くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「サマンサWho?2」第4話「不動産」

2009年05月12日 | サマンサWho?
サマンサはいまだに再就職のめどが立たず、実家から食料をこっそり盗むようなありさま。
ママは色々と責めるが、しかし以前のように汚いやり方の仕事をしたくないサマンサは、慈善団体などに的を絞っていたのでなかなか仕事が決まらないのだった。
なんとかしようと気合を入れて面接に臨むが、なんと面接場所にいたのはママだった。実はサマンサの窮状を見かねたママは、サマンサの資格を使って二人で不動産業を立ち上げようと持ちかけてきたのだった。
仕方なく「嘘やごまかしはナシで」という条件でその話に乗るサマンサだったが、ママはすでに「ニューリー・シスターズ」という看板を作っており、「姉妹で不動産業」といきなり嘘で仕事をスタートさせるのだった。
早速オーウェンという男性にビルを売る仕事に着手し、サマンサはできるかぎり誠実な仕事をしようとするが、ママはサマンサに「彼を誘惑してビルを売りつけろ」と二人きりにしてしまう・・・

トッドのところに友人のセスが泊まりに来た。
小汚いセスのことをアンドレアは嫌っていたが、彼がNBAで仕事をしているため、バスケ選手の連絡先をゲットするため本心を隠してデートに誘う。
しかし連れて行かれたのはデート場所としては最悪のダイナーで、アンドレアの我慢も限界に・・・

--------------------------

今回から登場のセスとオーウェンは、この先もしばらく出てくるようだ。
でも、なんとなくポジションがミエミエっていうか・・・オーウェンはサマンサにとって新しい王子様で、でもなんだかんだいって結局「君が本当に愛してるのはトッドなんだね」というオチになりそうだし。
セスはセスで、アンドレアのことを「中身を見て惚れてくれた男」っていうことで、最後の到達点としてアンドレアの目を覚まさせる存在・・・みたいな。
そんな方向からあまりはずさないような予感がするんだけど、どうだろう。
ぜひ、ひねってひねってひねりまくって欲しいが・・・ひねりすぎて一回転して予想通り、だったりして。

ママって、意外とビジネス向きかも。本気でやったら成功しそうな素質はありそう。チャップマンが雇ったらいいのに・・・ってそれはアンドレアが嫌がりそうだけど。
でも「シスターズ」は無理。なんという誇大広告。
それでも・・・・前回の記憶が戻った回想シーンで、サマンサが「子供の誕生パーティ」と嘘をついてトッドを部屋に呼んで、中からセクシー下着姿で現れたときのサマンサは、おっ?と思うほどママに似ていた。
そういう意味では姉妹設定でもイケるかもしれないが・・・それでも、さすがにパパがいるために誘惑担当は自分ではやらないんだな。
「ハーパー★ボーイズ」のチャーリーとアランのママはサマンサのママと年齢的にあまり変わらないが、不動産屋で、車の中に下着落とすくらい「現役」だもんなぁ。もしパパがいなかったら、レジーナママもそのくらいは当たり前にこなしそうだ。

「テクニックが」とか・・・ママ、はっちゃけすぎ。
でもって、そういうのはフランクったら「これはこれは」で笑って聞くんだ。ドアマンは聞かないふりするんじゃないのか~!
「史上最高に楽しんでます」って、ひどいやつめ・・・
それでもオーウェンとサマンサのらぶらぶキスシーンは、「あー見たくねぇ」とばかりに目をそらしていたけれど。見せ付けたのは、聞き耳立てられたサマンサのささやかな仕返しだろうか。

それで結局、ビルは売れなかったのだろうか?
オーウェンがなんとなく胡散臭い気がするのは、ワタシもそうとうスレてるのかもしれないが。


【 脇俳優チェック 】

◆トッドの友人セス ....  Stephen Rannazzisi
この春、全米でヒットしたコメディ映画「Paul Blart: Mall Cop」に出演している。(予告編の1分ちょうどあたりにちらっと登場)なかなかかる~く笑えて楽しそうな映画だが、スター不在映画なので日本上陸しなさそうな予感。
他にCatherine O'Hara主演のコメディで、「ジョーイ」のボビー役Jennifer Coolidge出演の映画「For Your Consideration」に出演など。

◆ビルを買うエコ男オーウェン .... James Tupper
「CSI:NY2」5話「ダンス&フィッシュ」では、冒頭、暴走族に囲まれた車を運転していた男性役で登場。彼の車のフロントに女性の遺体が突然落下してきたのだった。
「Men in Trees」(日本未放映)のレギュラー出演で人気が出た彼だが、ドラマの役柄をなぞるように、ヒロインを演じているAnne Heche(「アリーmyラブ」のメラニー役や「エバーウッド」でアマンダ役)と恋に落ち、今年3月に二人の間には子供が生まれた。しかし共演当時はW不倫状態で、子供の出産も夫との離婚成立前という、実にハリウッド的な展開。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サマンサWho?2」第3話「新薬」

2009年05月12日 | サマンサWho?
サマンサは事故の時の主治医に呼び出されて、何かあったのかとビビるが、記憶回復の効能がある新薬の治験に参加して欲しいという依頼でほっとする。
早速服用してみるが、過去の「悪い元サム」がやらかしたダークな記憶が次々によみがえってきて、精神的に追い詰められてしまう。
ところがそんな時、主治医から「治験は中止になった」と連絡があり、サマンサは嬉々として薬を捨てたところ、脳裏にプロポーズされた記憶の片鱗が・・・

アンドレアはカフェで見かけたいい男の気を引こうと、ディーナの犬を「自分の犬だ」と言う。ところが空気を読まないディーナが「私の犬」と言い張ったため、彼にレズビアンカップルと誤解されてしまう。
レズビアンだと思われるにしてもディーナが相手じゃイヤだ、せめて給与課の美人キャロルくらいでないと、とミエをはったアンドレアだったが、ディーナに「口説くのは無理だ」と笑われたため、なぜかキャロルの気を引こうとあれこれアプローチし始めてしまう・・・

--------------------------

CMで「サマンサのように髪形を変えてあなたも人生リセット!」とかやっているけれど・・・
このドラマが始まって以来、ずっと「サマンサは事故から意識回復した時にはあの髪型であの長さなんだから、髪型変えたのは事故前では・・・」と、内心ツッコミを入れまくっていた。
おそらく製作陣もそこら辺ヤバイと気づいたのか、「事故直前に(トッドと別れた衝動で)髪を切った」という設定を盛り込んできた。
・・・それじゃあのウェーブは・・・ストパーがとれたとか?ママが意識不明中に美容師さん呼んでパーマかけたとか?・・・(無理だろ)とはいえ、一応「切った」というところまでは設定を取り繕った努力に免じて、あれは「寝相」ということにしておこう。(それも無理だ)

今回のサマンサは、記憶が一時的に回復してトッドとの付き合いはじめと別れを思い出していた。
この間思い出したのは「二人の初えっち」だったか。あの時の強気のサマンサ&だめよダメダメで流されたトッド・・・とはまた一味もふた味も違った展開で、ハテどういう時系列?この間の続きが「連絡をしないトッド」なのかな。
なんだかんだでサマンサがホレちゃってたんだなぁということがわかって、やっとこの二人がなぜ付き合っていたかということに納得がいったような気がする。
トッドの寝顔をきゅんとしながら見つめるサマンサ・・・しかもそれが、「今サム」じゃなくて「元サム」だっていうあたりが衝撃的。超ビッチだった「元サム」を本気にさせた男、トッド・・・ってことですか。うーむ。

 「ちゃんとハグしないと離さないゾ」
 「まったくもー、乙女なんだからっ!」
ひえええええ。なんともトッドがかわいい。それにいいとこコントロールされてるサマンサもかわいいし。ツンデレのサマンサを癒せるのはオレだけ~みたいにちょっとうぬぼれて、暴走してプロポーズまで突っ走ってしまったんだなぁ。
もうちょっとためにためて、サマンサから言わせるように仕向ければよかったのに。
最後までに、あの指輪をサマンサが発見することはあるのだろうか。「君の名は」ばりにぎりぎりのすれ違いをとことん繰り返すつもりなのだろうけど。

それにしても、初登場当時のフランクには大爆笑だった。
ヒゲ~!でもってあんなに愛想がよかったのか!!
そりゃーまぁ・・・・むっつりになるまでには色んなことがあったわけだよなぁ。にこやかなフランクより、今のフランクのがせくすぃで好きではあるけれど。

アンドレアのレズビアンネタは・・・
「フレンズ」第1シーズン8話「陽気なお葬式」でのチャンドラーのゲイ疑惑ネタまんま。ゲイじゃないけど高嶺の花を口説けないと言われて、かえって意地になって、っていう。
チャンドラーの場合、「周囲にゲイだと思われてる」のを否定しつつ、でもゲイっぽく挨拶するところで終わっていたのだけれど、アンドレアは本格的に口説きに入っていたのでちょびっと痛々しいような・・・
でもその痛々しさを救ったのは、「性格は悪いけど美人」っていうディーナの慰め・・・って、全然慰めてないし!
ディーナはなんだかんだでサマンサの元会社に「チャップマンの恋人だから」で出入りしてるのだな。社員のアンドレアより「あなたに免じて」と信用されているディーナ、という設定も、チャンドラーとジョーイにそういうのがあったっけなぁと・・・そこから離れろー!


【 脇俳優チェック 】

◆アンドレアの同僚キャロル .... Rachel Cannon
「ゴースト」第1シーズン21、22話では、墜落した飛行機のフライトアテンダント役。飛行機のパニックの状況を霊になってメリンダに説明する。しかし光の方へ行けというメリンダの説得には応じず、帽子の男に従った。
「CSI:マイアミ4」17話「独りぼっちの過去」では、冒頭追突事故を起こした女性ドライバーアンジェラ役。実はアンジェラはDV夫から逃げるために身分を隠していたが、別の事件を目撃してカーチェイスの果てに事故を起こしてしまい・・・

◆サマンサの担当医の脳神経医 .... Tony Hale
「ブル~ス一家は大暴走!」では、ブルース兄弟の末っ子で超マザコンのバスター役でレギュラー。
「ドーソンズ・クリーク」第4シーズン14話「忘れられない冬の日」では、昏睡状態に陥ったブルックの担当医役。ドーソンに「回復の見込みがないため安楽死の決断を」と言う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする