果樹園便り

北信州の果物農家の母ちゃんです。
「お山のふもとの果樹園」からの風が皆様に届きますように・・・・・

巨峰園で袋掛け作業

2014-06-30 22:11:09 | ぶどう園から

雨による病気が心配な園地。
早めですが、病気予防のため、袋をかけ始めました。

粒が大きくなると、薬剤の後が残りますので。
これでいつでも、防除作業ができます。


園地の端っこの方は、日当たりも良いので、日焼け予防に
クラフトの傘をかけました。
今日はこの園地で6,000枚位かかりました。明日またこの位かかる予定です。

袋から出るのは、2か月半後の9月中ごろ。
真っ黒な大粒の「種無し巨峰」に仕上がっていますように。

第6回ぶどう防除

2014-06-30 22:03:08 | ぶどう園から
梅雨のまっさ中。ベト病など、直接房をやられる病気も流行る頃です。

今日は殺菌剤がしっかり入りました。

ロブラール   殺菌剤
アミスター10  殺菌剤
ロディー    殺虫剤

チャノキイロアザミウマ、っていう名前。茶色なの?黄色なの?って・・・。
ブドウの軸を茶色にしてしまう、憎らしい害虫です。

ぶどう棚の下も、いよいよ葉が茂ってきて、雨が降ると滑ります。
何しろブドウ園は急な坂ですので、SS(散布車)も時々横滑りした跡が
あります。
コワイコワイ・・・・。

巨峰園で一週間です。

2014-06-28 22:27:16 | ぶどう園から
23日の月曜日から始めています。

露地巨峰の「粒抜き作業」です。
ただ、ひたすら・・・・

コレを・・・こうしているだけ。


つぼみの時に、「房切り」をしたのですが、ジベ処理をして一週間も経つと
こんな風に、長~い房になります。
上の方から、ちょんちょんちょん・・・と切り落として、残った下の部分の、
もぐり玉や奇形玉、混んでいるところなどを落とします。

25粒位に揃えているのですが、これは・・・1,2,3と数えてみたら22粒でした。
ちょっと小さ目の房になってしまいました。
粒肥大されれば350gのパックにもちょうどいいと思います。

大きすぎると、色が着かない(赤熟れ果)や裂果のもと。
小さい房でも、いいんです。

巨峰が終わったら、ピオーネ・ロザリオ・シャイン・パープルと次々に同様の
仕事をしていきます。

ジベレリン処理しました

2014-06-19 20:23:48 | ぶどう園から
毎日、天気予報と巨峰の落花状況との見比べっこをしていました。

花が終わっていないとだめだし、雨が降ってもだめ。
ちょうどいい日を見極めていました。
梅雨のこの時期、なかなか難しい仕事です。

で、今日実行となった次第です。
巨峰の房&粒の大きさはただ今この位です。

種無し巨峰のジベ処理です。

ジベレリンとフルメットという植物成長調整剤を、使います。
植物成長調整剤

少し雷も聞こえたような気がしましたが、無事雨が降る前に作業が終了しました。
といっても、夕べと違い、雨は降りませんでした。

これから、粒の肥大を待って粒抜き(摘粒)作業になります。
いよいよ露地での作業です。雨が降らないといいなあ・・・。

ラ・フランスの袋掛け

2014-06-14 21:15:28 | 梨園から
午前中は雨よけハウスの巨峰の、粒抜きでした。

午後はお天気も良くなったので、袋掛けをしてしまおうとなりました。

風が強くて、脚立のてっぺんは少し怖かったのですが、今年の樹は高いところにしか
実がついていません。

これが済むと、集中して露地ブドウに取りかかれます。

第4回ぶどう防除

2014-06-11 20:02:50 | ぶどう防除暦
6月8日、ぶどうの開花直前の防除をしました。

ベトファイター   殺菌剤 
ジマンダイセン   殺菌剤
パスワード     殺菌剤
オルトラン     殺虫剤

梅雨に入り、湿度も高めです。病気の発生しやすい環境です。
しかも、房切り作業をして「房に傷のある状態」でもあります。

ベト病、灰カビ病等、房を腐らせる病気もありますので、要注意です。



巨峰など房切り真っ最中

2014-06-07 23:12:41 | ぶどう園から
梅雨に入りました。
毎日「雨または曇」そして「雷注意報」など、いかにも梅雨っていう
天気予報です。
でも、どうにか濡れることもなく、農作業ができています。

このところの作業は・・・房切り。

うじゃうじゃしている大きな房を、一つ一つていねいに、

先端のわずかこれだけにしていく作業です。

たま~に失敗して、

こんなふうに折れてしまうこともあります。
たくさんあるので、気にしない気にしない。

花もどんどん咲き始めましたので、この作業も急がなくてはいけません。

めしべオシベがとびだすだけの「地味~な」花ですが、園地中咲きだすと、香りはきついし、
花粉などで、真っ黄色になって仕事をしないといけません。

この後、ピオーネとシャインマスカットとナガノパープルの房切りも待っています。
しばらくは、雨に降ってもらいたくないです。