お世話になります亀戸で不動産

江東・墨田区を中心に仲介の蔵不動産。亀戸で開業して27年です。宅地建物取引主任者・不動産コンサルティング技能登録者です。

旅-青根温泉の旅

2007年01月27日 | 不動産
1月4日より6日まで2泊3日で蔵王の少し奥にある青根温泉に行ってきました。
車が好きで、旅行はいつも自動車で行くのですが雪道が怖いので雪のある場所にはツア-で行きます。今回のバスツア-では行きのバスがハイデカ-で運転席の上に客席があり、ロマンスカ-風のバスでした。一番前の席に座れたので高くて眺めが良く快適でした。お昼を食べにホテルから出まして、「川音」と言う手打ちソバ屋に行きました。車で迎えに来てくれると言うことでしたが歩くのが好きなので、30分ほど坂道をぶらぶらと歩いて行きましたが途中天然の繭を見つけました。枝にぶる下がっており明るいイエロ-グリ-ンです。昔、この繭から作った布を見ましたがきらきらと輝いたグリ-ンの布でした。そばは腰があってうまい手打ちそばで、天ぷらも美味しかったです。青根温泉のお湯は透明で、少しヌルとした湯で温度は高く暖まります。青根温泉は何もない所でお土産屋さんは1件しかありませんが、宣教師の住居だった小さな洋館を移築した建物があります。洋館には観光協会が入っており2階が古賀政男の展示スぺ-スになっています。古賀政男はここで「影を慕いて」を作曲したそうです。青根は今は鄙びたところですが、かっては仙台藩の温泉とかで数百年の歴史があります。
ここ数年、正月はツア-で旅行に行きのんびりして本を1冊読んでいます。2泊3日ですと最初の日と最後の日の半日は行き帰りでつぶれますが、真ん中の1日がまるまるゆっくり出来るので気に入っています。湯にはいったり、昼寝したり、本を読んだり、散歩したり、酒呑んだりして過ごします。今回ものんびりしてきました。


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不動産-不動産から見る相続対策

2007年01月21日 | 不動産
税金は条件等により異なります。よく調べてから行動してください。

経理士に財産の総額を出し、そこから相続税を出して貰い対策を考えます。
1,相続税分の現金を貯め、何もしないことです。
相続税は基本的に現金です。相続税は延納が出来ますが、銀行の利息より利率は安いにしても、それでも大きい金額を払います。現金があったら払ってしまうことです。例えば、持っていた現金を頭金にしてビルを建て、収益金で延納した相続税と生活費を出す計画でしたが、バブルの崩壊で賃貸が上手くいかず支払いが出来なくなりビルを売ることになった例があります。商売に自信がなければお金を貯めて何もしないことです。

2,いつでも売れる土地を持ちます。
別荘地はだめです、そこから収益はあがりませんし、税金や管理にお金がかかり、相続税のみのことを考えれば、かえってマイナスです。対策上は収益をあげる土地でなくてはなりません。相続税を払うための土地は駐車場にするのが良いと思います。駐車場は収益で税金を支払い、いつでも解約して売ることが出来ます。場合によっては物納が出来ます。短期だと言っても店舗等に決して土地を貸すことはしないことです、賃借権が付き相手を追い出すことが出来なくなります。

3,賃貸業で収益と評価額を下げる方法。
土地を持っていた場合、その土地にマンションなりビルを建て収益お上げ、且つ土地の評価を更地より下げることで相続税を安くできます。ひとつの方法ですが問題点があります。賃貸業と言う商売ですから失敗もありますし、成功もあります。銀行の預金のように元本保証で利息が確実に入ってくることは無いのです。返済が出来なくなり、売る羽目になった例を見ています。アパ-ト、マンションなら大きな失敗はないですが、成功のためにはその場所に何を建てるのかが大切ですし、過大な借金をしないことです。借金は総額の3から4割にすべきです。堅実な経営なら大丈夫です。また、若い時なら他の収入がありますので遣っていけます。商売の自信がなければ何もせず現金で持っていて、土地は更地のままで何もしないことが良い相続対策の1つです。

ある程度の財産がお持ちなら、相続対策は若い時からです。若い時は生きるのに、仕事に精一杯でしょう、でも意識は持つべきです。将来の奥さんや子供のためを考えて、憂いがないようにすることです。相続対策は、損害保険や生命保険と同じです。


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不動産-不動産から見る相続税

2007年01月12日 | 不動産
相続税の基礎控除額  5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)

(例) 配偶者と子供2人の場合の基礎控除額
       5,000万円+(1,000万円×3人)=8,000万円

上記のように普通のマンションや、建売りの1戸建てでは基礎控除の範囲内に収まり、多くの人には相続税は来ません。基礎控除を越える財産を持っている方は相続対策が必要になります。
現金の5,000万円は5,000万円に税金がかかります。土地で持てば、5,000万円の土地の路線価はその8割ぐらいの4,000万円ぐらいになります。財産を低くできるので、財産を土地で持つよう勧められますが問題点があります。
(路線価は相続税を計算するための土地の値段です。公示価格の8割ぐらいです。税務署で算出し、閲覧が出来ます。)
良い点もありますが不動産の欠点である流動性の悪さを理解しなければなりません。そして、相続税の基本は現金で支払わなければならないのです。相続人が数人いた場合い、土地で分けることは普通う出来無い事が多いのです。持分で分けることは出来ますが、将来お金が必要になる人が出てきて結局売ることになります。
例えば、100坪の土地に自宅が建っていた場合、もし相続税を支払う現金が無ければ当然自宅を売らざるを得ないのです。売れば税金も来ますし、経費もかかりますし、自宅を売るに伴う色々の心労もあります。
まず、経理士等に自分の財産がどのくらいあり、相続がでた場合はどのくらいの税金が来るか調べることです。それにより対策を考えます。
相続税分の現金を用意しておくか、相続税を払うための売却用の土地を用意するなどが考えられます。この様な対策を早めに立てるべきでしょう。


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