くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち 第13話「大人の分別」

2005年12月24日 | デスパレートな妻たち
【ガブリエル】
ジョンの両親がやってきて、「ジョンが大学に行かないといっている、あなたから説得して欲しい」となかば脅されたガブリエルは、ジョンの説得を引き受ける。しかしジョンはカルロスの逮捕を聞いてすっかり勘違い。働けば自分にだってチャンスがあると思い込んで、なんとガブリエルにプロポーズ!
しかしその指輪はジョンの祖母の形見で、ますますジョンの母ヘレンはいきり立つ。しかし父のボブは寛容な態度。不思議に思ってわけを聞くガブリエルにボブは「自分は道を踏み外すことなくここまで来たから」と、何かうらやましげ。
ガブリエルはジョンに指輪を返し、心ならずも「あなたはおもちゃ、あなたとの将来はない」と、きっぱりと別れを告げる・・・・

【ブリー】
ブリーとレックスは、双方弁護士を立てて財産分与の話し合いに入った。この期に及んで離婚を撤回したいと言い出すレックスだったが、ブリーの態度はあくまでも冷たい。
ブリーは「同じ目にあわせて復讐するのが目的」とレックスに言い渡すが、内心の揺れから眠れずに、深夜のファミレスで時間をつぶす。そこにジョージが偶然を装ってやってきてブリーの話を聞いてくれる。
レックスとの出会いを語り、ブリーはジョージに「彼しかいないけど、信頼できない人とは暮らせない」と本心を吐露する。ジョージは手にナイフを持っていることを押し隠し、「いい人に愛されてるなら許す努力を」とアドバイスする。
しかしブリーが浮気をにおわせたことが気になったレックスは、ジョージの元へ出向き「ブリーは自分への仕返しのために君を利用しているだけ」と言い、ブリーに似合うのは医者で薬剤師ではないと、ジョージを愚弄する。傷つけられたジョージはレックスの薬の中身を捨てて別のものを・・・・

【リネット】
スカヴォ家にトムの父ロドニーが来訪。ところがリネットが予定より早く帰宅すると、ロドニーは愛人のロイスを連れ込んでいた。問い詰めたところロドニーは「夫としての責任は果たしている」とうそぶき、「自分のポリシーでやってる」とまで開き直ってみせたため、リネットはロドニーを家から放り出す。
さらに帰宅したトムも、ロドニーの浮気癖を擁護するようなことを言ってしまい、父子揃って追い出されてしまう。
後からリネットはトムに謝罪したものの、トムに対して「お父さんと同じことをしたら絶対許さない」と言い渡す。それを聞いたトムはぎくり。彼にはリネットには言っていない「秘密」があるようだ。

【スーザン】
スーザンはジュリーとザックがキスしているのを目撃する。まだジュリーは14歳で早すぎると、スーザンはポールに文句を付けに行くが、「家が売れてもうじき引っ越す」と聞かされほっとする。
しかしジュリーとザックが学校のパーティにパートナーとして出ると聞かされ、スーザンは不安になって二人の電話を盗み聞きしてしまう。そこでジュリーがザックと「デーナ」について語っているのを聞く。
ザックから「自分がデーナを殺したと、ジュリーに話した」と聞き出したポールは、ザックの付き添いでパーティにやってきて、スーザンをダンスに誘い「デーナのことは事故だった」と説明する。しかし一方ザックには「デーナは今も生きている」と・・・・
ザックの罪悪感を軽くしてやるために事件の顛末を打ち明けたポールだったが、ザックはそれを逆手にとって、その秘密を脅しの材料に「引越しはしない」と言い出す。
ヤング家の引越しがなくなったと知ったスーザンは、ザックに「ジュリーに会わないでくれ」と頼むが、ザックはそれを聞いて激しく逆上。スーザンはジュリーとザックの交際を完全禁止にする。
ジュリーとザックはスーザンの目を盗んで密かに会うように・・・・

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今回のジョンのプロポーズを「純粋でいいなー」と思えるか「あぁ、コドモやねぇ甘いねぇ」と思えるかの差はかなり大きい、かも。後者の人はデスパレート度が高いと思うので、ちょっと温泉にでも入ってきたほうが・・・・
まーねぇ、フルタイムの庭師とおばあちゃんの形見の指輪ですよ。世間をなめてるにもほどがあるっつーか。ガブリエルの立場からしてみたら、その純な愛情が自分に捧げられているんだワ、みたいな部分が逆境においては心の潤いになるのを感じつつも、そこでその甘美さに酔ったらさらにドツボ+告訴のおまけ付き、だもんね。
この間までは金と愛とを天秤にかけて、満たされない幸せを満喫していたのに・・・・

ブリーは揺れる心を押し殺して、レックスへの仕返しに余念がない。単なる意地っ張りになってるのが惜しまれるが。でも、
私が何より望んでるのは・・・復讐よ
のところに、いつもの完璧節が垣間見られてステキだった。今週は出してもいいだろう。
さすがだブリー・ヴァンデカンプ。
しっかし、レックスがそのブリーの愛に値しない男だということが残念でならない。ムダなプライドを発揮してしまったもので、ジョージが恐れていた「奥の手」を出してしまったではないか・・・・
薬剤師の出してはならない「奥の手」、それは患者の生命に直結する恐ろしい禁じ手だ。薬剤師のプライドが、それを踏みにじった医者を殺す羽目になるのだろうか。
それはともあれ・・・・踊ってるブリーはかわいかった。

トムの父ロドニーは、トムと同様家庭を省みずに出張三昧の人生を送っていたのか。そんな立場で「浮気は自分のポリシーでやってる」「女房もわかってくれてる」とか言われちゃーリネットだって黙ってはいられないだろう。
ポリシーだからって息子の家でやらかしていいことにはならないし、孫にストッキング見つけられちゃったら、もっと深く反省すべきだろうに。
でもってトムは「ある意味アッパレ」とか、ほんとに彼は地雷を踏むのがうまいなぁ。感心するくらいツボにはまりまくってるし。そして、彼がリネットに言えない「秘密」とは・・・・
願わくば、あまり深刻にならない程度のたわいもない、浮気ともいえないような秘密だといいな。

ジュリーって性格がオトナなだけじゃなくて、成績もいいんだな・・・・。
母親が人を転ばせておろおろしてるとこに、冷静に傷を冷やして対処して、多分スーザンは謝罪の言葉も言えなかったりするダメ母なのだろう。あまりに出来た娘さんだ。
スーザンがいくら「私には母親としての責任が」とかいったところで、あまりに空々しい。確かにジュリーは本当のところはまだ14歳で子供だが、スーザンが責任だの権利だの言ったところで事態を悪化させるだけだと思う。
しかし、そのダメ母ぶりよりもポールがザックに語った真実の方が気になる。スーザンにストーリーの重きが置かれてる回は、必ず他の人が美味しいところを持ってく宿命なんだろうか。
え?デーナが生きてるって??ナニソレ。しかもまた、NHKがやりすぎネタバレなんじゃないかと思うような予告をかましてるし!
あぁぁ、気になる!!!


【 脇俳優チェック 】

◆トム父の愛人ロイス .... Karen Austin
「コールドケース」16話「ボランティア」では被害者の旧友で、現在版では画商になっていた女性、テリー・マックスウェル役で登場していた。
コロンボ14年ぶりの新作「刑事コロンボ'90/超魔術への招待」に準主役で登場。これ、見た記憶はあるが、「こんなのコロンボじゃないやい!」ってなったような気が。
他には「ビバリーヒルズ青春白書」でジーナの母ボビー役で、自分が娘の信託財産を使い込んだのに管理者のドナ母から賠償をせしめるという、「悪女の母は悪女」ぶりをやっていた。
「ER Ⅷ」17話「すぎ去ったこと」では、レズビアンのもつれ?で刺傷で運び込まれた女子大生の母親役。

◆ブリーの弁護士 .... Bonnie Burroughs
「CSI:2」23話「哀しい宿命」では、ラボの画像処理の仕事で一回だけ登場して担当していた。この時は被害者のずたずたにされた顔を元通りにして、モデルだったことを発見する役割。
「サンタバーバラ」でも精神科医として登場していた。

◆ジョンの父 .... Mark Harelik
「ジュラシックパーク3」にベン・ヒルデブランド役、「CSI:マイアミ」23話「覆面捜査官の真実」では弁護士役など、チョコチョコと細かい出演が多い。
「ウィル&グレイス」第7シーズンにはティム役で何話かゲスト出演している。

◆トムの父ロドニー・スカヴォ .... Ryan O'Neal
まさか、かのライアン・オニールをデスパで、しかもこんな情けない役で見ようとは。「ある愛の詩」のオリバー役から35年、すっかりライアンもおじいちゃまになってしまったわけだ。娘のテイタム・オニールをSATCで見たときもびっくりしたものだが・・・・
ライアンとテイタムの親娘は「ペーパー・ムーン」の共演で話題になったものの、ライアンの今回の役をまさに地で行く女性遍歴(離婚歴二回、ファラ・フォーセットとの同棲その他もろもろ)と親権裁判のせいで結構親子関係はこじれたとか色々報道があったが、現在はどうなのだろう。
一時期ライアンは慢性白血病を発表していたと思ったのだが、これを見るとお元気そうで何より。テイタムもマッケンローとの離婚から10年もたって、最近はいい仕事が増えてきているようだし、やっとオニール一家も落ち着いたのかな。ひところは定期的に芸能ネタになってたもんなー。
他に「バリー・リンドン」「おかしなおかしな大追跡」「遠すぎた橋」など。

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11 コメント

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はじめまして(*^。^*) (エレナ)
2005-12-24 14:05:13
デスパは、ずっとチェックしてたのですが、私はどうも、録画ためこんじゃうので^^;先日今までの分を一気見しました。



今回は、最初ライアン・オニールとクレジットが出た点で、目が点でしたw

テイタム・オニール(そのむかーしseikoソシエのCMに出てて、はじめて買ってもらった時計がソシエでした^^;←年ばれる)のお父さんだぁ、しかも声はナッシュの野沢那智さんだし。

ほんとに最近は、映画俳優もテレビ出ますよね。

いまだに、ファラ・フォーセットと付き合っているような話をききました。



ジョンのプロポーズシーンでは、思わず、笑ってしまった私は、デスパレート度、高いですかね(笑 でも、そのデスパレート具合がこの番組、たまんなく、おもしろいですよね!



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エレナさんへ (くまぷー)
2005-12-25 02:57:01
はじめまして~。

ソシエのテイタムのCM、思い出しましたよ(^_^;)

いやー年が(爆)。

まさかこのドラマでライアンを見るとは本当に思いも寄らなかったですね。昔は映画俳優がテレビ、って都落ちのイメージが強かったですが、最近は両方こなせるのがかっこいいんだよとばかりに、こだわりなくやるひとが増えてきた感じです。

え、あのオヤジまだファラと?・・・ていうかファラ今いくつなんだろうと思ったら58ですかぁぁぁ。



プロポーズシーン、私も爆笑したので大丈夫です。

自分でも温泉とか必要だと思います(^_^;)

ほんと、ああいう形でジョンを復活させるあたり、うまいですよね。ほんとにスレスレのところで面白さとうまみを感じます。

これからも遊びに来てくださいねー!
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ちょっと温泉治療へ・・・ (suzy12)
2005-12-25 19:17:32
こんばんは。

プロポーズの場面では「甘い!」「若い!」「甘い!」「若すぎる!」と口に出してつぶやいていました(^^)

ブリーは完璧な家族を望んでいるはずなのに意地の方が勝ってしまうんですね。素直になれずにかわいそうです。



そしてリネット。個人的に前からトムにイライラしてまして。一番普通っぽいのに何でだろうと思ってました。

それが理由でした。一番普通っぽくて身近にいそうだから。

「ゼリーの蓋が開けられない!」とか簡単に「もう一人くらい産んだっていいじゃない」なんて言われたらどついてると思います^^;
返信する
Unknown (Unknown)
2005-12-26 22:54:24
私はブリーが何をやってもおかしいので、今回のパーティでBGMにノリノリ姿も、もうおかしくておかしくて…(笑)

大学の時にレックスと意気投合…って、保守的な会話も気になるけどレックスはブリーをものにしたくて話あわせてたり…そういうヤツ?いや、その頃は運命の恋だったのかな。

相変わらず使ってるゴム手かわいいし、ブリー。



ジュリーとスーザンの対比はほんとよくできてるなー…。

きっとスーザンは自分がアメフト部とか勝ち組男子とばっか付き合ってきたから、きもいザックがジュリーの初恋なんて許せないんだろうなぁ…何でジュリーがザックを好きなのかとか考えないんでしょうね(^_^;



そして………トムーー!!!

「ごめん!接待でストリップバー行っちゃった!」とか、そんなオチであってくれ…o(>_<)o!!



って、えぇえ!?

あの人、ライアン・オニールですかっっ!!
返信する
失敗しました… (それいゆ)
2005-12-26 22:56:20


コレ私です。

名前書き忘れました。

また同じ失敗してるし…顔文字。



あのおじさん…ライアン・オニールなんですね…。
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suzy12さんへ (くまぷー)
2005-12-26 23:46:15
>「甘い!」「若い!」「甘い!」「若すぎる!」

わかるぅ~(爆笑)

いやー一緒に秘湯に湯治にいきましょう・・・



ブリーが以前よりは負の感情をあらわにして喧嘩なんてするようになったのに、それでも意地が勝ってしまって素直になりきれないとこにいじらしさまで感じるようになりました。

最初に涙を見せずに洗面所から出てきたときには「こえーなー」としか思わなかったのに。



トムにイライラする気持ち、わかります。

他のだんな陣より普通っぽいですもんね。リネットのところが一番リアルでナマな感じがします。トムが実際に自分の夫だったら、何かの機会にぶってしまいそうです。
返信する
それいゆさんへ (くまぷー)
2005-12-26 23:56:49
ブリーのノリノリ、かわいかったですよね~。

目が点になりました。「お、お、踊ってるよ!」って。

「死刑の考え方が同じだったので」ひかれた、ってサラッと言ってますが、ブリーらしくてコワかわいいですね。



スーザンはあまりに(物理的に)不器用なので、誰かがいつも助けてくれていて、それが当たり前になってるというか、楽な方に流れてる人生ですよね。でもってジュリーは器用な上に、不幸なことにスーザンが親で逃れられないために、いつもスーザンを助ける立場なんですよね。

意外と4人の中でスーザンを甘やかして依存させるようなタイプがいないからうまくいってるんでしょうが、そのために一手にジュリーが受け手に回ってて気の毒な感じです。

でもこれで、親子逆だったら、ジュリーの立場ではグレるしかないんでしょうけど(^_^;)



そう、ライアン・オニールってびっくりしますよね。

サプライズゲストって感じで。
返信する
くまぷーさん (みい母さん)
2005-12-27 13:56:32
くまぷーさん、こんにちは☆



ブリーのノリノリ、かわいかったですね。

こういうところみると無邪気でかわいいと思うけど、

ブリーがドカンと一発言い放つ言葉は迫力もので…

このギャップがブリーの魅力???



脇俳優チェックにて。トム父の愛人ロイスはビバヒル・ジーナのママ?

懐かしい!(ということは、姉の夫でもあるドナ父と浮気して

子供…ジーナ…を産んだ人ですよね?あらまー、こちらでも

ジーナで思い出しましたが、ガブリエルとジーナって似ていませんか?

いっつも二人の顔がかぶるのは私だけ…?

(TBつけさせて頂きました。よろしくお願いします)
返信する
お久しぶりです~ (紫熊)
2005-12-28 19:56:07
ちょっと秘湯へ行ってまして・・・(笑)

いえ、本当は14日(水)からアメリカへ行っていて、帰国も丁度21日(水)で、デスパ妻見れずじまいの呪われた水曜日だったんです。

これで録画できてなかったら本当に「呪い」なんですが、大丈夫でした~

2週間分ぶっ続けで見たら・・・疲れますね(笑)

話の転換早いんだもん。



今回もブリーに虜な私はメロメロでした。しかしレックスひどすぎ。

夫としてより、人間としてどーかと。

でもやっぱり

ライアン・オニールの変貌が一番ショックでございましてよっ!



今夜は本放送を見れそうです☆
返信する
みい母さんさんへ (くまぷー)
2005-12-28 23:17:40
ブリーの魅力は、いつまでも純で乙女な気持ちを失っていないところかなっ(間違っていないけど、無理やりな気がするのはなぜだろう)。



ジーナママはこちらでも不倫でしたね(^_^;)。

そういうタイプの役が多いのでしょうか。顔の感じは悪女っぽい感じがしないのに、ちょっとワルなことを隠れてやってるような、そんな役・・・

ガブリエルとジーナ・・・あぁ、ニュアンス的にわかる気が。



ガブリエルはBFのバスケット選手と一緒に交通違反で捕まったりしてるようですね。

有名人ならではの災難というか・・・

http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=sportsNews&storyID=2005-12-27T125859Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-198102-1.xml
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