暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

声を聞く

2019年10月24日 | 古民家

 朝昼晩と・・・上下の激しい気温変化が続いていますが・・・

そろそろ、木枯らし1号が吹く季節になってきました・・・。

秋らしい日が続く余裕も無く・・・冬が来て・・・春の気配が感じられるかと思えば・・・

あっという間に夏が訪れ・・・

日本文化を表すような・・・曖昧な季節の挟間を楽しむ・・・四季の移ろいが薄らいでいます・・・。

高温多湿な日本の、夏を旨として・・・住まい造りは考えられて来ました・・・。

火事や地震・・・災害大国に暮らす者として・・・住まい造りに対する創意工夫は時代と共に変化し・・・。

この数十年の間に・・・耐震の基準や火災に対する町作りも大きく変わり・・・・・

感覚や経験で培って来た技術は・・・計算や解析で結論付けられ・・・

建物が建てられそうもない場所に・・・人が暮らすような場所では無い所にまで・・・・

人が棲み家を求めて・・・溢れかえるようになりました・・・。

暖かい部屋で・・・炬燵に入って食べる冷たいミカンや・・・アイスクリーム・・・・

とても美味しく頂いていますが・・・・

極寒の吹雪の中・・・家に入ればTシャツ1枚での暮らし・・・・

エアコン無しの暮らしをしなさいとは言えませんし・・・・

暖房の無い部屋で過ごせとも言えませんが・・・最低限の暮らしを考えても良いのかと思います・・・。

自然の声は小さく・・・気が付かなければ、あっという間に通り過ぎ・・・

でも・・・気付けば、その変化の大きさ・・・存在感に圧倒されてしまいます・・・。

雪景色・・・波打ち際・・・紅葉の山々・・・土を押しのけ芽吹く草花・・・

変哲もない1日でも、確実に変化して・・・・あっと言う間の1年であっても・・・・

365日分の変化は集大成になり・・・上下の激しい気温以上の変化と成長があります・・・。

真綿に包まれた住まいでは・・・成長の息吹も・・・

変わり行く自然の声も・・・聞こえてこないような気がしてしまいます。。

 

 

 

 

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