卓球の楽しみ

高校時代に卓球のクラブへ入り３年間過ごし、卒業後はスポーツは何もしていませんでした。４０才少し前に、お腹が出てきたので運動をしようと思いました。私の出来るスポーツは卓球しかないので、出来るところを捜したところ、駅前の勤労福祉会館（今はカメリアプラザになっています）にクラブがあることを聞きました。そこに入り、クラブは違いますがそれから２０数年卓球を続けています。５０才までは一生懸命やりましたが、病気をしてからは卓球３０分、仲間と呑むのが１時間３０分の楽しみを続けています。
何の気遣いのない仲間との飲み会は楽しみの一つです。卓球の話、世間話と毎回盛り上がります。卓球も楽しいですが、気楽な飲み会が楽しくて続いています。
今は、初心者の方を教えたり、相手をしたりで過ごしています。
卓球は手軽に出来るスポーツです。しかし、やればハードなスポーツであり、下手でもそれなりに楽しめるスポーツです。少しの時間の都合が取れれば出来ますし、道具は安いです。年を取っても自分のペースで出来ますので可能です。うちのクラブは亀戸５丁目の水神小学校で毎週水曜日にやっています。月の会費は５００円です。殆どの人が勤め人で、３０分でも時間があればやりに来る人も居ます。７０歳前後の人も、耳の悪い人も居ます。時間は７時から９時まで、好きな時間に来て、好きなだけやって、自分の都合で帰ります。自分の能力に会わせて相手がいますので、自分にあった人とそれぞれ楽しめるスポーツです。


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蔦温泉の旅

夏休みに青森の蔦温泉に車で行ってきました。
蔦温泉は十和田湖から奥入瀬の渓流を抜けたところです。８月１３日の２時４５分に家を出て、東北道から八戸自動車道より十和田市に入りました。途中混んでいましたので高速だけで、１２時間程かかりました。
十和田市の現代美術館に寄りました。ロン・ミュエク作スタンディング・ウーマンの４メートルある巨大な生々しい女性像など展示物で楽しめました。
十和田市より１時間ほどで蔦温泉に着きました。蔦温泉はブナ林に囲まれた一軒宿です。近代的な３階建ての建物もありますが、古い建物は斜面に沿って建てられているので、玄関から３階の高さまで階段で登らなければなりません。温泉は無色透明でサラッとしたお湯で、木の浴槽の床から湧いてきます。湯に入るときは熱く感じますが、暫くすると丁度良く感じられます。浴室には四角く仕切られた上がり湯があり、その湯で体を洗います。時間で男女入れ替えになる古い浴室が一つと、男女の新しい浴室が各一つあります。ここで３泊しましたが食事も良く、仲居さんの対応も良かったです。
近くに有名な谷地温泉、酸ヶ湯が有ります。他にも、車で少し走れば幾つもの温泉に行けます。
蔦温泉の周りはブナ林で、蔦六沼があります。沼巡りは一時間３０分ほどで出来ます。ブナ林は緑で美しく、さわやかでした。
八甲田山にケイブルカーで登ってきましたが、曇りのため景色はだめでしたが、ボランティアの案内で山頂巡りをしました。いくつもの植物のことを聞けて参考になりました。説明がなければ、何も分からないで通り過ぎてしまうところを教えてもらうことで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
近くの奥入瀬に行きましたが、途中から、雨が強くなり川は濁流になってしまいました。早々に帰りお風呂でのんびりしました。
２日ほど途中から雨に遭いましたので、風呂に入り読書で過ごしました。
「法量の銀杏」を見てきました。いつも旅行に行った時、行った場所の近くに巨樹・巨木があれば、見に行きます。この銀杏は何本も地面から枝を出し一束の大きい木になっています。木に行く手前に鳥居があり、木の根本に社があります。昔からご神体として祭られているようです。巨樹を見に行くとこの様なことは良くあります。いにしえより日本の信仰はこの様な形です。大きな山、岩、木など神が宿ると考えて信仰していました。
帰りは黒石市に寄り「ガンギ」等を見ました。黒石ＩＣを５時にでて途中仮眠をして、朝の４時３０分に家に着きました。毎年、この時期に車で出かけていますが、これほど混んだのは久しぶりです。東北道は混みますね。

犬・猫と住むための住居にお薦めの本

犬・猫を家で飼おうとした場合は、住まいにそれなりの設備が必要です。それを細かく説明しているのがこの本です。
「犬・猫の気持ちで住まいの工夫」金巻とも子著　彰国社刊です。
犬・猫と住むために住まいを改造したり、新築することを考えている方に参考になります。
一級建築士の著者がドックトレーナーや獣医師などの知識をくわえて、建築士として人と犬や猫がお互いに快適に暮らすのにはどうしたら良いかを考えた本です。
床や壁の仕様やトイレ・サークルの配置等、犬・猫の性質、しつけを考えた住まいの工夫が沢山書かれています。
全体的に見るとペット可の物件は少ないですが、近年は数も多くなってきました。ペット可にするにはそれなりの設備や仕様が必要です。普通に人が住むだけの仕様ではペットを飼うには使いにくいし、後々のトラブルのもとになります。そのため、ペット可の物件の場合は犬・猫用の仕様・設備が必要になります。
これからは設備の整った犬・猫用のマンションが多くなるでしょう。


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敷金、礼金ゼロの物件

平成２０年７月１７日の朝日新聞によると新宿区の「不動産会社スマイルサービス」が敷金、礼金、手数料ゼロをうたい文句に部屋を貸しているが、家賃を１日滞納しただけで部屋の鍵を交換されたり、違約金を払われされたとして同社に賠償を求める訴訟を借主らが起こすとのことです。
新聞報道だけで詳しく分かりませんが、借主の弁護士によると同社の契約は「一時使用契約」だそうですが、実体は賃貸契約なので借地借家法により借主は保護されていると言っています。
この業者は「一時使用契約」と言う名目で、借家法の規定を逃れることが出来ると考えているのではないでしょうか。
滞納した時に鍵の交換（借家法では自力救済は出来ません）を行ったり、「違約金」、「施設再利用料」、「生存確認出張料」など理由を付けてお金を払わせたそうです。
「一時使用」ならば、借地借家法の規定が適用されず、民法６０１条以下の賃貸借の規定に従うことになります。「一時使用」は選挙事務所の場合などに使われます。
「一時使用」か否かの具体的な認定い基準については借家法には規定が無く、解釈論に任されています。
判例では諸般の事情から、賃貸契約を短期間に限って存続される趣旨であるか否かを客観的に判断する事で決まっています。使われる実態を考えて判断されています。
この業者は敷金、礼金、手数料無しと言うことで人を集め、「一時使用契約」で借家法の規定を逃れ、色々の名目で稼ごうとの方法と見受けられます。
平成２０年７月２６日の日経プラスワンによると敷金・礼金ゼロをうたい文句に募集している業者で、「施設付鍵利用契約」と言う名目で契約しているそうです。「施設付鍵利用契約」とは「鍵利用権として施設を使用することを目的とし、賃貸権でないので居住権は認められない」と業者の会員規約に書かれているそうです。やはり、１日だけ家賃が遅れただけで鍵を取り替えられ、違約金を２万円支払ったそうです。敷金・礼金ゼロにて客を集め、「施設付鍵利用契約」と言う名目で借家法の適用を逃れる事で、何かあったときにお金を取ろうとの考えのように見られます。
法務省は「契約は利用実態を重視するべきだ」と言っているそうです。
また、弁護士は借家法にも違反であり、消費者契約法にも抵触する恐れもあると言っているそうです。
どちらも、名目を付けて借家法を逃れて、業者の都合の良いように行うとする考えのようです。
敷金・礼金ゼロの物件は気をつけましょう。


内田勝一・山崎敏彦編　「借地・借家の裁判例」を参考とする

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