里親の習慣が残っている地域があります・・・
十代の時期、少し離れたご近所さんのところで数年間生活を共にします・・・
親が2人出来る感覚のようです・・・?
自宅が自営か事業をしているところでは、修行の意味合いで、数年他社さんにお世話になって・・・
仕事の大変さや大切さ・・・人間関係を養います・・・。
里親の制度が何故今も続いているか解りませんが、親のありがたみなのか・・・
実の親には言えない様な事や、十代の想いを里親には素直に言えるのか・・・?
地域で子供を育てるよい風習だと思います。
最近の修学旅行で体験学習なるものがあって、地方の古民家のようなお宅に1泊して・・・
農業や畜産、昔ながらの手作り体験などをします・・・
多くの生徒さん達を受け入れてくれる、その地域の仕組み造りもすばらしいと思いますが・・・
実際受け入れる各ご家庭の方々にも頭が下がります。
大家族の時代は、体験学習のような暮らしが、ごく当たり前に生活の中にあって・・・
時代の流れで核家族化が進んで、世代が違うもの同士、地域での取り組みが希薄になってきて・・・・・
今、体験という形で取り戻そうとしている気がします・・・
昔ながらの暮らし方は、けっして楽な生活では無く・・・
苦しくて・大変な作業や・暮らしの部分も多いかもしれませんが・・・
大らかで、大きく受け止めてくれる寛容な心持があるのかな、と思います・・・
自分はそんな心で、生活出来ているのかな・・・・・