寂しさの入口。

昨日、西城秀樹さんが亡くなられたニュースには
本当に衝撃を覚えました。

昔は沢山の歌番組がありました。
沢山の歌を沢山の人と共有して楽しむ、そんな時代でした。
ジュリーのファンだった私も
沢山の歌番組を楽しみにしていました。
ヒデキ（呼び捨てすみません。でもこれが一番しっくりきます）と一緒の番組も多く
彼の歌もよく知っています。
ベストテンの９９９９点、
ローラ！と歌っていた頃、ジュリーはニーナ！（「追憶」です）と歌っていたな・・
沢山のことを思い出します。

年齢は私の方が少し若いけれど
でも、同じ時代を生きていたんだな、と思います。
そうして、こうやって同じ時代、同じ物を共有した方が亡くなってゆく世代になったのか、
という思いも湧いてきて驚きます。
前日のTVで郷ひろみさんを見て、その若さに驚嘆したばかりだったので
余計にそう感じるのかもしれません。
病に倒れることは、彼の想定外だったでしょうが
その後の彼の姿に勇気をもらった方も沢山おられたことでしょう。
それもまた想定外でしょう。

自分たちが共有していた世界は
こうやって、少しずつ小さくなって行くのですね。
そうして、それを寂しさと言うのでしょう。
年齢を重ねる漠然とした寂しさ、その入口にたったのだと感じます。