熊本レポート

文字の裏に事件あり

事件は現場で起きている 漁協長の密漁?

2014-06-05 | インポート
 5月連休前、熊本海上保安部は密漁(違反操業?)容疑の捜査で上天草市竜ヶ岳町に入った。家宅捜索を受けたのは同容疑の掛けられた漁協長宅、樋島漁業協同組合、それに同容疑者と取引関係にあった同町の水産物販売業者。
「日頃から常習者という噂もあって、関係の水産物取扱業者は帳簿まで持って行かれたというから量もナマコ、イワシ等、それは半端なものではなかった。だからタレ込みもやむにやまれぬ心情からだったと思われる。それに、摘発されたのが漁協長の子息で、市議でもある漁協長の責任は免れないのではないか」(現地住民談)
 現地では、先に公共工事を巡って贈収賄事件も摘発されたこともあって、この密漁の話で大騒ぎなのだが、上天草市でも同町を一歩外に出ると話は初耳の状態。
 海上保安庁は領海侵犯、海難事故等は会見発表しても、密漁に関しては市民のレクレーションを兼ねた所有権不在のアサリ採り、また告発、告訴を有する漁業調整規則違反まであって会見発表しないというのが原則。そこで佐賀、石川県等で報道された「違法操業」は記者のスクープ。
Image(写真は今回の事件とは無関係の参考写真)





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