くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

ミディアム4 第4話「静寂の真実」

2009年05月07日 | ミディアム
アリソンは少女が誘拐される夢を見ていつものように目覚めるが、その夢の後に完全に聴覚を失ってしまった。
ジョーの声も子供たちの声も何も聞こえない状態で、アリソンはパニックになるが、医師は「突発性難聴」なので様子を見ようと言う。
そんな時にシンシアからニコール・スウェンソンという少女の誘拐事件の調査が持ち込まれるが、そのニコールは夢の少女で、彼女は耳が不自由だった。そこでシンシアはアリソンをスウェンソン家に連れて行って捜査に参加させる。
アリソンの夢から、ニコールの居場所や犯人についての断片的な情報を得ることができたが、決定的な解決の糸口は見つからないでいた。そしてスウェンソンは身代金500万ドルが用意できず、犯人との交渉にひどく焦りを見せていた・・・

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前にも何度か被害者にシンクロしたことのあるアリソンだけど、曲が大音量で聞こえっぱなしになったり、今回みたいにまったく聞こえなくなったり、本当に大変だなぁ。
人格そのものが入れ替わったこともあるし。

アリソンの聴覚が失われたことで、ジョーがアリソンの耳になるという美しい夫婦愛。
でもアリソンの変化なのに、しゃべっても通じないから筆談になったせいで、むしろジョーの台詞の方が激減してしまっていた。
アリソン自身は疎外感を感じていたが、アリエルがマリーちゃんのお世話をしたり(絵本を読んだりマミマミマーミーがかわいかった~)と、ブリジーがぐっと我慢して頑張ってたりと、家族はみんなアリソンの不調を支えようと結束しているのが微笑ましかった。
何しろブリジーが・・・あのブリジーが!一生懸命待ってて、がんばって覚えた手話で話しかけようとして・・・ほんとにあのシーンは泣けた!ブリジーえらいよ・・・いつまでもコロコロとして子供のままみたいなブリジーでもちゃんとママの一大事には成長を見せるんだね。いじらしい・・・
ニコールがママのもとに戻ったら、アリソンも「帰ってきた」のだが、その時のブリジーの今までの不安がはじけたような甘えっぷり・・・ほんとにブリジーはすごい。

今回父親がSteven Culpってことで、出てきた瞬間に「あー、お父さんの狂言誘拐ね」ってわかってしまうのが難だったかも。
あとは、サイラス役のフェリシティパパがグルかどうかってとこかなーとか思いながら見ていたが、一応今回は「いい人」路線だったようで。
「NCIS」でも「誘拐から解放されてみたら、パパが捕まっちゃったでござるの巻」っていうエピがあったが、ニコールは犯人から父が主犯と知らされた上に、殺されそうになったのだからその恐怖たるや並大抵のものではないだろう。
しかしあの冒頭の猫と少女がゴジラを見てる、っていうシーンは、緊迫感があるのにゴジラのせいか妙におかしかった。猫が集中してゴジラを見てるし!ニコールよりもわくわくしてるように見えたからさらに笑ってしまった。
猫はゴジラを理解するのだろうか。

そして、一番おいしいところをさらっていったのは、今回もスキャンロン。お前は水戸黄門か?っていう抜群のタイミングで出てきて、颯爽と解決して。ずるいわぁ。
・・・しかし、まだデュヴァロスは出てこないわけで・・・来週スポたんは出てくるのだから、デュヴァロスも復活する?


【 脇俳優チェック 】

◆ニコールの父ダリン・スウェンソン .... Steven Culp
「クローザー」第3シーズン12、13話「重ねられたウソ(前・後編)」では、離婚弁護士殺害事件の被告ジョナサン・シェイファーの担当弁護士コードリー役で登場。実在しないはずのアリバイ証人トッパー・バーンズを法廷に連れてきて自信満々だったが、ブレンダにトリックをつぶされる。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンでは、完璧主婦ブリーの夫レックス役でレギュラーだったが、レックスは心臓発作で死亡。ブリーの完璧ぶりに辟易するなど気持ちがすれ違い、主婦売春に走ったりブリーに女王様を強要したりと、次第に壊れていった挙句最後までブリーのことを信じられなかったために無駄な騒動を巻き起こす。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン以降に下院議長ジェフ・ハフリー役で登場している。バートレットの一時的職務停止によりウォーケンの後釜として下院議長に就任するが、議会の多数派である共和党の存在アピールのために大統領に対して執拗にパワーゲームを仕掛け、副大統領候補を飲ませる。しかし予算案で対立した時に一対一の対決をバートレットに挑まれ寄り切られてしまう。
「犯罪捜査官ネイビーファイル」では第2シーズンから国務省特別補佐官クレイトン・ウェッブ役。「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」では、警察駅伝大会でLA郡SES特殊強化部隊のコーチとして出場していたメンデス警部補役。前年までは選手だったが、出世と引き換えに後進に後を譲らされた恨みで凶行に走るのだった。
「ER」第10シーズンでは、コーデイが二股かけた男性の一方、学校の先生のほうのデイブ役で登場。
「24」第2シーズンでは、シークレットサービスのテッド・シモンズ役。
映画ではケヴィン・コスナー主演「13デイズ」でロバート・ケネディ役を演じていた。
「ボストンリーガル」第4シーズン8話、「クリミナルマインド」第3シーズン19話、「NCIS」第5シーズン6話に登場予定。

◆ダリンの仕事仲間サイラス .... Erich Anderson
「フェリシティの青春」の、フェリシティの父エドワード・ポーター役でおなじみ。
「BONES」第3シーズン2話「青空に散った正義と真実」では、かつて警官殺しの過激派だった過去を隠していたサッカーマムの被害者エイミーの夫、ジェレミー・ナッシュ役。エイミーがかつての仲間に自首を促すために会っていたのを、不倫と誤解して悲劇を引き起こしてしまう。
「Dr.HOUSE」第3シーズン19話「早熟」では、娘が高齢者のような症状を発症し、息子も早熟な異常行動を見せた、シングルファーザーのディラン役で登場。
「NCIS」第1シーズン9話「死者からの電話」では、CIA(と見せかけた偽中佐)ジャック・キャントン役で登場。
「FBI~失踪者を追え!」第1シーズン6話「二重生活」では、父の威を借る妻を疎んじて、出張と称して二重生活を営んでいた失踪者パトリック・ケント役。
「CSI:マイアミ2」19話「握りしめた暗号」では、秘書が麻薬売人のアジトで射殺された、議員のパトナム役を演じている。秘書はパトナムのスキャンダルを告発する予定だったというが・・・
「CSI:科学捜査班」第1シーズン3話「誘拐の罠」では、妻ローラを誘拐された夫ジャック・ギャリス役。警察の捜査手法に反発、勝手に身代金を用意し犯人と交渉しようとする。
映画では「13日の金曜日 完結編」で裏のある復讐に燃える男ロブ役を演じている。

◆アリソンの耳を診察した医師 .... Francois Chau
「グレイズアナトミー」第2シーズン5話「痛みの処方箋」では、今日中に手術しないと半身不随になる女性アンナの父親役。モン族の長であることから、部族の習慣を最優先し、シャーマンなしでのアンナの手術に反対、連れ帰ろうとする。
「24」第4シーズンで、テロに関わっていた重要人物が中国領事館に匿われているので、それをCTUが極秘に拉致しようとして、作戦中に誤射によって命を落としてしまった中国総領事役で登場していた。彼の死が後のジャックの立場に大きく暗い影を落とすことになる。
「LOST」第2シーズンでは、「ステーション3 スワン」のオリエンテーションフィルムの中でナビゲーターとしてステーション3について説明している、白衣姿のマーヴィン・キャンドル博士役。

◆ニコールの母ローラ・スウェンソン .... Nancy Travis
映画「スリーメン&ベビー」では、赤ちゃんのマリーを男たちのもとに置き去りにした母親シルヴィア役で、続編の「スリーメン&リトルレディ」にも出演している。
「旅するジーンズと16歳の夏」では、カルメンの父が再婚しようとする女性リディア・ロッドマン役。
他に「チャーリー」「キャノン」など。

◆ニコールに顔を見られたダリンの部下バーリントン .... Robert Rusler
「クローザー」第3シーズン11話「監査人の秘密」では、警察に無線などを納入している会社の財務責任者ホワイト役。不正経理で得た金を家につぎ込んでいたが、それを国土安全保障省の監査人マギーに告発されそうになっていた。
「コールドケース」第1シーズン22話「プラン」では、ウィルクス兵学校で水泳コーチという立場を利用して、少年たちに性的虐待を行っていたナッシュ・キャバナー役を演じていた。ナッシュは1999年に溺死していたが、事故として処理されていたものを、事件性を示唆する謎の手紙が届いたことから未解決班が動くことになる。
「バビロン5」ではスター・フューリーのパイロットのウォーレン・ケファー役。
映画「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」では、主人公ジェシーの親友グラディ役でフレディに襲われていた。
コメント (3)
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