暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

散歩

2024年09月22日 | 古民家
 ゴロゴロさんが雲を走って・・・おひさま口笛空から眺めて・・・
ザブザブ雨におにぎり頬張り・・・嬉し顔で流れる雲は・・・
今日の風向きオデコで受けて・・・行き先決めて腕を回す・・・。

光の粒を両手で救い・・・投げて広げて散らした町は・・・
屋根の下の明かりの輪の下で・・・笑顔を並らべてテーブル広げ・・・
夕暮れ外灯スキップ踏めば・・・小さな手の中、編んだ手袋と・・・
笑いのタネを摘まんで植えて・・・背丈を超えて育った花の咲く道は・・・
まっすぐ前を向いている・・・。

見渡す限りの木の下で・・・川を漕ぎ、丘を越えて涙を拭けば・・・
森の裏に隠れたおひさまの・・・後を追いかけ迷子の雨は・・・
風に誘われ隠れて見ても・・・頭を隠してお尻を上げて・・・
フリフリ笑顔におかえり探し・・・夢の途中に見つけた出先で・・・
今日の出会いと明日の出会い・・・
みんなと一緒で歩き出す。


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大家族

2024年09月21日 | 古民家
 生まれた場所を離れて見つめ・・・
触れて感じる新しい出会いに、夢から覚めた記憶を追いかけると・・・
チラホラ輝く出来事は・・・宝石箱に例えられ・・・
正確に伝えられて教わる嬉しさに・・・
誇らしげで与えてくれる、懐かしい暮らしが・・・
これからの記憶には刻まれるのかも・・・。

宵越しの銭を持たずに過ごし・・・自然相手に暮らしを支えるのは儚いと・・・
大勢が、淀みなく分かち合えるにも大きな限度は訪れて・・・
ひとつ所で落ち着かず・・・浮遊しながら季節を渡るのか・・・
無いものねだりを良しとせず・・・あるがままに暮らすのか・・・。

大家族の子だくさんに・・・慌ただしい毎日と・・・
生きる力の方向を整えて・・・
手に入れ学んだ行き先が・・・教科書の片隅の落書きでも・・・
器用に振舞う笑顔の後に・・・人の繋がりが広がれば・・・
一生消えない輪の中で・・・どちらに廻っても途切れない・・・
人の繋がりは・・・暮らし方で育まれる。

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入れ替わり

2024年09月20日 | 古民家
 和む気持ちを抱えて歩く町並みに・・・
追い風を向こうに、通りは質素に華やかで・・・
特別な飾りは無く・・・野道に咲いた花が並び・・・
打ち水された影をフワフワと、涼にキレイを見つけて・・・
低い軒に、仰ぐ空の深さはより一層遠く・・・
一息歩みを緩めて・・・止まった時間を少し動かしている・・・。

煽る看板に・・・緩む看板・・・
佇まいごと看板もあれば・・・浮かぶ看板もあるようで・・・
目を止めたアイデアに慣れ・・・親しんで歪んだ文字の、元気な言葉に励まされ・・・
整い過ぎて、背丈を越えた町の様子に遅れながら・・・
後を追いかけ、はしゃいだ記憶は夢の中で・・・
失うと与えられるが入れ替わり・・・終着点の無い道に・・・
憧れは追いついていないのかも・・・。

せわしなく暮れる積み重ねに・・・町の様子は躍り始め・・・
まだまだと愚痴りながら・・・もう過ぎてしまうと懐かしみ・・・
恋の入れ替わり程悲しく・・・愛される待ち遠しさ程夢見て・・・
手刻みの暮らしに追いつき・・・掘りつくした先に見える未来は・・・
写真よりも、手書きの暮らしに戻ろうと・・・
リアルすぎる埋もれた現実に・・・手仕事を探している。
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余る

2024年09月19日 | 古民家
 未来で大人を隠す時・・・みだらな言い訳に声を落としてしまい・・・
立ちくらんだ理由を探し始めると・・・
見えない心の内に影は宿り・・・真っ暗闇の渦に見舞われるけれど・・・
素直になれない事情は、益々浮き彫りに・・・
子供の心に落とされた・・・鍵のありかは見えて来ない・・・。

権力に救われ落とされる・・・急転直下の暮らしに惑わされ・・・
安寧、豊かな歩みを退屈と比べれば・・・
風味豊かな田舎の暮らしと・・・毒々しく華やかな都会の刺激に奪われて・・・
時代を背負う始まりは・・・
豪華に並ぶ・・・貢物で溢れる姿に心は奪われてしまうのかも・・・。

一汁一菜に贅沢を覚えるには・・・余り過ぎた派手さを受け止めて・・・
かざした手の平で・・・足りる暮らしに寄せて見る・・・
十分すぎた、足るに声を掛け・・・見分けのつかない過ぎた暮らしをせき止めて・・・
いくつが幸せか数えた時に・・・過去の大人を顧みる。

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うさぎ

2024年09月18日 | 古民家
 探し物の中に、自分勝手な物語を綴り・・・
ありもしない想像が・・・現実にはならないけれど・・・
頭を走り回った遊びは・・・カタチを変えて暮らしに落ちて来ると・・・
子供時代のおもちゃが色を取り戻し・・・世界を変える技術を造り・・・
持ち込まれた、不思議の暮らしを探して冒険を続けては・・・
大海原に出掛けて行く・・・。

月を仰いで目を閉じて・・・感じる気配を押し殺し・・・
狭い空では受け取れない・・・アンテナを高く掲げては・・・
小さな色を探して背伸びをしてみても・・・
ピカピカ刺さる満天の星に・・・霞む月夜の光を浴びて・・・
重く太った月見の濃さは・・・体のどこかをくぐり抜けて来る・・・。

自然の出来事を突き放すのか・・・手に入れ、物語を造り始めるのか・・・
見間違いも・・・想像した後も・・・
乾いた目に映る・・・映画の一部も、TVの記憶の奥底も・・・
潤んで夢見る、幼稚な大人が描く子供の世界が面白く・・・
ひっくり返したオモチャ箱の端っこに・・・
歪んだ粘土のカタチはウサギか恐竜か・・・
素直な目で見る月の真ん中に・・・夢みる姿が映ってる。

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