丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

読了:悪の歴史(日本編_上)

2018年02月20日 15時16分12秒 | 読書
以前同じシリーズで「東アジア編(上)」を読みましたが、今回は「日本編(上)」
東アジア編よりも身近で良く知っている歴史上の人物の裏の顔がいろいろ紹介されているかと期待しましたが、そこはやや期待でした。蘇我馬子、平清盛、織田信長などなど、結構知ってしまっているので、それ以上の「へぇー」という話はあまり出てきませんでした。身近な分、想像で語れることが少ないせいかもしれません。
逆に、悪者扱いされている人が実はそうでもないという例、例えば、足利義昭、日野富子という応仁の乱から戦国時代を導いた人たち、がいくつか挙げられていて、そこは歴史の奥深さというか、伝えられる情報の偏りとか、参考になりました。

このシリーズでは、東アジア編、日本編の下巻と、ヨーロッパ・中東編の上下があります。ヨーロッパ・中東編に期待。