「気分はぐるぐる」 第３話「サーフィンをやろう」

６年生になったテイラーは下級生の面倒を見ることになったが、子守りは得意のはずなのに、担当になったアリシアには泣かれてしまう。
ブリタニーの手前ミエを張ってできもしないサーフィンが出来ると言ってしまったが、レオンにサーフィン大会に出るように誘われ、ひっこみがつかなくなってしまう。
仕方なく、サーフィンが得意なパパに教わることにしたが、パパは張り切ってしまって大暴走。
そんな中、学校から当番で預かってきたうさぎのブッチがどこかに行ってしまった！テイラーはライラのＢＦでシェフのアンドレが怪しいとにらむが・・・

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小学生の子供のスポーツが、いきなりサーフィン、っていうあたりがオーストラリアだなぁ。

そういえばパパはサーフィンが趣味だった。
「パパの趣味がサーフィン」て、ＯＣのサンディ・コーエンちっくなおしゃれな響き。しかしその実態は・・・
パパにサーフィン教えて、って頼むと、パンツ屋の店先でエアサーフィンさせられてしまうという、なかなか恥ずかしいプレイになってしまうのだな。



パパの目には、「周囲」とか「空気」とかがまったく映らないのね・・・
思春期の入り口に立ってる６年生のテイラーには、それはちょっと、いやかなりツライかと。

しかし、もっと恥ずかしいのは・・・
幼馴染や片思いの彼氏やライバルその他もろもろ揃ってるところで、両親が・・・

サーフィンのダブルス・・・いや、ペア？　なんてことをやらかしてしまうことかな。



パパとママ、はじけてるな～。
テイラーのサーフィンシーンも、ダブルスシーンも、実際は下半身映さずにわかりやすく合成しているわけだけど、最近高度なＣＧのドラマを見慣れているせいか、こういうわかりやすさを見ないふりするのもなんだか新鮮だ。
実際これと同じダブルスをやろうとしたら（ダブルスっていうのはあるらしい。二人でそれぞれ板は別で、一緒の波に乗る、という）・・・二人で一つのボードの上に立つだけでも相当大変そう。

しかし・・・このドラマはテイラーの失敗の羞恥プレイを見守るドラマかというと、実のところは・・・
どんなことがあってもテイラーへの献身をやめない、ヘクターの純愛に涙するドラマだったりするのだな。
「サーフィンを教えて」と言われたパパが店番を放り投げたら、その代わりにパンツのディスプレイをさせられたり、できないサーフィンの練習に付き合わされたり、サーフィンで頭がいっぱいのテイラーの代わりにさりげにブッチの世話をしたり・・・
ヘクター、いじましすぎるよ・・・
それなのにテイラーはおバカなレオンに夢中なのだ。ヘクターはテイラーのことを何でも知っていて常に見守ってて、転びそうな瞬間には怪我をしないように下敷きになって守ってくれそうな勢いなのだ。
なのにテイラーは、偶然その場にいて「大丈夫？」とお義理でひとこと声をかけたに過ぎないレオンの優しさに夢中・・・みたいな。

ヘクターの一途さは報われることはあるのだろうか？
子供向け教育ドラマだから、まぁそういうオチになるのだろうけど。・・・でもないか？

ヘクター以上にかわいかったのは、やっぱりブッチかな。



グラサンとお洋服～。しゃべるウサギさんぷりちぃ～～～！！
第１話に出てきたわんこのように、この回だけなのだろうか、だとしたらちょっと残念。