まさか折れてたとは…

息子が去年何度か足の指の違和感を訴えた。見てみると中指が少しだけ右横に曲がっていた。痛みは全くないらしいが隣の指と重なるような変な感じがすると言ってその２本の指を左右にグイッと引っ張ったりしていた。

ふと自分の足の指を見たら息子ほどではないが私も同じ指が少し右に曲がっている。これって遺伝的なものなのか？とその時は思ったりした。

特に痛みも無いとのことだったので病院にも連れて行かなかった。

そして数ヵ月後にもまた違和感を訴え、グイグイ引っ張っている。
やっぱり一度、病院で診てもらった方がいいのかなぁ～と思ったがその後数ヶ月の間、特に異常を訴えなかったので私もすっかり忘れていた。

ところが先日、数ヶ月ぶりにまた足の指を引っ張りながら違和感を訴えたので翌日病院に連れて行くことにした。もしかしたら曲がった指を何かを使って矯正できる方法があるかもしれないし…。先生に相談してみよう。

そして病院に着いてまずレントゲンを撮った。

すると先生は写真を見ながら「過去に足の指をどこかに強くぶつけたことがありますか？」と聞いてきた。


なんと、指の骨が折れているというのだ。
しかも手術をしなくてはならないかも…とのこと。

先生がその指を持って動かしたり曲げたりしたが息子は全く痛くないという。

骨が折れているというのに…。

「もっと早く連れて来れば…」と先生はおっしゃったが（もっと早く連れて来れば手術をしなくて済んだのにと言いたかったのか？）痛がったり、指がはれたりしたという記憶は私も全くない。

息子に聞いたら、ドアにぶつけて血が出たことはあるとか、太った人に足を踏まれたことがあるとか（これにはちょっと笑ってしまったが）イマイチはっきりしない。絶対にあの時のあれが原因だ！というのが無い。

でも…骨が折れていたら腫れたりとか、すごく痛かったりとか…普通しますよねえ。今考えるともっといろいろと質問すればよかったと思うけど、その時はあまりに予想外の診断結果だったため先生のおっしゃることにハイ、ハイと言うのが精一杯だった。

子供の足の指の骨は小さいので（あたりまえだが）手術となるとちょっと難しいらしい。かなり経験を積んでいて、尚且つ手先の器用なベテランの先生にやってもらう方が良いということで紹介状を書いてくださった。

しかし…。まさかこんな大事になるとは…。

最初に違和感を訴えたときに病院に連れて行けばよかったな。

息子よゴメン。のん気なかーちゃんを許しておくれ。