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熊本レポート

文字の裏に事件あり

熊本県御船町の公共インフラを人質に取られた鼻糞レベル以下の産廃施設反対の勉強会

2025-05-30 | ブログ
●阿蘇くじゅう国立公園の脇に白いパネラーの海が誕生すると、そこで初めてメディアが「光景を大きく侵すメガソーラー」と報道し、全国から「自然を破壊したメガソーラー企業」と批判の声が挙がった。
●だが真相は、彼らの触れられなかった、彼らが知る由も無かった「同開発事業が熊本県山都町の誘致企業」という点で、土地謄本に明記された農地を「農地ではない」と山都町農業委員会が決議し、九州農政局の規制に壁を造った事に問題は始まった。
●即ち、批判は外資系太陽光発電事業所に集中するが、元凶は誘致に走った山都町で、同町及び同町議会は同誘致企業が「熊本の飲料水を逼迫させる可能性もある」(山上での石灰石による土壌改造で涵養、保水性の悪化)、また「防災面での懸念」(同土壌硬化改造での降水直下流)という問題点を把握していた、また知る立場に在ったという点。
●そうした中、同議会議員の1人は福岡高裁で開かれた「原発再稼働反対」で原告1人に名を連ねた。その賛否はともかく、同問題は国政レベルで論議されるべき事案。
●現在、電力供給量は半導体企業の誘致等から余裕のない状態。そこで補うとされるのが同町のメガソーラーなど再エネルギーだが、その推進には「再エネ賦課金」が加算されて現在、電気料金の値上げとして重く国民生活に乗し掛かっている。
●お判り頂けるか、他市町村にも言えるが、同町及び同町議会、議員の矛盾性、課題点で、レベルの問題。
●冒頭から前置きが長くなったが、この流れに在るのが隣町の今回における「御船町産廃反対勉強会」。仮に「関連性はない」と否定しても、表現は悪いが「中身、価値は同じ鼻糞レベル以下」と結論される。



●それでは何故に「鼻糞レベル以下の価値」かというと、「一般生活ごみの併合焼却処理」(公共インフラ)を人質に取られている以上、事実実証で疑問符の打たれる地下水や土壌への汚染という想定理由では、公共インフラ併合の同産廃処理施設建設の阻止は無理というのがエビデンス(根拠)。上益城郡5町で一般生活ごみの焼却処理(公共インフラ)を民間委託(産廃中間処理)と決議して居ながら、ここに来て「産廃は駄目」とは幼児の駄々。
●結局、勉強会での主張及び活動は残念ながらパフォーマンス、自己満足というレベルの話で、その延長上の署名活動など耳糞レベル以下の価値もないとなる。
●根本的な結論の見えている中での無駄な見解となるが、同勉強会の旗印は「地下水、土壌汚染」である。しかし同建設が産廃最終処分場なら主張の環境汚染は懸念されないとは断言しないが、建設される該当の施設は既に県内250施設も在る同中間処理施設。専門委員による第三者委員会での「環境への悪影響なし」という報告は、彼らにとって容易に最初から想定される結果。
●ここで断っておくが、該当の産廃中間処理施設について、決して両手を挙げて賛成している訳ではない。だが同じ反対でも御船町の反対勉強会とは、状況分析において大きな違いが在る。しかし、その反対も今や悔いの感に在って、理由は自治能力、議員資質の問題。
●そもそも同産廃中間処理施設は、上益城郡5町の公共インフラを人質に取られた事で厄介な問題に発展した訳だが、その変化した理由、即ち一般生活ごみの単独焼却処理(上益城広域連合)と、同民間委託での産廃焼却処理との具体的な比較資料(事業想定支出)が皆無(御船町環境保全課)というのが疑問。
●環境省の協力資料で単独事業の場合での事業計画書は所持しても、熊本県誘導の公共インフラ委託における併合産廃処理の場合、ただ「安価(負担額)」という見解だけで具体的な比較資料が未だ白紙というのが不可解。
●これは明らかに上益城広域連合(西村博則連合長・益城町長)、上益城郡5町議会の住民に対する怠慢、無責任と言えるが、「単独事業は負担が大き過ぎる」という説の信頼性を何処に置いたか、その想定から謎が解けて来るが、それは後々の公共的な負の問題。
●同産廃中間処理施設事業では同広域内の5町に出資金も求められているが、これらを含めて比較対象が成され、ここで初めて公共インフラの委託が是か否かが決定されるは常識。それが半導体企業の誘致による大規模産廃中間処理施設かというと、それが県外からの搬入も見込んでの大規模施設計画となると、県誘導の同施設建設計画に公共性が欠けて来るのも確かで、立地条件の悪い陸中に産廃中間処理施設の計画など、民間の大規模施設発注に介入したかったのか、もしくは山都町辺りでの最終処分場計画を見込んでの戦略としか考えられない。
●下記の写真は熊本県誘導の一般生活ごみ民間委託を決議した時の関係首長、知事(前)及び県関係者の記念写真だが、「知事を含み8割は理解していない名ばかりの合意記念写真」と見解を示した時、目の前に居た県関係者の1人が、それに吹き出して応えた該当事案。



●また一般ごみ焼却処理の民間委託を是とした場合、御船町外の上益城郡4町には他人ごととなるが、該当の御船町には該当地の生活路を1日に10トンダンプカーが最大50台も往復する、そんな新たな環境問題も発生する。高齢者、幼児という弱者の生活路が大型ダンプカーの輸送路と兼用される訳だが、的の少し外れた地下水、土壌汚染より問題視すべきは生活路での環境問題。
●同町は産廃施設誘致での経済効果を主張するが、廃棄物の選別という雇用には限界が想定され、税収増の目論みも県外からの搬入次第となると、同民間事業への出資金も加わって、その負が大きいと想定される御船町犠牲論に至る。
●そもそも状況の把握が肝心で、それが無ければ状況分析どころの話ではないが、状況分析が異なれば当然、戦略(産廃処理施設の建設阻止)も異なって来る。既に環境アセスメントの段階で、絵画やダンスの勉強会で施設建設の阻止なんて、どう考えても鼻糞以下の価値的レベル。時は既に遅しで、論理的なパターンとなるが、該当の御船町にあっては公共インフラの民間委託は得か否か、そこから出直しの勉強会が求められる…。




スザンヌさんが怒った阿部某のブラフな性格

2025-05-26 | ブログ
●タレントのスザンヌさんが日曜日の初耳学(TBS)で、2月に新装オープンした「KAWACHI BASE龍榮荘」について「赤字1億円」と語ったという事で、それがネット社会で色々と話題になっている。
●そもそも湧く温泉が有名でもなく、また観光名所が近所に在る訳でもなく、更に有明海への展望は工場兼倉庫が塞いで居る立地条件となると、周氏か六三郎氏という鉄人でも料理長に迎えない限り、「事業としては困難」とプロは手を出さない該当地での旅館経営。



●彼女の赤字という背景は事業初期の改装費用という事で、ネットには「改装業者に騙されたのではないか」というコメントも在って、これには出て来た唾を飲み込んでしまった。
●実は1月29日号の記事で取り上げたのが、同改装工事に関わった人物。記事公開の前日、日テレの有吉ゼミで、新装オープンの打ち合わせと称してスザンヌさんと登場したのが阿部某というワル。その映像を見た熊本中の被害者から情報は一夜にして拡大し、その結果でブログ記事にした経緯にある。



●断っておくが、民事を語るのは本意ではなく、該当の事業破綻に在っては破綻者救済の法も在る訳で、それに触れる意思は時間的にもないというのが事実。
●ところが、この阿部某のワルに至っては、2度に渡る破綻劇で悲惨な家庭を債権者として生んで居るにも拘らず、正義面したヒーロー観が許されなかったという背景に在って、しかも被害者への罪を認めたので、それに同行する説明、謝罪に同意したにも拘らず、その情、信義を軽く反故、不履行した背景に在る。同時に彼への複数の提訴、管財人による債権者への通知も在って、これ以上の被害者を生んではならいというのが、情報公開の趣旨に在った。
●彼はそんな中、店舗改装、クリニック改装と関わっている事を後追いしたが、彼を匿い、協力したのが該当の龍榮荘改装での設計屋、施工業者。
●彼には破産が法的に認められなかった理由として「5千万円弱の不明金問題」が在って、これが新たに刑事告訴として提訴されたが、この「5千万円弱の不明金」に関して、先述の設計士、施工業者は共犯かと疑惑の噂が流れるのも当然。
●仮に共犯説が事実では無くとも、阿部某の尻拭いをさせたにも拘らず、それが終わると一変して阿部某と肩を組むという人間性は阿部某と同格。
●スザンヌさんが赤字の理由を1月29日のブログ記事にしたとは思われないが、その経由で矛先が当方に向けられた。
●Y弁護士事務所から「掲載の詫び状は偽造された疑いが濃厚」と、また「タレント(スザンヌさん)も困惑している」と、暗に記事削除を示唆した注意書が届けられた。
●しかし、阿部某の詫び状は本人によるもので、それは公証役場の印が押された公文書。公文書に疑いを持つ弁護士事務所も特異だが、同見解が阿部某による口述とする推察は当然。
●阿部某は大人社会では通用しない幼児性と観るが、明らかにブラフ(嘘、ハッタリ)な性格。
●該当問題からは外れるが、本人の流した噂の中に「車の購入を代払いさせられた」、「補助金を第三者に現金化された」とあるが、これらは阿部某に都合の良い虚言。
●車の代払い話は、そもそも本人の現金欲しさのオーバーローンに始まって、購入した2台の中の1台は5千万円借用のK氏に担保として提供し、別の1台は2千万円借用での保証人I氏に提供。だが程なく阿部某はローン返済が困難となりK、I氏が肩代わり返済で、迷惑を被ったのは阿部某ではなくK、I氏。
●また補助金の第三者による現金化話だが、これは資格を有していたか否か、またそこに不正、違法が在ったか否かは棚に上げて簡単に説明すると、コロナ禍での支援、補助金制度で阿部某はセミナーを開催。そこで応募した人らの申請、受領を手伝った。即ち、そこには阿部の損害など発生しない仲介業。
●社員30名前後の企業ならともかく、雇用者2、3名の事業所で5千万円前後の金額が再々に登場する阿部某は、底の見える身の丈で生活する者には不可解な人物だが、工事費を先払いで受け取り、それでも材料屋、下請け業者には未払いというのが奇々怪々で、それが少しでも明かされたらと期待するのが弁護士らの刑事告訴。
●さて、スザンヌさん決意の「10年後の黒字化」だが、その10年後に「スタート(改装)が不味かった」と彼女なら言いかねないと想定するも常識…。



宮崎新組合長の益城東部土地区画整理組合が祝杯を挙げる第三者における戦略

2025-05-26 | ブログ
●熊本県益城町惣領に会社定款は3度変更(飲食業・住所)されても現在、益城町から高く評価される建設業者と指名される株式会社アースワークが在る。その代表を務める宮崎勝信氏が今度、益城町東部土地区画整理組合の組合長に就任。



●あの経済人としては稀な行動力を発揮する㈱アイウッドの福永力三代表が理事長格に就任し、そのクーデターに乗り、民度を社会に示したと評される益城町農家約160戸の土地区画整理組合。
「岩村組合長の健康問題を考慮し、福永氏が宮崎氏を据えた」
●良い意味では素朴な組合員の1人が、そう明かした。そして続けて「宮崎氏は甲佐町出身で、また地権者でもない組合長だが、問題はないのか」と逆に尋ねて来たのには驚いた。
●総会で全組合員が承認した役員人事で、『役員は地権者に限らず』という組合法が吹っ飛んだ同組合員の疑問点。これが「開発許可を経て事業成立(売却)寸前になり、坪5万円増の提案でクーデターに参加した不可解な組合員」(関係機関談)の素朴とも表現される中身。
●そこで正解な見解を出したのが、裏社会まで古くから知る某開発会社の会長。
「宮崎新組合長は知られた人物で、それとは別で矢部開発㈱(山都町)の上田信代表とは昵懇という彼の人脈に目的が在った」
●同組合は前執行部の追い出しに伴い、前組合長らと事業を進めていた㈱菅組(豊後高田市)との間で約1億円の賠償金問題が発生。その負担協力者に福永氏は、宮崎新組合長と昵懇の矢部開発を求めた。同時に開発で協力を求める大和ハウス工業㈱との人脈ラインが、その目的に在ったと解説。
●ところが、これで益城東部土地区画整理組合の前途に灯りが全て点いた訳ではない。実は改めて振り出しに戻った訳で、難解な新たな開発許可が最大のネック。
「訴訟問題の他、坪15万円の開発許可は非現実的」
●同組合のクーデター劇後、熊本県側の担当者が
個人的な見解と断った上でのコメント。
●そこで再び登場するのが、先述の開発会社某会長で、
「福永氏は増永慎一郎県議を使う(協力要請)のではないか」
●見通しを語った。
●恒例化した自民党県連事務所スタッフとの不倫問題、賭けゴルフ疑惑で一時は意気消沈したとされる増永県議。それが「政治家なら誰にでも在る問題。バレたのが不運というだけの話」
●この激励に床から起き上がったとは言わないが、「今後も上益城郡の発展に努める」と決意を新たにしたのは確か。
●そこに「益城町に160名の後援会を新たに造る」と福永氏から声が掛かれば、「ウン」と動き出すと見た某会長の見解。
●確かに無理とは断言しないが、「3年間は要する」と見られる開発許可も、増永県議の登場なら半年と、そんな見解も浮上する熊本県政。
●ところがクーデター劇の善し悪しはともかく、それから3年間は何だったのか。聡明で意外な事にも躊躇しない福永氏なら判って居るはずだが、それは「俯瞰の機能を働かせて、自ら考え行動する」という民度レベルにはほど遠い160名の組合員。



●即ち、極秘で開発坪価格を元に戻し、開発許可から事業推進を図れば簡単な話で、祝杯に誰もが万歳と叫ぶと見るは同組合員。
●早くても5年後には事業を達成するか、それとも組合員の2代、3代への遺産とするか、そろそろ各関係機関まで第三者以上の傍観者化させてしまった福永氏の決断時…。


村の観光を韓国に委ねる熊本県南阿蘇村 ?

2025-03-23 | ブログ
●現在、円安の影響から韓国人投資家による日本のゴルフ場買収が熱気を帯びている。
「狙われているのは韓国から近距離に在る九州のゴルフ場で、既に佐賀の2ヶ所、それに鹿児島のゴルフ場も韓国の運営会社に買収された。そして熊本のゴルフ場も売買に支障のないパブリックコースということで、これが買値の倍という19億円前後の値で転売という噂だ。韓国投資家の買収には地元の反対もあって、取り扱いは東京、大阪の仲介業者だが、噂はそこから入手した話で、まず事実。そりゃ地元は「嫌だ」と言っても、半年前の買値7、8億円が倍以上の19億円前後で売れるとなれば、そりゃ誰だって転売するさ…」



●語ってくれたのは福岡の開発業者だが、プレーフィー(料金) が 円高で2割は安く、それに「日本の観光旅行ついでにゴルフ」という韓国人が増えているのも事実で、それを狙っての韓国人投資家による日本のゴルフ場買収。
●ところが、決して偏見や差別ではなく、そうした韓国人観光客が嫌われているのも確か。
●あの中国人がオリンピックの際に「韓国人の来客お断り」の看板を店の前に掲げた程で、BBC(英国放送)が「世界で最も嫌われる観光客」として挙げたのが韓国人。
●その指摘されるマナーの悪さは細かく説明しないが、韓国人投資家に買収されたゴルフ場の地元で「反対運動」が起きている事で問題点は推察される。
●さて肝心の「韓国投資家へ転売と噂のゴルフ場」だが、それを探ると南阿蘇カントリークラブ(熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰5254)が浮上。昨年7月に譲渡され、転売には支障のないパブリックコース。阿蘇山を一望する雄大なロケーションの丘陵に在って、109万平方メートルの敷地の中には18ホールのコースとクラブハウス。そのクラブハウスの中には風呂、それに阿蘇山を展望出来るレストランも在って、韓国人プレイヤーには期待の観光施設。ただ韓国人投資家へ譲渡となると、難題は同ゴルフ場の7割が地元地主からの借地という点。



●ところでここで断っておくが、同ゴルフ場が韓国人投資家へ転売と既に決まった訳ではなく、次に述べる現在の運営会社による実質的な運営も想定される訳で、話は福岡経由の噂、信ぴょう性の高いと見た噂によるレポート。
●南阿蘇カントリークラブは、平成21年頃から㈱肉の大塚がオオツカグループとして経営に乗り出して来たが、同社の経営悪化に伴いアーデンホテル阿蘇との一体で同ゴルフ場を肉の大塚は手放す事になった。



●噂の発信源が同関係者なのだが、南阿蘇カントリークラブの運営に在ったアーデンホテルとの2つ一体での売買が、どんな理由で分離譲渡となったかだが、これがゴルフ場の韓国人投資家への転売噂の鍵で在る。
●地元では「大塚側の関係者と同級生が地主(地元)に居た」と証言されるが、その同級生が
「アーベンホテルとの一体売買」では都合が悪かったと理解される。
●その中身はともかく令和6年7月、不動産開発会社の㈱奥羽興産(奥羽哲也代表・熊本市中央区水前寺公園7143)が同ゴルフ場を買収。価格は8億円前後であったと、地元では語られる。それが噂通りなら2倍以上の価格、半年で10億円以上の利益を生む転売なので、先述の同級生、奥羽興産には期待以上の商売。勿論、噂通りならと断った上での想定。
●一方、地元には「外国には転売しない」という確約が、ゴルフ場7割の地主と交わされていた(賃貸契約)。理由は、先に述べた韓国人観光客との文化の違いで、地元観光業者、住民の懸念を考慮しての確約条項。
●ところが、この7割の土地賃貸が売買されていると噂される。健全なゴルフ場の経営には賃貸解消、「土地購入が必然」は理が叶っており、仮に奥羽興産の意向なら計画は当然。
●だが、噂通りに韓国人投資家に転売された場合、先述の同級生、奥羽興産には多額の利益が転がり込むが、南阿蘇村にとっては観光産業の再構築を迫られる事になる。地元には「転売はしない」という確約事項があるという声も在るが、権利を失った以上、法が脆くな事は周知の事実。



●改めて述べるが、「奥羽は南阿蘇村と一体となって健全なゴルフ場運営に努める」という見解の在るのも事実で、そうした見解には要らん世話ながら噂に基づくレポートである。
●何れにしても村を二分する喜怒の結論は、これから2年内に訪れて来る…(詳しくはブログNote)。


多くの人に安らぎを届けるスザンヌさんと多くの県民が怒声を浴びせる詐欺師

2025-01-29 | ブログ
●タレントのスザンヌさんが、熊本駅から車で30分の熊本市西区河内町に在った古い旅館を改装して、2月1日にこれを「KAWACHI BASE 龍榮荘」としてオープンさせる。地元は「表はのんびりとした漁港だし、晩ご飯や朝飯の料理に魅力を持った客が増えるのではないですか」といった極めて穏やかな反応だが、スザンヌさんは「多くの人に安らぎを届ける場所にしたい」と語った。
●ところが、このオープンを報道した日テレの有吉ゼミに意外な人物が一緒に映り出され、その話題が新装旅館よりも色濃く、一夜にして熊本中を駆け回った。
●それは建装打ち合わせ中の回想シーンであったが、スザンヌさんの前で構想(無資格の建築談議)を語っていたのは阿部武臣という詐欺師。



●日常生活に何ら支障のない外部からの詐欺には、何ら気にも停めない厚き人情肌の熊本人も、多額な負債額を不透明にしたままの連続の自己破産(阿部建築工房4・5億円の負債、元社員を雇い代表にしての隈建築創造社1・5億円負債)で善良な家庭、社会に悲劇を与えたとなると、誰だって「許されない」との見解に至る。
「住宅ローンの支払いには困窮するし、まして娘の進学は諦めさせたという被害の中、本人は自己破産だといっても従来通りの邸宅に住み、妻の愛用車は外車となると、負債額は何処へ消えたかと疑いたくなります」
●双方を合わせて46社の債権者、その中の1人である下請け業者は恨み節を語る。
「改修工事現場で既存の施設に物損事故は起こすし、その保険金で賠償するといっても、その約3千万円は私腹に入れるという横領では業者、企業家以前の問題」


●スザンヌさんと同様、以前に旅館の改装工事を依頼したオーナーは「壁が剥がれた」、「床が落ちた」とまでは言わなかったが、龍榮荘の新装も懸念して「まともな業者ではない」と切り捨てた。
「レストランのオープンに向けて大改装を依頼したが、仕事を途中で放棄。『資金繰りが厳しい』というので建築費を先払いすると、それでも再び作業ストップ。そして自己破産と知らされた途端、下請けや材料屋から債権回収と相談されては筋違い。予定していた店のオープンも狂い、泣きっ面に蜂でした。入金した金が支出されない状態での自己破産って、実に不思議。一番に悪いのは、説明責任も放棄しての逃亡。それがスザンヌさんと一緒に現れたら、そりゃ怒り心頭と、これは理解出来るでしょう」
●被害者の1人でもあるレストランのオーナーは、詐欺師のテレビ報道を憤慨して語った。
●阿部は現在、横領や詐欺で数件が告訴され、その中で2件は横領容疑として受理された被告。これは警察にも追われている身でも在り、この点からここに取り上げた。被害者らが協力して、建設業界にチラシを配布してまで関わりに警鐘を鳴らしたのだが、阿部の意外な登場は、極めて特定の業者との連携にあるという想定も妥当。
●安らぎ館の新装オープンに決してケチを付ける思いなどないが、あのオープン報道に怒りを抱いた多くの人が、この熊本に居るのは確か…。