暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

遺産

2024年05月17日 | 古民家
 忘れられた場所に心は集まり・・・
夜毎、座談会が開かれると聞く・・・
永遠を駆け抜けた暮らしの跡は、家族そのものに・・・
集いの数だけ・・・どこか、大人のいやらしさや・・・
歴史の必然があるとしても・・・
人のエゴに載せられた人の欲の渦が・・・
後に、アートと思わせるほどの遺産を造り・・・
今もそこかしこで・・・語りは続いている・・・。

白黒光る目に・・・2℃低い廊下を歩く薄暗さは・・・
古びた病院を想い出し・・・
低い天井の雑な仕上がりは・・・勢いある時代と、止まった頭にうんざりし・・・
100年も前から建ち続ける祠と同じくらい変わりなく・・・
囲われた建物に守られ、居心地良く・・・変わらない時を過ごしているのかも・・・。

止めた時間か・・・無くした時間か・・・
歩みに疑いなく・・・変化を求めない何者かが、唸るほど住み着いて・・・
躍らせるには多すぎる歴史に・・・人の時間は色を無くし・・・
踊る欲望が祈りに移れば・・・集まりで交わした約束も真実に成り得ると・・・
ウソと偽りが文化に化け・・・遺構や遺産に育ち上れば・・・
探し出された悪戯の跡に・・・誰が始末で締めるのか。
コメント
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