暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住宅事情

2018年02月25日 | 古民家

 自然乾燥材・漆喰・土・瓦・・・

住みたい家の基準は人それぞれで・・・冬暖かくて・夏涼しい住まい・・

他にないような変わった住まい・・・

使う勝手が良くて設備の整った住まい・・・自然素材に囲まれた健康的な住まい・・・

住宅事情があまり良くない時代は、雨風がしのげて・・・

安心して休む事が出来る住まいで良かったのだと思います。

炊事場・お風呂・便所など、共同だったものが住まいの中に取り入れられてきて・・・

銭湯がある暮らしも・・・ご近所さんとの貸し借りも・・・冠婚葬祭のやり取りも・・・

便利になった分、無くして来てしまった文化や暮らし方がたくさんあります。

安心・安全に暮らせる住まいを望んで、出来た基準が、高気密工断熱・耐震補強・シックハウスなど・・でした。

それでも一部の方々が、安心して暮らしていける住まいとは本当にそこが大切なところなのだろうか?

疑問に持つ人も多くなってきています・・・

どうして、自然乾燥材が良いのか・・・漆喰を使う意味は・・・知らない方も多いですが・・・

新建材が使われてきた年数よりも、もっと長く使われてきた素材です・・・

手間がかかる・・・造る手間がかかって高価だから・・・そんな理由がほとんどだと思います。

良いい家に住んでも、人との関わりが無かったら、それは良い暮らしとは言えないですし・・・

子供も、住まいも、地域もみんなで育てて、次の世代に残していく事が大切だと・・

町おこし・地域活性に取り組んでいる方々は解ってられるとおもいます・・・

でも、じわじわと時間が流れて壊れてきたものは、その倍以上の時間と手間を掛けていかないと

元のように戻る事はありません・・・理解されていない多くの事を、もっと知って頂けるように・・・

力を与えてもらえる仲間と一歩づつ進めていくことと、共有出来る仲間を作る事が大切なんだと思います。

コメント
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