ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

ワンコと付き合う。

2013-02-08 17:18:03 | わんこ
今朝の朝日新聞に掲載されていた三谷幸喜さんのエッセイで
可愛がられていた愛犬が亡くなっていたことを知りました。
先々週から3回にわたって、愛犬の体調不良について書かれていたので
予想はしていても、やはり文字で事実を知るのは辛い気持ちになりました。
見たことも会ったこともない、おじさんの犬なのにね。

そんな気持ちになったのは、昨日、
うちのワンコを病院へ連れて行ったからかもしれません。
ワンコはめでたく推定18歳を迎え(拾ってきた犬なので正確な誕生日は不明・・)
ますますボケに磨きをかけ、ゴーイングマイウェイまっしぐら。
病院へ行ったのは、夜に飲ませる睡眠薬(あまり効かないのですが)をいただくためと
眼球(白内障で真っ白ですが)に血液がにじんできたこと、
治りかけた床ずれがまた、再発しそうだったから。
眼球は若ければ摘出するほど酷い状態だそうですが
今さらなので、まぁ自然に任せましょう・・・と。
眼球自体が収縮したり、またはぼろっと落ちたり、
いろいろ考えられるそうですが。
う~ん、何ともぞっとする話です。
が、仕方ない。
長く生きるって、こういうことなんだと思うしかありません。
床ずれも夜泣きも同じ。
段々に悪くなっていくのを、なるべく緩やかにしてあげることしかできない。

それでも、先生にはいつも
「よくやっていますよ」と言われます。
日本犬は呆けて長生きするらしく、先日も一匹、安楽死を頼まれたそうです。
2年頑張ったけれど、飼い主さんが、もう頑張れないと・・・
同じ立場なので、私にはその飼い主さんの気持ち、
よくわかります。
きれいごとでかわいそう、なんて言えない。
ただ私は、安楽死という決心が怖くてできないだけ。
安楽死を選択したら、私自身がその後ずっと悔みそうだから、
ただそれだけです。
だから先生はいつも「イライラするときはデイサービスに預けてくださいね」
「睡眠薬、使ってくださいね」と言って下さるのでしょう。
「この子は幸せですか?」と聞くと
「大丈夫、幸せです」と答えて下さるのでしょう。
ありがたい言葉です。

ペットを飼う事、その一生とつきあうこと。
一つ一つの命の終わり方も様々なんだな、とつくづく思います。
ボケワンコに付き合うことも、考えてみれば
それだけ他のワンコよりも長く一緒にいられる・・・とも言える訳で。
今日もマイウェイなワンコと気ままに付き合います。

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