暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

比べる

2022年02月17日 | 古民家
 比べられると、あまりいい気はしないモノで・・・それが仲が良い友達とならなおさら・・・
容姿や性格に・・・成績や運動神経・・・比べる事が問題有りと言われてしまう時代・・・
自分が住むお家も・・・見た目を比べられ、間取りや使い勝手を気にされて・・・
それでも、建物にあれこれと意見を言っても・・・いじめられないのは、比べる相手が建物だからなのだろうか・・・・?

耐震の強度が素晴らしく良い建物は・・・小さな窓は多くても・・・
開放的な窓は少なく・・・縁側のある掃き出し窓を作るにも一苦労で・・・
開放的な古民家の住まいに・・・高気密の機能はとても似合わない・・・。
命を守る住まいが命を奪う訳には行きませんが・・・
住み心地の良いお家と・・・安心安全なお家とは、イマイチ相性が良くないのかも知れません・・・。

色とりどりの景色が広がる町には・・・性格の違う住まいが建ち並んでいて・・・
個性豊かな生活が並んでいても・・・自然を追い詰める暮らしが少なからず残されて・・・
時間の流れに寄り添う住まいがどれだけ残されているのか・・・?
人の住まなくなった住処が、自然に還るのはずいぶんと先に思えて・・・
快適な住み心地と思える佇まいほど・・・その時間は長いように思う・・・
比べる目線のその先に・・・見えているモノが何か、大切な暮らしとは何か?・・・気付いてほしいと思います。



コメント
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