はにかんだ笑顔に救われる・・・
ぶっちょう面の面々が並んで、美の基準は両手ほどに別れながら繰り返し・・・
身振り手振りの求愛も・・・苦しんでいるのか、踊っているのか数えるほど・・・
解読不能な種の保存は・・・解り合えない壁で造られている・・・。
文化の違いと言えども新旧で・・・選ばれる違和感は否が応でも・・・
認めてしまうには恥ずかしく・・・勇んで語った時代の暮らしを後悔して・・・
想い出の慰めに悪ぶって見ても・・・
誰もが一緒に歩いた道を・・・角度を変えて戻り始めると・・・
何度も繰り返す流行りの古さに戸惑いながら・・・
知らない世代の文化は、一歩先を越えて押し寄せて来る・・・。
伝統の技術が残される住まいが無くなる度・・・
優秀な先生を惜しむように・・・亡くして生まれるその他大勢は・・・
建ち並べばドミノのように・・・カチカチと積まれて倒されて・・・
町並みが変わる程の模様替えに・・・僅かな努力は届かなく・・・
歴史の重さは途端に軽く走り出し・・・経験の頑固さが町をひと吹きで変えてしまえば・・・
押し寄せる人と若者は・・・目新しさに振り向いて・・・
求める先の矛先は・・・チグハグにすれ違って行く。