三十六手(型)で象徴的な定式です。敵の攻撃に対する対応としては、ステップバックして避けるか、ステップインして間合いと敵の攻撃を潰すかのどちらかな訳ですが、剛柔流は間合いを潰す方向を選んだわけです。剛柔流が接近戦だというのはこのあたりの事由があります。サイドステップした方が安全に応敵できるという話は、この際しないでおきましょう。

この部分の動きは、右前蹴り→右肘打ち→左下段突きという流れになっているんですが、ポイントは最後の下段突きのところで、右の肘打ちが当たっている短い距離(間合い)で、有効打となる下段打ち(短打)を練習する型です。
もちろん、型の解釈(分解)については限定的に考えるべきではないので、敵の左フックをアームブロックして左の突きで返すという考え方もありだとは思います。
ATPは通常、細胞のミトコンドリア内にあって、ATP(アデノシン三燐酸)→ADP(アデノシン二燐酸)になるときにエネルギを発生させます。これを経口摂取したらどうなるか?。つまりミトコンドリア内ではなく血中ATP濃度を高めた場合にどのような効果が生まれるのかと言うことなんですが、臨床試験によると、血流の増加と、筋肉収縮力を高めることが分かったようです。加えてアナボリック効果(タンパク質合成)を刺激するようです。
実際に一ヶ月使った体感としては、1)発汗量の増加と2)短期的な疲労回復に効果があったと感じています。あとは、3)呼吸が深くなる感じがあります。
まず、発汗量ですが、普段と同じ内容(強度)のトレーニングをしてても、発汗量が増えていることが自覚できました。発汗量が増えているということは、それだけ体温が上昇しているということでしょうから、体内で何らかの化学反応が昂進していることは確かでしょう。何が起こっているのかについては確かめる術がありませんが…。
短期的な疲労回復についてですが、レジスタンストレーニングで複数セットを行う場合、セット感インターバルの時間を固定したとして、レップ数の低下が少ないです。トレーニング強度としては、6レップくらいしかできない重量を選択しています。1セット目で6レップで来ても、2セット目では4レップくらいしかできない内容でもTRIGGERを摂取した場合は、2セット目も6レップできる感覚です。
呼吸は深くなりますが、荒れるというわけではありません。発汗量の増加と関連していえば、大量の酸素が必要となるような反応が体内で起こっていると言うことなんでしょう。呼吸についていえば、アルギニン&シトルリンのスタックを使った場合と、ギンコー(銀杏葉エキス)を使った場合にも効果は感じられるんですが、それ添えの効果は微妙に異なります。TRIGGERの場合は、呼吸は深くなるが苦しくはならない。アルギニン&シトルリンは呼吸は深くならないが荒れることはない。ギンコーも違った感覚があったんですが、忘れちゃいました。
ただし、TRIGGERは日本国内で販売されておらず、今回は個人輸入したんですが、どうやら輸入できなくなったみたいです。ちょっと残念です。