寂しい笑顔のその対は・・・笑いを広げた裾野から・・・
片目で睨んで泣き出して・・・笑いに変えられるほど強くは無く・・・
何処かでつじつまと・・・出会える暮らしを探している・・・。
その都度指折り、出会いの数は・・・いつか別れて、どこかで知って・・・
両手ほどに残れば幸いと・・・一生かけて探し続けても・・・
星の数ほど見上げる中で・・・一つ・二つとこぼれ落ち・・・
おどけた言葉で交わした出会いに・・・とどのつまりと癒される・・・。
住まいに人の声が騒ぎ出し・・・世代を超えて巧みに暮らしが寄り添えば・・・
喜びも悲しみも・・・苦しみさえもギクシャク笑い・・・
超えられない歴史の隙間でもがいても・・・残された文化の風がやんで取り残されても・・・
託して望まない暮らしを迎えても・・・
頼りない姿は空に向かって・・・途方もない想いの中で巣立って行く。