人の考えさせられる言葉です。

「本をその表紙で判断してはいけない」ということわざがある。しかし、私はさらに、社会的なことに関しては「本をその中身で判断してはいけない」と言いたい。本はそれが引きおこす結果-人々にどういう影響を与えるか-で判断しなければならないのだ。

私は子供の頃から母に「本野虫子ちゃん」と呼ばれるほど本好きでしたねぇ。(今じゃほとんど「積読屋」ですが・・・)それらの本達に影響されたことは言うまでもありません。小学生の頃、私の作文を読んだ担任の先生が一言、「今、あなた宮沢賢治読んでるでしょう。」いい意味でも悪い意味でも、影響されやすいんですね。(やっぱところてんつきだわ)

大人になってからは、フィクション以上にセルフヘルプ系の本をよく読むようになりました。「どうやったら時間を有効に使えるか」とか「整理整頓するための本」とか「生き方についての本」とか「コミュニケーションスキル本」とか「恋愛のための本」とか。より良いクリスチャン・ライフのための本も結構読みましたよ。「とりなしの祈り」とか「宣教」とか「みこころを知る」とか「聖い生活」とかその辺りの。でも読後に自分がそんなに変わったかというと・・・うーん、微妙。どんな本なのか人に説明はできても、自分自身が「そうだよな~!」と感銘を受けていても、実際の生活はそんなに簡単には変わらないのです。本がその内容ではなく、それが引きおこす結果、読者への影響力で判断されなければならないとしたら、星二つくらい減らさなきゃいかんわ。でもそれは本が悪いのではなく、私の意志が弱いだけかも・・・ しかし聖書はやっぱ別格ですよ。ディボーションであんまり意味がわからなかったとしても、なんだか聖書読んだ日は読んでない日と違うぞな。

ところで嬉しいことに最近、本虫仲間が増えまして、"Let's swap!"って本を交換してます。アメリカ人のクラスメイトで熱烈な村上春樹ファンがいて、英語パージョンを取りかえっこしたり、(私はファンではないけど、一部の表現方法が好きなだけ。でも彼のエッセイは面白い)別の友達とも本の嗜好が近いことがわかり、クリスチャンライフ系の本を貸し合ったりしてます。せっかくブログやってることだし、ここでも本野虫子改め本乃葉虫子の感想をシェアしていこうかな。皆さんの「こんな本はいかが?」的なコメントも大歓迎です! 一緒に「本の葉」をかじって大きな虫、いえいえ美しい蝶になりましょう!