goo blog サービス終了のお知らせ 

カンフー・パンダのトレーニング日記

ウェイトトレーニングのログ。新しく発売されたサプリメントを使っての人体実験、中国武術などの格闘技関係の話。

少し前の武術

2014-11-15 21:45:24 | 武術
◆基本姿勢
 ・防御姿勢
 ・三戦立ち
   最近、電車に乗ってるときは三戦立ちで鍛錬してます。
   以前は馬歩で鍛錬してたんですけど、三戦立ちだとそれほど
   恥ずかしくないのがいいです。
   
◆攻脈線
 ・敵の攻撃線をステップで外す。
 ・ 背掌でフォローする。
 ・ 敵の背面にタッチする。
 ・ 敵の攻撃する手を掴む。

◆解手法(肘打ちとの連動)
 ・肘で切る
   手首を捕まれた場合
   胸ぐらを捕まれた場合
   両手を捕まれた場合

◆ガンディスアーム
 ・背後から銃を突きつけられた場合の対応
 
◆膝蹴り
 ・突き上げる膝
 ・突き刺す膝
 
◆踵蹴り
 ・踏みつけ
 ・後ろ踵蹴り(後ろ金蹴りの応用)
 ・ヴァレリー・キック
   ヴァレリー・ディミトロフの名前を冠しているキックですが、
   1)踵で大腿の痛点を狙ってくるので痛い
   2)ブロックしづらい。
   3)途中まで括面脚と軌道が同じなので、
    使い分けられると鬱陶しい。
   4)覚えやすい。
   5)通常のローキックより足首のトラブルが少ない。
   など、メリットが満載です。けっこう、得意技ではあります。
 
◆頭突き

◆推手
 ・意拳推手
 ・太極拳単推手

両刀掌底拳(2)

2014-10-28 11:34:11 | 武術
 両刀掌底拳というのは、両掌底を相手の腹部に向かって打ち出す技で、関西第五工業高等学校空手部の主将だった、高木義志の得意技で決め技です。両刀の割には腕刀を使うわけではないし、掌底拳って、掌底なのか拳なのかどっちなんだよというネーミングなんですが、当時(大学生のころ)は、使いにくそうな技だと思ってました。
 
 
 敵の攻撃に対して、カウンターを取るという練習を、ライトコンタクトでやってみました。技の制限は、出来るだけ設けないようにしました。感覚的には一本組手な感じです。

 敵の第一撃目は、ストレートとフックの中間ぐらいの軌道を通るパンチで、これに対しては一歩踏み込んで右の掌底をアゴに、左手は同時に敵の右肩を掌底で止めて終了。

 二撃目なんですが、タックルしてきたので、反射的にでたのが両刀掌底拳だったんですが、タイミングが悪かったのかそのまま後ろに飛ばされてしまいました。

 そんな夢を見ました。
 
 
 抱頭推山(太極拳)は、膝を払った手を耳の横まで盛ってきて、そこから前方に掌を出す訳なんですが、これの逆、つまり上から下へ払って、そこから掌で打つことが出来るんじゃないかとふと思ったりしました。なぜそう思ったのかというのは説明が長くなるので省略します。敵は、こちらの攻撃に邪魔されてガードを戻すことが出来ないし、ボディを打たれることを嫌って腰を引けば、そのまま白猿献果に変化できるかなと思ったりしていたんですが、タックルに対しても使えるのかなと、夢の中で確認したりしました。

 そういえば、八極連環拳の中に踉歩播肚という動きがありましたねぇ。


(参考)
両刀掌底拳

懶紮衣から抱虎帰山?

2014-10-28 11:32:33 | 武術
 懶紮衣で攻めて、敵が倒れなかった場合、抱虎帰山で大きく引き込んで崩し、敵の胸や顔面に両掌を叩き込む訳です。平円から立円の変化だと思ってます。

 ここで、抱虎帰山で引き込む際に転身してもいいんじゃないかと思ったりしました。で、やってみたら、四方投げになることに気がつきました。

高探馬(太極拳)

2014-10-15 15:41:26 | 武術
 高探馬は、簡化(制定拳)だと単鞭のあとに、陳式だと雲手のあとに出てくるので、基本的には足登脚から撃地捶みたいな感じで、連続技として、敵を追い込む感じで使えるんだろうと思ってました。単鞭で敵が倒れなかった際に、梱歩して右掌を打ち込むと同時に、左手で相手の腕を引き込む。左手は、相手の背中に回してもいいと思いますが…。で、左脚は、小外刈りな感じで相手の足を刈っている感じ。雲手からの連続でも同じような使い方が出来ると思います。

 で、久しぶりに楊式(二八式)を見たんですが、高探馬が倒巻肱のあとに出てくるので、そんな感じでも使えるんだなと思ったりしました。野馬分髪とかで攻められた場合、特にショートの間合いで肩で靠をかけてこられた場合は、倒巻肱で対応するのが有効だとは思うんですが、倒巻肱→高探馬という連続技もいいかもとか…。陳式小架の楼膝拗歩を楊式では倒巻肱→高探馬の二挙動でやってる感じなんでしょう。


(注意)
 『足登』はこれで一文字です。

抱頭推山と懐中抱月

2014-09-29 21:24:18 | 武術
 抱頭推山と懐中抱月は、太極拳の技なんですが、実は最近まで、違和感を感じていたりしました。ポイントは、なぜ両手が耳の横から出るのかというところです。双峯貫耳で攻撃されたので、両手で耳をカバーしてるんだという説明は良く受けるんですが、違うような気がしています。
 
 塔手から左手で敵の右手を圧手し、こちらの右圏捶を打ち込んで受けさせて巻き込んで落とす。この体勢からだと、双提双打(蟷螂拳)、左冲右冲(太極拳炮捶)、双按(太極拳)などが使えるんですが、いずれもエコノミーラインを通っていて、耳の横からではないんですね。
 
 最初は、敵の両手を背後まで引きずり込んで頭突きでもしてるのかと思ったんですが、小擒打から抱頭推山の流れだけを取り出して何回もやってると、何となく分かった気がしました。両手で前膝を払ってますので、たぶん膝蹴りを入れてるんではないかと…。

 ここで、「双峰貫耳に対する有効な防御法は数少ない」という、天の声が響いてきました。分脚の様に座盤になっているわけではないので、敵の蹴りをすくい上げているという用法は考えにくいんですが、ボディ打ちに対しては敵の腕をすくい上げて腋窩に隙を作る。そこに肘とか靠とかの攻撃を加えるというのは考えやすいです。

伸張反射を使った後ろ回し蹴り

2014-09-29 21:20:18 | 武術
 後ろ回し蹴りはたぶん上手い方なんでしょう。後輩から後ろ回し蹴りを教えてくださいと何度か言い寄られたことがあるので…。ただ、自分では後ろ回し蹴りは上手いとは思ってないし、スパーリングとかで使えるのかというと、使えないというか、使ったことはありません。一度苦し紛れで後掃腿を出したことはありますが…。
 
 さて、初めて空手を教わったのは伝統系の流派で、そこでは前蹴りと膝蹴りと、前後の金的蹴りしか教えてもらいませんでした。回し蹴りと前蹴りの中間の軌道を通る三日月蹴りを使ってくる先輩はいましたが…。ところが、ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画が公開されると、回し蹴りを連発してくる先輩が増えました。師範は戒めてたんですけど、派手な蹴り技を使えるというのが男のロマンだったんでしょう。
 
 次に行った道場がフルコンタクト系の流派で、回し蹴りも後ろ回し蹴りもありました。なので、そこで教えられた後ろ回し蹴りのやり方を覚えて、ずっと使ってきました。ただ、実践はおろか、スパーリングで使いこなす自信はありませんでした。
 
 後ろ回し蹴りが使いにくいのは、射程距離の目算が立てにくいからだと自分では思っているんですが、それはさておき、左前のオーソドックスな構えの場合、そのまま回転しても当たらないので、前足をクロスに、内側に踏み込む必要があるんですが、このステップで、後ろ回しが来るとバレちゃうわけです。それをごまかすために、左ジャブを突くと同時に内側に踏み込むとか、左ミドルをフェイントにして踏み込むとか、左前蹴りを捌かれた振りをして踏み込むとかの戦術がある訳なんですが、どうも釈然としなかったことを覚えています。
 
 このやり方だと、クロスで踏み込む、振り返る、蹴るの三挙動になってしまうんですが、反射(伸張反射)を使うと二挙動でできる。回るのではなく、前後に往復する感じだと教えられたんですが、体の使い方が全く違うのでさっぱりできませんでした。
 
 いきなり膝の抜きを使っているからできないんだろうと思って、サルサでもやってる感じで気楽に前後に歩いてみたら、できるような気がしたので、そうなれば、一気にできるようになってしまいました。一歩目(左脚)を踏み込む必要がないので後ろ回し蹴りを気取られることもないですし、後ろ足(右脚)の伸張反射で前向きの体重移動が発生しますので、射程距離が伸びます。当然ですが破壊力もアップするでしょうし、一本足で立つ訓練を加えれば、多少相手の体重が重くても、自分の蹴りに跳ね返されることもなくなります。振り返った時点では左足が浮いてますので、相手の位置に合わせてインステップすることもできますので、便利です。
 
 こうなると、左上段突きから後ろ回しのコンビネーションがが使いにくくなってしまいました。左ミドルからの後ろ回しは練習中ですが、まだ違和感があります。回し蹴りから後ろ回し蹴りの連続は、回し蹴りで下ろした位置で回転することになるので、回転運動(回し蹴り)と前後動(後ろ回し蹴り)との整合性がとれません。それより、パンチの間合いから突き放しながら後ろ回し蹴りなんかの方が使いやすかったりします。
 
 まだやってないですけど、跳び後ろ回し蹴りがやりやすくなるかも…。しかも、射程距離が伸びるかもです。

先日の武術練習(シラット)

2014-08-05 15:25:17 | 武術
(内容)
 素手編
  肘のコンビネーション
  肘を使用した防御技法
  KILAP
  相手の肩関節を攻撃する関節技
  相手を地面に引き倒して拘束する逮捕術技法
 
 ガンディスアーム編
  拳銃を額に突きつけられて脅迫されたら?。
  拳銃を胸に突きつけられて脅迫されたら?。
  拳銃を下腹部に突きつけられて脅迫されたら?。
  ギャンググリップで脅迫されたら?


 肘のコンビネーションというのは、割と得意だったりします。空手をやっていたときに、組手で肘打ちを決めるというのを課題にしていたことがあるからなんですが、肘って思ったほど射程が長くないので、いきなり肘打ちというのは、跳び込むのは勇気がいるし、ちゃんと相手の腕を制御しておかないとかウンターを食らったりします。

 中国武術においては、相手の肘を制御するというのが基本になりますので、シラットで行う気ラップという練習方法で、相手の肘を痛める方法が出てくるんですが、あっさりと違和感なく対応できてしまったりしました。あと、相手の手首を掴むのが蟷螂手になってしまうのは癖ですが…。

 ガンディスアームで、腹部に突きつけられた際ですが、葉裡蔵花が使えるというのは新しい発見でした。

今日の武術(キック系)

2014-06-06 08:18:13 | 武術
 ・括面脚
 ・擺蓮脚
 ・旋風脚(半旋風だけど…) 
 ・謄空擺脚

 膝を痛めて以来、蹴りの練習はしていなかったんですけど、そろそろいいかもと思ったので、上の四種類の蹴りを練習してみました。腰の高さくらいまでしか上げてませんが…。

 括面脚はやはり痛いです。痛いのは一発目だけで、二発目以降は負荷を脚が覚えるのか、痛くなくなります。ただし、サンドバッグを蹴る勇気はありません。旋風脚は軸がぶれます。

超実践武術

2014-05-15 19:59:25 | 武術
 カンフー・パンダが主催したイベントではないので、あまり多くは書けません。特定秘密なので…。とりあえず内容ですが、思いっきり凝縮すると下記のような感じになります。



(1)姿勢の矯正
 防御姿勢
 自然体の姿勢

(2)攻撃からの裁き

(3)シェイプアップに効果的な武術

(4)暴力に対する護身術


 先に書いた通り、カンフー・パンダの主催ではないのであまり多くはかけないんですが、面白い内容ではありました。護身術セミナーなどの場合、腕を捕まれたら、肩を掴まれたらと言うケーススタディが多いと感じている訳なんですが、すべての攻撃パターンに対してその対処方法を知っておかなければならないということになり、現実的ではありません。それよりも、ただひとつ、これだけは絶対にやれと言った教え方の方が現実に対応しなければならない状態に陥ったときには有効です。

 もう一つ、手首を取られたりした場合にそれを解手するだけではなく、その場から素早く立ち去る必要がある訳なんですが、そこまで解説したものはあまりないと感じています。解手したら、相手を転かす、少なくともバランスを崩しておかないと、逃げてもすぐに追いかけられて掴まってしまいます。

 そこまで考慮している護身術セミナーって、初めてなのではないかと思っています。しかも、反撃方法を数多く教えられても現実的ではないんですが、教えられる技はただひとつで、これだけをやれというものになっています。まぁ、楽しかったです。中国武術の教え方にも似ていたので…。