展示会準備。

昨日は夕方からキルト教室展示会の準備をしてきました。
（あ、早起きをして見る予定にしていた筒井君の映画は
　起きることができず・・・見ていません・・・情けない・・・）

教室に参加している皆さんのキルトが並ぶと圧巻。
初心者の方もベテランの方も、
絶対にその人の個性が出るのが面白いところです。
作者名を見なくても、誰が作られたかわかるのですよね～。
キルトはパターンがありますから
個性なんて出ないのでは？と私は習い始めた頃、思っていました。
でも、違うのです。
同じパターンで作ったとしても、個性は必ず出る。
例え同じ生地を使ったとしても、違いは出ると思います。
それは、生地のどの部分を使用するか、脇役となる布にどんな色を持ってくるか・・・
そういう事で個性は出てくるのです。
いつもながら、生徒の個性を上手に伸ばして下さる先生に感謝です。

さて、準備の作業中、とても驚いたことがありました。
お名前を知らない方と一緒に準備をしていた時に
〇〇さん、と先生が私を呼ばれました。
先生とちょっとお話をして、また作業に戻ったところ
「〇〇さんですか？」とそのお名前を知らない方に言われました。
「はい、そうです」と答えると、「わぁ～」と何故か喜ばれました。
はて、何かしたかしらん。。

お話を聞いてみると、東京ドームのキルトフェスティバルに数年前に行かれたとか。
その時、入賞していた私の作品を見て下さったそうで
「すごく可愛いかったです！」と言ってくださいました。
そして、その後、偶然この教室の展示会にも来て下さり
再び、私の同じキルトを見て地元の人が作ったんだ、とびっくりしたそうです。
そして、それがキッカケとなって教室に入ったのですよ、
私も目標を持ってキルトしたいと思ってます！と話して下さいました。
驚きましたね。
私のキルトを見て下さったこと、
そしてそれがキッカケでキルトを始めたこと。
こんな人がいるなんて思ってもいませんでしたよ。

私は自己満足でキルトを作っています。
自分が楽しいからやっているのです。
コンテスト応募はモチベーションの為です。
でも、どこかで誰かに影響を与えているこもあるのですね。
びっくりしましたし、とても有難いことだと思いました。

今回も仲間の作品を見て、いろいろ学びました。
丁寧な針仕事、私にはどうしても生まれてこない自由な発想・・・
目下、大小二つのキルトを同時進行していますが
他の人の作品を見るのも大きなエネルギーになりますね。
頑張ろうっと。