録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

4K8K放送、録画可否で綱引きか

2018-01-11 22:54:28 | 次世代ビデオへの懸念
久々に腰をやってしまいました。それもかなり悪い状態です。
椅子でも床でもしばらく座り、立ち上がるという動作を行う、つまり曲がった状態から伸びると、腰の左側に強烈な痛みを感じてしまうようになってしまいました。わたしは腰の右側なら痛みも疲労の蓄積も足のふくらはぎに逃がし、こむら返りで開放する特異体質ですが、左側だと同じ事が出来ないので痛みの開放が出来ません。一度痛み出したら、なんとかして伸ばす必要があるみたいです。一番いいのはしばらくあおむけになることですが、激痛のためにそのあおむけになるのが至難の業。ただし、一度腰を付けて体を伸ばすことに成功すればもう痛みはそれほどになりません。しばらく待って痛みが取れれば、1時間くらい歩いてもなんともありませんし、重いものも持てます。とにかく座って立つ、がダメージの元なのです。その代わりにこれがかなり酷い。なにせ、風呂に入って頭や体を洗うために数分ほど風呂用の椅子に座っていただけで痛みで動くのがつらくなるほどですから。この痛み、一般的な炎症とは違うのか膏薬も沈痛の効果は薄く、医者に行く時間もないために、当分放っておくしかない状況です。本当は少しでもよくなるまで休むのが一番なんでしょうが、そうも言ってられませんしねぇ。しかもわたしの仕事は基本座りっぱなしでひたすらお客さんを待ち続けるものですから、座るのを避けるわけにも行きません。座る→寝て休む→起きて歩く→座る・・・をとりあえず繰り返しています。

幸いといいますか不幸にもと言いますが、この数日のものすごい大雪のために道が雪や雪で垂れ下がった街路樹でふさがってしまい、お客さんが当店まで来るのが難しくなっており、来客は普段にもまして少ない状況です。ちょうどお客さんの少ない時期、というものありますが、それゆえ全くの座りっぱなし、という現在の体調からは最悪の待機状態を保つ必要はなくなっています。ある意味救いの面もある大雪ですが、一方でわたしの生きがいであります衛星放送の録画を妨害する困った存在でもあります。雪が積もってアンテナが覆われ、分厚い雲も受信を邪魔しているのかBS/CS110もボロボロ、124/128CSに至っては全く受信できなくなってしまいました。屋根に上って雪を除去しようにもできる体調ではなく、あきらめるしかありません。そう考えるともう衛星放送というのは欠点だらけ、時代遅れのシステムなのかなぁと思わざるを得ません。やっぱり配信か、スカパー!光のような有線放送が一番なのかも・・・。ただ、通信と帯域を共用することや地域差が大きいこと、設備の費用が高いなど欠点も少なくないため、国も放送業界も衛星放送を頼りにしているようです。その衛星放送が頼りと言えば、話題になりそうですぐに忘れられる4K8K放送です。頂いた情報ですが

日刊合同通信バックナンバー2017年12月分

こちらに4K8K放送に関していくつか見出しが載っています。気になるところでは

・4K・8K放送来年末開始へ難題山積
「高画質」付加価値・未収入・美術関連
著作権料関係団体協議・視聴者「誤解」など
キー局系BS5社、初期コスト減へ最大限工夫

・4K8K録画のブルーレイ新仕様策定
放送開始控え関連団体側「当然の流れ」
コピーネバー論進展なく現ダビング10化か
テレビキー局、実質マスター違法配信懸念も

・画質瑕疵なし確認・安価FPUも試用
通信回線のみに頼らずコスト大幅減期待
次課題は編集設備選択・「松・竹・梅」ランク
BS―TBS、4K放送睨み伝送実験で成果

・メーカー反対の「コピーネバー」焦点に
放送側ハリウッドなど視野・アップコン番は裁量
「A―CAS」LSI内蔵時100%動作確認必須
BS4K、対応受信機来春試験・秋頃市場投入視


ここら辺でしょうか。特に「4K8K録画のブルーレイ仕様策定」と「メーカー反対の「コピーネバー」焦点に」の二項目が録画に関する話のようです。とにかく(おそらく現行放送よりもかなり悪い条件でしょうが)録画規格を通そうとするメーカー側と、ハリウッドを言い訳に"コピーネバー"を存在させようとする放送側。両者の表立たない綱引きが見るようです。放送側は「信号を有効にできるだけで、全部の放送が録画禁止になるわけではない」を説得の理由にするでしょうが、一度認めてしまえば従来デジタル放送のように、全部悪い方、つまり録画禁止放送になるのは目に見えていますから、メーカーは認めない、だからまだ決まってないのでしょう。2020年までに普及率50%を諦めていない総務省としては、二つの主張がぶつかり合って受信機器が売れず、放送が普及しないのが最悪ですからなんとか調整するでしょうが、なんとなく放送業界の言い分が通る気がします。どちらにしても、第三の主張、つまり我々消費者は蚊帳の外で、黙って買えばいいだけの存在に追いやられてしまうのは確実ですけどね。

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7 コメント

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Unknown (emanon)
2018-01-14 13:35:59
 またまた腰ですか 早朝から朝一で銭湯に行くのがいいですよ手すりなども完備されていますし温まり方が違います 
多々たまった所で少しずつ動かす 痛くとも腫れてないなら温めて動かすことです 真っ直ぐ立てば真っすぐでいられる筋肉が付いて再発しにくくなる  

杖でも突いて歩くのがおすすめです 普通の杖では猫背は直らないので これですね安いですし高齢者にもお勧めしたい  腹筋と背筋のバランスや左右そろってないのが問題なので

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Unknown (ねこ)
2018-01-15 22:16:08
蚊帳の外の消費者には「買わないで黙っている、、」と言う手もありますけど、、^^;

4Kの時はメーカーは終始「4Kテレビ」と呼んでいましたけど、8Kに関しては最近「8Kモニター」と呼ぶようになりだしたのが意味深です。

放送受信とかネットワーク配信や録画に関する部分はすべて別売にして、業界間の接続点を分離してしまえばスッキリしていいと思いますけど、テレビや録画機器の電源を入れたり再生を終了した直後に強制的にどこかの放送番組が映しだされ、毎回音量を絞るのにはいい加減に辟易としています。

機器メーカーは毎年新機能を組み込んで、コロコロを製品仕様を変えて消費者を翻弄することができましたが、放送業界は最低でも耐用年数の10年は持ちこたえられる規格を要求するでしょうから、同じようにいかず不仲なのは仕方ないですね、、民生品もHDR10+あたりで一度落ち着いて欲しいところです。あの3D騒ぎはどこにいってしまったんでしょうね、、
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4K8Kの帯域確保でBSがフルHDではなくなる (N.Shim@)
2018-01-15 22:54:28
NHK BS1などBS放送の解像度が横1,440ドットに。新4K/8K放送に向け帯域削減 - AV Watch https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1101216.html avwatchから

どうもご無沙汰しております。去年は後半半年がめちゃくちゃ忙しく、趣味ブラウジングもあんましてない感じで、この話今日知りました…。
ちょっとひどいですねぇ。てっきりBSCSアンテナの左旋を使うんだろうから、今の帯域が削られることはないだろうと思っていたので。

4K8K導入時に、従来放送もH.264ベースとかにしてくれれば、帯域問題は解消できるんでしょうけど…。
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Unknown (krmmk3)
2018-01-16 01:00:33
>emanonさん
書いた時点ではかなり酷かった腰ですが、現在はかなり軽くなり、長時間座っていて、やっと少し痛くなる程度です。
やっぱり温めた方がいいんでしょうね。逆を言えばここ最近の寒さが痛みの一因なのかも。

>ねこさん
わたしのとるのは、まさにその「買わないで黙っている」です。とりあえず4K8K放送に手を出す気なしで。
最近は8Kでは「テレビ」という言い方はしなくなっているのですか。呼び方の規制が厳しくなったとか。ただ、「テレビ」と呼ばなければ某スマートテレビのように言いがかりをつけられてCMを流してもらえなくなることもないし、我々利用者も使いやすいし、いいことづくめ(^^)
解像度よりHDR先にしてほしいですね。3Dは、そもそもなんで流行ると思ったのかが謎です。やっぱり赤青セロファンメガネで十分?

>N.Shim@さん
とうとう来てしまいましたね。BS放送の解像度落としてまで4Kを推進してほしいと思っている視聴者って、どれくらいいるんでしょうか。映画のソフトとかならともかく、放送はいらないよなぁ。
H.264にすると初期のレコーダーと多くのテレビで視聴できなくなっちゃいますからね。そういう拡張性のない点からみても、今のデジタル放送って未熟なまま無理矢理普及させた規格な気がします。だから面白みにかけるのかな。
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Unknown (ねこ)
2018-01-16 04:05:09
3Dに関しては、パナの始めたアクティブ方式があまりにもチラついて見にくいのと、画面サイズや視聴位置に合わせて細やかな調整を行うには、今でもワークステーションクラスの処理能力が必要ですので民生機器では無理ですね。もっとも国外の映画館での需要はあるので、制作はされていますが、ゼログラヴィティ以降は予算関係もあり、CG以外の実写は2Dで収録し3Dコンバート処理で済ませているようです。

また昨年より3D対応テレビが姿を消したこともあり、国内の新作3D-BDは激減していますが、香港の配給会社はまだ3Dに熱心なようで、3Dで制作された映画はHK経由で購入できます。メディアにはMADE IN TAIWANと記載されています。

HDRに関しては、私の所のデュアル4K・3DコンバージョンシステムもHDR化する予定で準備はしているのですが、肝心のHDRの規格がまだ流動的なので、かなり先送りになりそうです。

8Kに関しては、SD、HD、4Kと解像度が4倍に上がるたびに、未解決な問題が4倍に増えたという事例もあり、8K導入に至っては、トラブル解決にかかる時間があまりにも増大して肝心の映像を楽しむ時間がまったく無くなりそうで想像したくもありません。

今年いっぱいは成り行きを観察しながら、溜めたメディアを鑑賞することにします。
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Unknown (めめたあ)
2018-01-16 21:15:50
NHK1ということで気になるのがサブチャンネルなのですが、HD画質に引き下げられたので、地上波総合のマルチ放送みたいにどっちもSD画質になるのでしょうか?野球は我慢できるかも知れませんが、サッカーは…?個人的にはBSフジの画質劣化が気になる所です。ショップチャンネルに殆ど好き勝手に電波を使われてた感じがするので、個人的には有効活用してくれるなら、4Kも致し方ないとわりきれるのですが録画はどうなるんでしょうね。

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Unknown (krmmk3)
2018-01-20 01:38:37
>ねこさん
ゼログラヴィティは3Dによる空間表現がピッタリの作品でよかったですが、あれが事実上最後の良質3D作品になっちゃいそうですね。結局まだまだ早いということなんでしょうか。
8Kは個人的な印象では「不気味の谷間」に入ってますし、技術的満足度優先の規格かなぁと。いくら画質が良くても、映像作品は中身が面白いかどうかですから、当面新規格に手を出す必要はないと思います。高画質のひな壇バラエティよりYoutubeで見るカブトムシの戦いの方が面白かったりしますし。

>めめたあさん
次の記事で取り上げていますが、HDがメイン・SDがサブという体制をとっています。時間的に幕下の相撲の取り組みだったので画面の動きは少ないのですが、目立った画質の低下はなかったようです。他のスポーツだと分からないですけどね。
録画は、「不可」という最悪の選択肢を突きつけられたことで、それを避けるために放送側の言いなりになるでしょう。番組録画に関しては日本は世界最悪の恐怖体制国家になりそうです。
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