昨日の話ではありますが。
勝手に中国製作のアニメ映画に登場させられたりとかつてチャイヨー・プロダクションと結んだ契約が中国の映画会社に売却されて独り歩きして散々な目にあっていた円谷プロのウルトラマンの海外利用権ですが、ようやく米国で円谷プロ側の勝訴が決まりました。あくまで米国での勝訴、であるだけで世界全ての国で旧契約が無効になったことを意味するわけではありませんが、この判決はおそらく中国以外の国へ行っても水戸黄門の印籠のごとく(古い・・・)決定的な扱いとなると思われます。
しかし、円谷プロのウルトラマンと言えば製作中の映画「シン・ウルトラマン」。考えてみたら、裁判の結果次第では米国での公開ができなかったんですよね。おそらくそれなりの予算を掛けて海外での展開も狙っている作品と思われますので、極めて危険な状態で製作された作品となっていたわけです。まぁ裁判に自信があったんでしょうが、それでもよく決断したものです。まぁこれで安心して製作を続けることができるでしょうから、鑑賞予定者としてもほっと一息です。
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