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カンフー・パンダのトレーニング日記

ウェイトトレーニングのログ。新しく発売されたサプリメントを使っての人体実験、中国武術などの格闘技関係の話。

中天への攻め([才率]掌)からの変化

2012-05-01 07:24:10 | 武術
 先日、女子高生と思われる娘がいじめを受けている場面に偶然に遭遇してしまって、助けてあげたんですが、その娘の保護者と思われる男性が、いじめっ子の保護者に話を付けにいくとか言う話になって、カンフー・パンダは居合わせたので助けてあげただけで、それ以外には何の関わりもないんですけど、どうしたわけか、娘の保護者の車に同乗して、いじめっ子の自宅に向かう羽目になってしまいました。
 
 で、何となくイヤーな雰囲気だったんですけど、案の定というか、予想は的中するというか、車ごと相手の家の玄関に突っ込んで、「おらぁー、出てこい」といった感じ。いや、カンフー・パンダは無関係の部外者なんですが…。
 
 無関係とは言いつつ、車で突っ込まれた方もたまったもんではなく、察するに以前からトラブルがあったんでしょう。家から飛び出してくると、その保護者ともみ合いになってしまったわけです。カンフー・パンダとしては、基本的にアホらしいわけで、刃物でも出てきたら仲裁に入ろうかなと思ってたんですけど、カンフー・パンダも同類と言うよりは助っ人と思ったんでしょう。カンフー・パンダに殴りかかってくる人もいたりしました。黙って殴られてあげると痛いので、降りかかってくる火の粉は排除するというポリシーの元、一人目は鳩尾にパンチを打ち込んで沈黙してもらい。二人目は、大振りのフックを左手で押さえながら、右手で中天へ[才率]掌を打ち込んでとりあえずは尻餅をつかせて戦意を喪失してもらったりしました。
 
 といったような夢を見ました。
 
 
 用語解説から先にしておくと、空手でも上段、中段、下段といったりしますが、中国武術では天、人、地と言ったりします。さらに縦にも三つに区切って、自分に近い方から、外門、中門、内門と言います。中国武術の場合は、右側を前に出した、いわゆるサウスポーの構えになりますので、敵により近い右手側が外門と言うことになります。
 
 先の、夢の中の出来事のように、相手の右手での攻撃をブロックすると同時に、こちらの右手で相手の中天に[才率]掌を打ち込むと、相手は左手で上段受けするしかないわけです。そのまま相手の左手を突かんで引き込んでしまうという方法もあるんですけど、この体勢になった時点で、相手の胸からアゴにかけてががら空きになるんですね。で、左手で掌打を打ち込んでやったりすると、見えにくいこともあって良く入ります。
 
 という話ですね。[才率]はこれで一文字です。日本語にはない文字なので、このように標記しています。


(参考)
背掌での打撃を考える

一本足の高下駄

2012-04-20 18:51:19 | 武術
 前々から興味は持っていたんですが、本日、ようやく念願の、一本足の高下駄を購入しました。





 初挑戦だったんですけど、意外と簡単に乗れます。ただし、静止出来ません。とりあえず、コンビニまで往復してみたんですけど、会計時にレジで待ってる間が辛いです。少し訓練しないと行けないようです。

 下り坂が怖いという話は聞いてたんですが、怖いです。感覚が違います。あと、左右方向に傾斜していると、ものすごく怖いです。徐々にならしていきます。

 あと、腓腹筋はかなり使うみたいです。インナーマッスルを鍛える効果があるらしいですが、そこまではまだ分かりません。


(参考)
一本足の高下駄で山登り、ボロボロになって下山

上下連関捶

2012-04-02 08:34:07 | 武術
 上下連関捶という技を、蟷螂拳を習うと教えてもらえたりします。蟷螂拳を習う人は蟷螂鉤手(蟷螂手)に特段の思い入れがある人が多いので、上下連関捶が好きだという人も多いんじゃないかと思ったりはします。
 
 技の詳細は説明しませんけど、カンフー・パンダはこの技を習ったときに、非常に使いにくいと感じたりしました。人間の目は水平に並んで着いていますから、水平方向の動きには追従できても垂直方向の動きを捕捉するのが苦手だったりします。ボクシングで言うと、フリッカー・ジャブも同じです。

 が、蟷螂拳の場合といえば、デトロイト・スタイルで構えるわけでもなく、型の動きからすると、相手の腕をいったん引き込みつつ斧刃脚を打ち、相手が前傾したところに上下関連捶を打ち出すんだろうと思ったんですが、実際にやってみると、左の靠が入ってしまうんですね。となると、技の解釈を間違っているんだろうなと思いつつ、そのままになってたんですが、最近になって、何となくなんですけど上下連関捶の使い方が分かったような気がしました。余談ですが、ブルース・リーの構えはデトロイト・スタイルに近いですね。
 
 塔手の状態から右拳で攻撃を加える場合ですが、1)左手で圧手(あっしゅ)して右拳で突く、2)左手で偸手(とうしゅ)して右拳で突く、3)右手で相手の腕を掴んで引き込み、右拳でカウンター気味に突く、などの方法があるんですが、4)右手首を接触したまま回し、すり抜けて打つという方法があったりします。この方法でボディーを突くなら拳で良いんですが、アゴを狙うなら蟷螂手(鉤手)の方が素早いですし、打ち出しやすいことが分かります。
 
 中国武術の場合、防御を行った手で攻撃を行うことが多い訳なんですが、このやり方を使うと、相手と自分との腕が防御のために交錯したところから飛んでくるので、非常に見にくい攻撃になります。ちょいと古いですが、「魔のX攻撃(サインはV)」みたいな感じです。こちらから積極的に攻めていく場合は、相手は防御したはずなのに、防御した腕をすり抜けて飛んでくるような錯覚を受けたりするはずです。

 圧手する場合は、相手の腕の上から攻撃することになるので、拳による攻撃でも良い訳なんですが、相手の腕の下をすり抜けるように打つので、蟷螂鉤手(鉤手)で打つ方がスムースなわけですね。

 文中では、蟷螂手、蟷螂鉤手と表記が乱れてますけど、同じことだと思ってください。

接触法(1)

2012-03-25 12:06:17 | 武術
 中国武術の対人練習、応敵練習は、塔手という状態から始める場合が多いです。互いの右手首外側を接触させた状態な訳ですが、ボクシングとか空手とかの格闘技や武道の場合は、互いに離れた状態から始まりますので、あらかじめ接触した状態から始める練習方法に違和感があったりするわけです。
 
 太極拳のような、ゆったりとした動きで練習する武術であったとしても、実際に使う場合には素早く動かないと行けないし、素早く動く敵に対応しないと行けません。その場合、塔手の状態からならば太極拳の技術が生かせるのに、離れた状態から始まると、敵の素早い攻撃、特にジャブの連打などに対応できなくて敗退してしまうと言うことが起こるわけです。
 
 実際には、相手の攻撃を受けた時点で塔手と同じ状態にはなるので、要はいかに受けるかと言うことが問題になるわけです。相手の拳は最も早く動く部位なんですが、そこに意識が行ってしまい、結果として翻弄されてしまうわけです。相手の肘とか肩とか、体幹に近くなるほど動きは遅くなるので、そちらを狙えばいい訳です。相手の『虚』の部分をこちらの『実』で受けると言うことなんですが、これ離れないとかなり難しいです。なら、どういうトレーニングを行えば、こうしたことに慣れることが出来るかと言うことです。


 中国武術の場合は、基本的には利き手、通常は右手を前に出して構えます。いわゆるサウスポーの構えですね。また、ボクシングなどの場合は左右の連打やコンビネーションを重視しますが、中国武術の場合はリード(前手)による攻撃が重視されます。
 
 相手の右手の攻撃に対し、こちらも右手で接触します。この時点で塔手と同じ形になっていますので、基本通り左手での圧手して、右手で圏捶を打ち込みます。圏捶は、空手で言う振り打ちに似た攻撃です。拳で殴っても良いんですが、相手が防御に使っている腕に、こちらの肘関節を当てるつもりで打ち込むことも出来ます。肘あたりをブロックさせると言うことです。すると前腕はそのまま巻き込むことが出来るので、相手の後頭部にヒットさせることが出来ます。あるいはアゴを狙うことも出来たりするわけです。こういう打ち方をすると、敵もブロックを上げて、ボクシングのアームブロックのような形で受けようとするので、左脇腹が大きく空くわけですね。ここにこちらの左肩で靠を行ってやると、敵は倒れてくれたりします。
 
 文字情報だけなので分かりにくいと思いますけど、太極拳なら肘底看捶、蟷螂拳なら腰斬ですね。
 
 昨夜は、そういったことを指導している夢を見ました。


(参考)
接触法(0)

背掌での打撃を考える

2012-03-20 11:30:09 | 武術
 蟷螂拳にもいろいろな門派があります。門派というのは日本武術で言うところの流派です。カンフー・パンダが習った蟷螂拳では、挿捶拳を一番最初に練習したりします。で、手を鞭のように使い、背掌で攻撃する[才率]掌を練習した訳なんですが、空手で言うと裏拳のような動きなんですけど、当てるところは拳頭なんですけどグーではなくてパーで当てるわけです。しかも、空手の場合、裏拳で狙うのは人中(鼻の下にある急所)とかアゴだったりするわけなんですけど、[才率]掌の場合は額の生え際とか眉間を狙うわけですね。
 
 生え際というのは頭蓋骨が一番分厚いところで、頭突きをぶちかますときはこちらの生え際で相手の鼻頭とかを狙ったりするわけです。逆に言えば、一番硬いところを背掌で狙ってどんなダメージがあるのか非常に不思議だったりしました。背掌で打つと言うことは、裏拳と違って手根屈筋を使っていないので、素早く打てる裏拳よりも更に素早く打ち出すことが可能ではあるんですけど、相手の一番硬いところを、こちらはパーで殴ってダメージが与えられるのかどうか、それ以前に背掌を打った側の方が痛いんじゃないかと思ったりしてました。
 
 何とか検証してみたかったりはしたんですが、空手の練習の際に裏拳ではなくて背掌を使ってみたりしたいと考えたりもしたんですが、極真ルールで練習する限り上段を打つわけにはいかないので、なかなか分からなかったりしました。
 
 その後、通背拳を学んでいる何人かの方にお会いする機会があって、やっと背掌で打つ意味が分かったりしました。背掌で眉間を狙う訳なんですが、眉間と言えば、そのまま横に行くと太陽穴(テンプル、こめかみ)があったりします。ボクサーがフックでテンプルを狙う意味と中国武術が背掌で眉間を狙う意味は同じではないんですけど、身体の仕組みから考えると眉間も太陽穴も急所ですね。


(参考)
中天への攻め([才率]掌)からの変化

接触法(0)

2012-02-25 09:01:18 | 武術
 道場によっても違うと思うんですが、太極拳を学ぶ場合、まず最初に基礎訓練を教わり、套路を教わり、推手で対人感覚を磨くとともに套路に出てくる動きを再確認し、最終的には自由推手が出来る様にするわけですね。自由推手が出来ると、ほぼ太極拳の実戦と言うことになるわけです。
 
 ところが、中国武術が実戦に使いにくいとされる理由の一つがここなんですね。推手という相手と接触した状態から始まる練習方法がネックになるわけです。塔手からの練習もそうですね。
 
 ボクシングでもキックボクシングでもそうなんですが、相手からは離れた位置から試合、あるいはスパーリングが始まります。接触できれば太極拳の技が使えるにしても、素早いジャブやワンツーに、どうやったら接触でき、どうやって接触を維持するのかについてのハウツーが抜け落ちている様に感じるわけですね。
 
 推手をしながら、直線的なパンチを繰り出し、あるいは空手の約束組手の様な感覚でパンチを打ち出し、それをあくまでも柔らかく接触して対応するという練習方法もあるんです。たぶんどんな武術であっても、相手の攻撃を1)受ける、2)崩す、3)反撃するというプロセスがあるとは思うんですが、太極拳の場合は、特に2)の崩すという行為に特徴があるわけですね。実際にやってみると分かるんですが、2)の崩すは、そのまま反撃にもなっていたりします。3)にも反撃があるので、攻撃者は攻撃をかわされた時点で衝撃を受け、ほぼ同時にもう一度、別方向からの衝撃を受けると言うことになります。陳式の場合は、蓄勁と発勁が分かりやすいですが、楊式になってくると、常時蓄勢の状態になっているので、いきなり発勁が起こったりするように見えるので、分かりにくかったりしますが…。
 

 なんか脱線してしまったので、『接触法』については別の機会に…。


(参考)
接触法(1)

後屈立ちからの逆突きと順突きを考える

2012-02-14 09:04:03 | 武術
 以前、型の中に出てくる第一動作というのは、一番重要な動きであると書いたような気がします。太極拳(陳式)であれば攬擦衣であり、八極拳であれば八極小架の献肘、八極拳の頂肘となるわけです。陳式太極拳の第一勢は攬擦衣ではなく金剛搗捶だろう。いや、起勢だろうという声もあるとは思うんですが、そのあたりは套路(=型)の中の出現回数が少ないと言うことで…。
 
 昨年夏頃に左膝を痛めて、一時は歩行するにも足を引きずるような状態だったり、斧刃脚さえ痛いという状況だったので、蹴りの練習はもちろん、ステップワークの練習さえできませんでした。年末あたりから、多少の違和感がたまに出るというのはあるんですけど、膝関節の屈曲&伸展がしっかりとできるようになったので、リハビリをかねて初心者用の型を練習してみようというわけです。初心者用の型なので、主にはステップ(脚捌き)なんですが、何度かハイキックが出てくるので、そのあたりも確認したいというところです。
 
 この初心者用の型なんですが、最初の動きは[左外受け]→[右中段突き]というものです。敵の右中段突きに対応した動きですね。これの逆の動きが[左下段払い]→[右中段突き]で、敵の左中段突きに対応した動きになってます。
 
 この[下段払い]→[右中段突き]の動きですが、[下段払い]の時は後屈立ちになり、[右中段突き]は前屈立ちになるので、この部分だけを取り出して、下半身と上半身を連動させる練習を行うことができます。定歩で行う基本の中段突きに続いて、脚の位置は変わらないものの重心移動を伴って行う練習に移行し、最終的にはステップバック&ステップインを伴う練習へと徐々に移行していくわけですね。
 
 元に戻って[左外受け]→[右中段突き]の動きなんですけど、これを[左中段受け]→[左中段突き]に変えてみます。受けた方の手をそのまま攻撃に使うという、伝統系ではよくやることなんですが、実はボクシングの練習をしているときに、同じようなテクニックは教えてもらったので、西洋系の格闘技でも当たり前にやることなのかもしれません。左外受けも、横にはじくのではなくて前に巻き込むように払うので、そこから手を伸ばせばパンチとして使えるわけですね。この打ち方だと、拳が正中線上から打ち出されることになるので…、という話はまた別の機会にすることにしましょう。忘れるかもしれませんが…。
 
 要は、この初心者用の型の前半部分には、敵のパンチに対して逆突きで対応、順突きで対応の二つの動きが含まれているわけです。隠れていると言った方が良いのかもしれませんが…。この方の段階では、ステップバック→ステップインなんですけど、上体の使い方を覚えるとスウェイバックからの反撃とかに発展させることができるわけです。
 
 ということで、初心者用の型を練習することって本当に久しぶりなんですけど、いろいろな発見があって面白いです。やっぱり基本練習って大事ですね。

今日の空手(型の演舞)、初心者が一番最初に習う型を練習してみた。

2012-01-26 08:43:49 | 武術
 型の演武とか練習とか言うのは、実戦には役に立たないとか、昇段試験のために必要だから練習しているという人も多いんですけど、カンフー・パンダは結構、型の練習が好きだったりはします。
 
 型が継承されている理由は、ビデオがなかった昔日に、とりあえずやったとおりに真似をしろという練習方法が一番効果的であったからだと考えています。『結び立ちの状態から90°左を向き、左脚を一歩進めて猫足立になり、左手を顔の高さで外から地面と平行に動かしつつ相手の右パンチをはじき出し、更に右足を一歩進めて右縦拳で相手の腋下に突きを入れる』と言う文字を読んだときに、ある程度の経験者は自分の身体でこの動きを再現することが出来ると思いますけど、初心者にはたぶん無理です。それよりも師範が前に立って『これからやるとおりに真似をしろ』と言った方が、初学者は的確な動きを身につけることが出来るはずです。もちろん演武の内容、完成度についてはまだまだだとは思いますが…。
 
 日本人は、型を練習するよりも、基本の動きを何千回、何万回と反復練習する方が性に合っているのではないかと考察している人もいました。実際に空手の練習は、基本稽古のあとに一本組手、自由一本組手で更に反復練習を行ったりする訳なんですが、型の中に出てくる動きを取りだして一本組手としているケースはあまりなかったような気がしています。カンフー・パンダが練習していた道場がそうだったと言うだけなのかもしれませんが…。
 
 型というのは、昔日の達人が作り上げたものでしょうから、その中には達人達のメッセージが込められていると考察している人もいます。「俺はこのレベルまで到達したぞ、それを型の中にちりばめておいたぞ、理解できるか?」と言うわけですね。
 
 カンフー・パンダは、一番最初に習ったのは伝統派の空手でしたので、三戦、転掌、撃砕、抜塞とかの型も習ったんですが、ほとんど忘れちゃいました。反対に、フルコンタクト系の流派で教えてもらった型って、結構覚えてます。フルコンタクト系の流派に型はあるのかというとあるんですねぇ。これもカンフー・パンダが練習していた道場がそうだったと言うだけなのかもしれませんが、この型の動きを取りだして一本組手とかで反復練習をするわけです。ところが、型の数が多いんですよ。30近くあります。蟷螂拳も型の数は多いですけどね。
 
 蟷螂拳の場合は、技のバリエーションを型の数をこなすことで覚えるという感じがありますが、カンフー・パンダが練習した空手の型というのは、全く別の型と言うよりは、上級者になるほど型の内容が変わると言ったような感じで、このあたりは忽雷架(太極拳)の十段階練習法に似ているような気がしないではないです。十段階練習法ですが、第一段階の『連』では型のそれぞれの技法を連続して演武できるようにする。第二段階の『圏』では、円を描き纏糸系を意識し、呼吸と動作を一致させる。第三段階の『轉』で、『連』と『圏』を組み合わせる。第四段階『分』は、纏糸系を使ったまま、気を四肢に導く訓練を行います。第五段階が『勁』、つまり発勁です。以下、『方』で、あえて円ではなく角張らせて練習し、『起(陰)』で陰陽のうち陰を練習し、『落(陽)』で陰陽の陽を徹底的に練習します。『陰陽』で陰陽の調和を目指し、『太極』に至ります。
 
 で、空手に戻って、黒帯で習う型って結構覚えてたんですけど、入門者が一番最初に習う型を最近確認する機会があったんですけど、『あれ、そうでしたっけ…?」と思うことがたくさんあって、たまには初心に戻ってみることって大事ですね。と言う当たり前にことに気がついたりしました。

久々にサンドバッグでの練習。触ってみた程度。

2012-01-12 18:36:59 | 武術
 久々にサンドバッグを打ってみました。
 
 テクニックも必要なんですが、スタミナが切れて時点でテクニックも使いようがないので、スタミナを付ける訓練というのは必要なんですが、スパーリングを行うとかミット打ちを行うかですね。と言うことで、サンドバッグなんですが、立木などを殴る場合とミットを殴る場合、サンドバッグを殴る場合で殴ったときの感触がそれぞれ違ってます。今回殴ってみたのは、キックボクシング用のものなんですけど、結構、手首に響きました。制限解除して打ち込むと、あっさり腱鞘炎になると思います。
 
 そのあたりは分かっているので、最初はかなり軽い目で打ってたんですが、それでも手首には響いてきます。それでもたいしたもんで、しばらく打ち続けていると、手首に響いてくるような感覚が薄れてくるというか、上手く打てるようになってくるから不思議なもんです。グローブを使ってもいいんですけど、空手の場合は素手ですから、サンドバッグを打つときにグローブを使い、スパーリングでは素手というのは、カンフー・パンダ的には少し違和感があったりします。拳サポーターならいいんですけど…。
 
 ミドルも何発か蹴ってみたんですけど、思った通り、間合いがずれてました。修正しておかないといけません。2011年夏に、膝を痛めて、その時は斧刃脚すら打つのが痛い状態だったんですけど、かなり回復しました。たぶん、ミドルもサンドバッグを打つなら大丈夫だと思って今日やってみたんですが、サンドバッグは大丈夫でした。型練習の時に、制限解除できるようになるかが問題なんですけどね。

今日の空手。久しぶり…

2012-01-05 21:49:28 | 武術
 久しぶりに、正拳中段突きの練習を、制限解除でやってみる。

 前腕の上腕を血液が逆流して内出血を起こすっと…。毎日練習してるとこれはないんだけど、久々に練習するとこれが起こるんだよな。どうしてなんだろう。