暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

反面

2023年11月24日 | 古民家
帰ろうと・・・思い悩んで足踏みをして・・・
帳の降りる・・・空の気配は遠く向こうに・・・
街灯の・・・頼りない灯しに引かれてパラパラ躍り出る虫たちも・・・
季節を過ぎて、力無く舞い踊り・・・
オレンジの薄暗さに・・・顔を求めてはしゃぎ廻れば・・・
帰りを呼ぶ声に甘えて・・・静かな家路と頬を寄せる・・・。

我を忘れるほど・・・夢中になれる時間は一瞬で・・・
1日の24時間を頂きなから…・・・48時間を求めて・・・
70時間は必要ないと言いながら…・・・1週間では物足りなく・・・
行き先の見えない暮らしに憧れて・・・力半ばで迷いもあれば・・・
尊い出来事は無理維持の・・・夢のまた夢のあこがれ・・・。

無数の命を駆けのぼり・・・手にする小さな一つの輝きは・・・
無防備な心を撫でられて・・・硝子の階段を預けられると・・・
初心な命をもて遊ぶ・・・魑魅魍魎の館で居座る影たちが・・・
頬杖ついて眠っている後ろで・・・泳ぐ言葉も空を染めて・・・
急ぎ過ぎる駆け足に・・・間に合わない暮らしの足取りは・・・
空回りの目隠しに声を掛け・・・帰りを待つ子供の様に泣きながら・・・
叱られる子供の毎日は・・・反面教師の姿が見えて来る。



コメント
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