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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

トゥルー・コーリング 第21話「ホワイトスコール」

2005年09月07日 | トゥルー・コーリング
第2シーズンの始まりというわけで、オープニングの映像もトゥルー&ハリソン&ジャックバージョンになっている。

新しいシリーズは「トゥルーが人命をどう救うか」ではなく、「ジャックがどう邪魔をするか、それをどう防ぐか」という方向に話が変わってきている。
それはドラマとしての展開だけでいうと、ひねりがでてきて面白いのだけど、ふっと我に返ると「でも、人の命だよねぇ」と寒々しくなったりも・・・・。からっと楽しむティーン向けドラマだからとはいえ、ティーン向けだからこそもうちょっと、みたいなオトナの気持ちが入ってしまわなくもない。
「死ぬべき運命」と「生きるべき運命」の闘いだなんて、そんな二元論でいいのか?みたいな。

ともあれ新しいシリーズで、前シリーズレギュラーをばっさり切り落として、新展開。
デイヴィスのコネ(?そんなんありなのか?)でメディカルスクールの聴講生になったため、クラスメートが3人できた。そして精神科医キャリーがデイヴィスの恋愛対象になるってことらしい。
あんなキツネっぽいキャリーがデイヴィスの恋人だとぅ?許せん。絶対合わない!
「バカなこと聞いたぁ・・・・好きになるに決まってるぅ」っていうデイヴィスのかわいいこと。
もし、キャリーがデイヴィスを傷つけるようなことになったら、許さ~ん!

今回はハーバーパトロールのケイト・ウィルソンを助けようとしているのに、ジャックがケイトに言い寄って信用を得てしまったので、トゥルーが変なストーカーみたいな扱いをされてしまうという話し。
最後に助けられたケイトは、「このストーカー、なんでここに」と薄れ行く記憶の中で思ったのだろうか。しかし、トゥルーのありえないボートコントロールったら。プロのケイトがコントロールを失って落ちるくらいの嵐で、なぜど素人のトゥルーがあんなに器用に救助できるんだろう。謎だ。
あと、ハリソンはまじめに働いていたようだが、リチャードはなぜ急に雇う気になったのだろう。今後その変化がトゥルーとの関係に影を落とすのだろうか?


【 脇俳優チェック 】

◆医学生ジェンセン・リッチー .... Eric Christian Olsen
「24 Ⅱ」7話で、Xander Berkeley演じるジョージ・メイスンの息子ジョンとして登場。「24」見た方はきっと「彼かー!」と涙ぐんでしまうことだろう。ううう。
他に「ER Ⅴ」21話「責任ある人々」で、全身火傷80%でERに運び込まれた患者Travis Mitchellを演じて涙を誘っていた。泣かせる役が多いのだろうか。

◆医学生エイブリー・ビショップ .... Lizzy Caplan
「ヤングスーパーマン」4話のティナ役や、「フリークス学園」序盤にサラ役で登場。

◆医学生タイラー・リー .... 
オフィシャルあり。そこの写真を見ると、なんか「ウォンビン風」な感じというか。いや、多分両方が「誰か」を真似してるんだろうけど。
「ビバリーヒルズ青春白書」「シカゴホープ」などに脇で出ていて、アクションもこなすらしい。「FBI~失踪者を追え4」第5話に登場予定。

◆精神科医キャリー・アレン .... Liz Vassey
「ER」のパイロットから4話ほど、しょっちゅう内股を怪我してERに来ては、色っぽくドクターを誘う色情女子大生リズ役で登場していた。

コメント (8)
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トゥルー・コーリング 第20話「最愛の人」

2005年09月05日 | トゥルー・コーリング
これは第1シーズン最終話。
DVDのボックスなどを見ると、以降の第2シーズンの分を「21~26話」として、1シーズンものであるかのようにしているけど、実際の本放送の時は、いったんここで第1シーズンが終わっている。
次の話からが第2シーズン分になる。IMDBを見るまでもなく、発売されているDVDを見れば「このドラマがどういうことになったか」が一目瞭然なわけだが、そういうオトナの事情ってやつはアメリカのドラマではつきものなわけだし、しょうがないんですかね。

で、俗にクリフハンガーといわれるシーズン最終話の「持ち越し」な思わせぶりは・・・・
正直なところ、もうちょっとチラリズムというのはできなかったのかなと。
最後の場面、ジャックやリチャードには何も語らせず、ジャックがリチャードの車に黙って乗って去っていく・・・・というのだけでもよかったんじゃないかなぁと思う。
そしたら「えぇぇぇ?あの二人は一体どんな関係が?」って思って話を引っ張ることができたのに。
あまりに説明しすぎ。このシーズン通して、意気込みのためにさっさと種明かしを性急にしているために、どんどんネタが煮詰まっていくのを感じていたが、ここでもそれだ。
脚本の引き出しが少なくて「助けて」のパターンを出し尽くしてしまったので、「さぁ彼女の秘密は?」「彼の正体は?」ってどんどん早い段階でカードを切ってしまって残りどうするのって感じになってるように見える。もし27話以降も続いていたとしても、同じメンツでは話が続けられず、ジャックに代わる新しい存在を見つけてこないといけなくなったんじゃないかなぁ。
ここまでのネタ明かしは、第3シーズンが終わるくらいまでひっぱってもいいくらいなのに。

ルーク・・・・
「助けて」って言えればよかったのにな・・・・
ハリソンはちょっとずつ変わろうとして、ボランティアなんかも始めたところにルークの命をもらって。「命をありがとう」にはぐっときた。
これで第2シーズン始まったら、いきなりちゃらんぽらんやってたりして。そしたらおねーさんは怒りますよ、まったく。
トゥルーはこれで二人も恋人を亡くしてしまったわけで(一人目はなかったことにされてるような気がしないでもないが)まったく因果な使命だ。でもって父親が母の仇、恋人の仇の仲間だし。
ドロドロやね。

そんなドロドロの中でも、デイヴィスのほのぼのさが救いだ。
やり直したあとのハリソンにお悔やみを言うとこなんか、とってもかわいい。
あぁーデイヴィスだけでもスピンオフを・・・・(どこに)。

リンジーのドレスはかわいかったなー。さすがティーン向けドラマはセンスが若い。そういえば、メレディスは・・・・リンジーの結婚式やルークの葬式はいなくてもいいけど、ハリソンが撃たれた時くらいは・・・・
2004年までのクレジットのひとは、リンジー、メレディス、ルーク。だから21話からにはこの3人は出てこない。レギュラー激減だな。


【 脇俳優チェック 】

◆嫉妬に燃えるエマの元夫ドニー・マクレーン .... David Lipper
「フルハウス」でDJの歴代彼氏のひとり、ファンクなヘアスタイルをしてた彼が、こんなおっさんになってしまうなんて、時の流れをしみじみ感じるなぁ。

◆シングルマザーのエマ .... Lauren Stamile
「FBI~失踪者を追え」15話「さらわれた花嫁」で、花嫁の友人ジェシカ役で登場していた。「ヤンチャしてた」という台詞がNHKでは新鮮だったなぁ。
他のデータはそちらで。「コールドケース」にも登場予定。
コメント (5)
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トゥルー・コーリング 第19話「D.O.A.」

2005年09月04日 | トゥルー・コーリング
ルークはまだ出てくるんだ・・・・
もう出てこないと思っていたのに。職場が同じだからしょうがないか。
しかし、「いつも俺たちって廊下で出くさわないか?」っていう台詞に「だってそういうセットなんだもん」とつっこんでしまった。
他に会うところは、死体保管ロッカーのところか、デイヴィスのオフィスか。
でも・・・・やり直すんだなぁ。遅いよ、真実を話そうとするのが。

前回まで信用できないでいたジャックを、なぜいきなり「同じ能力だから」と同胞状態で和気藹々になってしまうのか、デイヴィスの心配する気持ちは当然だと思う。
久々の猛ダッシュにジャックも一緒になって走ってたけど、まるで「太陽にほえろ」みたい。
(例えが古いな)
一人救えたからまだしもだけど、今回のコルビンさんは救って欲しかったな・・・・

「助けよう」としているトゥルーと、「助けまい」としているジャック。
秩序を乱しているのはトゥルーなのか、だとしたらなぜ「助けて」と言われてしまうのか。
ジャックが言うように、死ぬべき人を死なせてやるのが秩序だというのなら、なぜ2回も3回も繰り返して「正解」を求めようとするパターンが出てくるんだろう。
結局、あのエンドレスの回(11話「終わりなき日々」)のエピソードが、この「やり直し」の設定にとってはかなりネックになっているというか、あの回を作ってしまったことで全部ゆがみが出ているような気がする。ジャックが「助けて」を無視してそのまま死なせてやって、それで済むなら、じゃぁ「正解」って何?っていうことになるから。
あれさえなければ、「正解はなく、あと1回だけチャンスがある」っていう設定で納得するのに。


【 脇俳優チェック 】

◆グレース .... Lisa Waltz
「アンジェラ・15歳の日々」でホーリー役としてサブレギュラー。最近では「コールド・ケース」の第1話で「テニスラケット」で、亡くなった親友の彼と結婚したら夫が実は・・・というメラニー役で登場していた。
他に「CIA:ザ・エージェンシー」の第1シーズンにパトリス役でサブレギュラー、「ER2」「ダークスカイ」にゲストなど、割と色んなところで見る顔だ。
「CSI:5」の11話にも登場予定。

◆息子マーク・コルビン .... Nick Wechsler
「ロズウェル 星の恋人たち」で粘着青年カイル・バレンティ役を。んー、ずいぶん顔が変わった気が。ロズウェルからは6年ほどたってるわけですが。

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トゥルー・コーリング 第18話「隣人」

2005年09月04日 | トゥルー・コーリング
この回はなかなか脚本が面白かったなぁと思う。
謎解き的な要素をベースに、ジャックの秘密とは何かという話と、ジャックの邪魔をちりばめて、そこにデイヴィスのオタクネタをふりまいて。
このくらいアップテンポな話がTCらしくていい。
そういえばトゥルーは最近走ってるっけ?前回から車も買ったし。当初の魅力であるはずの「走る」シーンが少なくなったような。

リンジーとハリソンは別れてしまった。リンジーにとってはそっちのほうがいい人生かもなぁ。
今度出会った人はちゃんとしてそうだし。
しかしハリソンは・・・・あの下着はどこから・・・・

デイヴィスが前にトゥルー姉メレディスとデートした時、「ロードオブザリングでドン引き」というのがあったが、今回のでなんとなくわかったかも。おそらくアメリカでは「大人の見るファンタジーはおたくの領域」なんじゃないのかな。
アメリカと日本では、おたくと一般人のボーダーが違うらしい。ロードオブザリングは、スターウォーズはまだしもOKで、スタートレックはNG、ロードオブザリングは多少NG寄り、みたいな。
ただ、デイヴィスの言ってる「RPG」は、おたくの中でも超ディープな、TRPG・・・テーブルトークなわけで。そんな世界どっぷりな死後の世界大好き人間が、よく結婚できたなぁ・・・・
今の聞かれちゃったぁ?」がかわいかったから、私は許す!・・・・と思うけど。

ジャックは「1日をやり直す」トゥルーと同じ能力を持っているらしい、ということだが・・・・
やり直すトリガーが一人分でないと、それぞれに「助けて」って言われて別々の「昨日」に戻るパラドックスが起こってしまう。だから、トゥルーがやり直している時には必ずジャックもやり直している意識があるはずだ。
今回、ジャックは二回目に、自分の正体がばれないように手紙をこっそりと回収していたから、やり直している意識があるということなんだろう。
トゥルーは「助けて」って言われてるからいいようなものの、ジャックの立場で一日を繰り返すのは、けっこう辛そうな気がする。いきなり路を歩いているとブラックアウトして前日に戻る、とかになるわけで。
今やってた仕事が全部台無しかよ、と思うと、多少邪魔したくなる気持ちもわからないではない。
そういう話ではないのだろうけど。


【 脇俳優チェック 】

◆ID泥棒キャシー .... Andrea Anders
WOWOW放送中の「ジョーイ」では、お間抜け美人弁護士アレックスをレギュラーで演じているため、かなり役の落差が激しかった。撮影時期の順番はこのドラマのほうが若干先。
他には「OZ」の第6シーズンでDonna Degenhart役、映画「ステップフォード・ワイフ」など。
今年30歳。

◆リンジーの新彼?ランダル・トンプソン .... John Reardon
元々カナダの俳優で、カナダのドラマ「Edgemont」でサブレギュラーだった。
この「Edgemont」、ここからけっこうアメリカのドラマに出てくる人が多いみたいで「Edgemontで見出され」ていうのがあちこちで。面白いのかなぁ。日本未放映だけどどこか買いませんかね。
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トゥルー・コーリング 第17話「自殺願望」

2005年09月02日 | トゥルー・コーリング
死にたがってたはずの人が「助けて」って、死なせといてやれよ、みたいな。

なんていうか、わかりやすく伏線を張りすぎ。伏線になってない感じだ。
見通しのいい道路を歩いてると、腰の高さくらいのとこに蛍光色のワイヤーロープが張られてる、っていう程度で・・・・
どうせなら「5年前」くらいにしとけばいいのに、子役の年齢の都合でか「8年」にしちゃったせいで、「妹」が出てきた瞬間に「あぁ」って思ってしまった。

ジャックがだんだん化けの皮がはがれてきているようだ。
一度ハリソンに恩を売って優位に立ってるところで、強く「こうするべき」といわれると、ハリソンは相手に気に入られたい一心で心が揺れて、思考停止して相手の思うとおりにふるまおうとしてしまう。
それを利用して、わざと自分の思うようにハリソンを誘導しようとしているジャック。
・・・・誰かに似てるなぁ、そのやり方。・・・・パパだな。

女優さんに会ったからといって、固まってしまうデイヴィスがかわいらしかった。
二度やって二度ともフリーズ。
冷凍クマ・・・・


【 脇俳優チェック 】

◆女優カーリー・アンダース .... Tamyra Gray
オフィシャルあり。ミスコンのときに名前が出てきた「ケリー・クラークソン!」と同じ「アメリカン・アイドル」出身。ファイナルまで残っていたらしい。
ゴスペル歌手でもあるらしい。「ボストン・パブリック3」にアイーシャ・クレメンス役で登場。

◆ゆすり屋ピーター .... Alex Zahara
「ダークエンジェル」のジョハンセン他、ルーク・ペリー主演の「エレミア」でサブレギュラー。
「スターゲイト」で、違った役で何度もキャスティングされている謎の人。
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