丙午男の独り言

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特別展「名作誕生」2回目@東博

2018年05月20日 13時55分31秒 | 芸術
特別展の2回目、初見の「彦根屏風」が唯一のお目当てで、若干コストパフォーマンスが悪いですが、次いつ見られるかわからないので、行かないわけにはいきませんでした。。
以前に見たものでも、国宝や重文はそれぞれ見応えがあるので、満足できました。
金曜日でしたが、相変わらず平日でも人は多いですね。

今回は常設展でも初見の国宝ありでした。

前回も観たものは除き、鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(-)扇面法華経冊子(東京国立博物館)・・・芸術品ですね。
(-)普賢菩薩像(鳥取・豊乗寺)・・・2回目。鳥取の国宝3つのうちの一つ。普賢菩薩は絵になる。
(-)天橋立図(京都国立博物館)・・・2回目。雪舟の水墨画は引いても寄っても見応えあって飽きません。
(-)初音蒔絵櫛箱(千代姫婚礼調度、愛知・徳川美術館)・・・前回は硯箱、今回は櫛箱。どちらも見事な芸術品です。
(348)風俗図屏風(彦根屏風・滋賀彦根城博物館)・・・洛中洛外図のように細かいところを見て見飽きないのとは違いますが、それぞれの人物や道具類が特徴あって面白いです。
次は常設展
(349)山水屏風(京都・神護寺)・・・大和絵屏風の唯一の品だそうです。屏風は良いです。
(350)和歌体十種断簡(東京国立博物館)・・・本体も次回の国宝室で展示されますが、今回は「高野切」特集での断簡のみ展示。カウントしておきますので、祝350号!
(-)寛平御時后宮歌合(東京国立博物館)・・・2回目、これも「高野切」特集。
(-)元暦校本万葉集(古河本巻一、巻二、東京国立博物館)・・・同上。

しばらくは、常設展にフラッと行ければ良いかな。
(縄文の特別展があるようですが、国宝は全部見たことがあるので、今のところは行く予定なし)

読了:悪の歴史(西洋編_下)

2018年05月20日 13時36分26秒 | 読書
上巻に続き、ですが、下巻は中東はなく、純粋に西洋のみの編纂です。
改めて中世から近代にいたる西洋史に関する自分の知識の薄さを痛感しました。
これは高校生のとき、受験科目を日本史に絞り、世界史の授業を適当に流していたせいだと思われます。
○○X世がたくさん出てきて、つながりが掴めません。
致し方なし。
その中では、コロンブス、クロムウェル、ルーズベルト、といった面々の悪の一面は、へぇ、と思えるくらいの印象は持てました。