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柴高の毎日

8月1日より、goo blogでの公式ブログに移行しました。

図書室ニュース10・11月号

2014-11-19 13:42:00 | 図書室
これまた遅ればせながら、図書室ニュース『ふろむB』10・11月号を紹介します。

3年生は受験シーズン、そして1・2年生は10月下旬の文化祭と、編集メンバー多忙のため、文化祭終了後の10月下旬に10・11月の合併号3枚を作成しました。内容はハロウィン特集。以下冒頭部分。

ハロウィンといえば、「お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」というお菓子イベント。そこで絵本のようなお菓子のレシピ本「ぼくのおやつ[著ぼく/出版ワニボックス]」
twitterで活動中の大人気イラストレーター「ぼくさん」について書かせていただきます。

実際に編集委員の一人が「ぼくさん」にメールでインタビューを敢行して、その内容を掲載しています。関連本として『魔女図鑑 魔女になるための11のレッスン』(マルカム・バード)を紹介しました。

毎月恒例の教職員によるおすすめ本は、『初恋に恋した女 与謝野晶子』(南條範夫・講談社文庫)。

最後の3枚目には、11月6日の芸術鑑賞(クラシック・シンフォニーホール)にちなんで、演奏する曲とその作曲者を顔写真入りで紹介しました。ちなみにその曲目とは・・・

ビゼー『カルメン』第1組曲より前奏曲
モーツァルト『フィガロの結婚』序曲
ベートーベン『交響曲第5番 運命』第1楽章
チャイコフスキー『バレエ くるみ割り人形』より花のワルツ
ブラームス『ハンガリー舞曲第5番』
マスカーニ『歌劇 カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
ワーグナー『ニュルンベルグのマイスタージンガー』第1幕前奏曲






図書室ニュース9月号

2014-11-18 17:01:00 | 図書室
遅ればせながら、図書室ニュース『ふろむB』9月号を紹介します。

2年生の修学旅行にあわせて「沖縄料理」を特集しました。
今月号の筆者である図書委員が、中学生のときの修学旅行でそのおいしさに感動した「にんじんしりしり」や、定番の「サータアンダギー」を紹介しました。
また関連本として、『おじぃおばぁが食べてきた沖縄の元気料理』(西大八重子)を取り上げています。
毎月恒例の教職員によるおすすめ本は、『感動する脳』(茂木健一郎)です。

9月号の最後に「去年の修学旅行(現3年生)では台風が直撃してしまったようですが、今年はそうならないように願うばかりですね………。2年生の皆さんが修学旅行を満喫できますよう心から祈っております」と書かれています。現在の2年生の39期生の修学旅行は、快晴続きで沖縄のスカイブルーを満喫できたようです。現在の3年生は38期生。入学式より雨にたたられ、その後も行事のたびに雨が降り、とどめは今年5月の体育祭で応援合戦が始まる午後から雨が激しくなりました。せめて卒業式ぐらいは、けるような春空の元で迎えればいいなと思います。



全国の図書委員おすすめの一冊

2014-11-10 11:01:00 | 図書室
当番に来てくれた図書委員が作成した「全国の図書委員おすすめの一冊」を図書室入口に掲示しました。以下はその内容です。

図書館で自分磨き!
全国の図書委員おすすめの一冊
全国の学校図書館の図書委員400名に聞いた、自分の力を磨くために是非読んでほしい本のベスト3を紹介します。全ての本は図書室で貸出できます。
資料 NHK番組「Rの法則」より

読むだけで女子力があがる一冊
植物図鑑(有川浩)
恋空(美嘉)
人生がときめく片づけの魔法

自分も青春しなきゃ!と思える一冊
キケン(有川浩)
一瞬の風になれ(佐藤多佳子)
階段途中のビッグノイズ(越谷オサム)

価値観が変っちゃう!ビリビリしびれた本
妖怪アパートの幽雅な日常(香月日輪)
永遠の0(百田尚樹)
図書館戦争(有川浩)

どうやら(有川浩)さんの作品は、高校生の図書委員には人気があるようです。名前だけは聞いたことがあるのですが作品を読んだことがなかったのでネットで調べてみたら、(ありかわひろし)ではなく(ありかわひろ)と読み、1972(昭和47)年に高知県で生まれた女性作家ということが分かりました。知らんかったです。SF的な作品が多いのですが、作者が大学時代に下宿していた今津線の沿線を舞台にした『阪急電車』も彼女の作品ということで、新たな発見をしました。

以上の9作品はすべて本校図書室にあるので、生徒のみなさんも図書室に来て読んでください。



文化祭

2014-10-26 15:46:00 | 図書室
11月24日(金)文化祭初日。学校の近所にある保育園の園児さんたち30名あまりと先生方を招待しました。
まずはみんなの前で大型絵本を読んで、少し打ち解けたかな。
次に、図書委員会委員長自ら作成した脚本で、「ブレーメンの音楽隊」の劇を上演しました。夏休みから練習した成果もあって、上々の出来。園児たちも笑ってくれたり反応してくれたりで本当にやってよかったです。
ボランティアで参加してくれた人も加わって、最後に全員で踊って、この日のために用意した手作り首飾りをプレゼントしました。
今年の経験をいかして、今の1年生・2年生が来年の文化祭で頑張ってくれることを期待します。








地元の歴史05

2014-09-29 10:52:00 | 図書室
 一番下の写真は以前紹介した昭和30(1955)年当時の阪急崇禅寺駅。
 下から2番目は、おそらくこの辺で撮影したと思われる場所からみた現在の風景。ライフ側の踏切の近くです。高架工事の真っ最中でこれ以上立ち入ることはできませんでした。焼夷弾の跡と思われる黒ずんだ「古ぼけた石垣」がかろうじて残っています。これも撤去される日は近いでしょう。
 ライフ側の踏切の正式名称は「大宮橋」。以前紹介した「飛鳥橋」とともに、「小川」に橋がかかっていたことが分かります。なぜ「大宮」なのか非常に気になります。

 その「大宮橋」の浄水場側に、柴高正門入ったところにあるコンクリート片と同じような戦跡があります。以下その説明文。

柴島浄水場壁面の空襲による弾痕
一九四五年六月七日・六月十三日・六月二十六日、東淀川区は米軍機による空襲にみまわれた。
 特に六月七日の空襲は激烈をきわめ、一トン爆弾や焼夷弾が雨あられと降りそそいだ。米軍機はさらに低空の機銃掃射を繰り返し、浄水場の崇禅寺駅側壁面に弾痕が約五十メートルにわたり残された。
 この弾痕は空襲に倒れ、傷つき、死んでいった物言わぬ多くの人々への生き証人として、私達に語りかけている。

 戦後1年経過した昭和21年の航空写真をみたことがあります。崇禅寺駅北側(中島惣社・崇禅寺あたり)には丸い穴のような爆弾跡が無数にあり(おそらく1トン爆弾)、浄水場とその淀川側の柴島地区はまったくの無傷です。その南の淀川の河川敷には、右岸(柴島地区の近く)、左岸(桜宮高校の近く)にたくさんの爆弾跡があります。
 地元の古老から「柴島浄水場はきっとアメリカが空襲するやろから、空襲があったら中島惣社に逃げようと話しあっていた」「そやけど、さすがアメリカや。占領後のことを考えて柴島浄水場はきれいに残しよったんや」と聞きました。浄水場付近では戦闘機による機銃掃射はしても、B29による焼夷弾や1トン爆弾の攻撃はなかたっということが航空写真からもわかります。