数日前に「ネタの域に達していない」と書いた話ですが、未だに書くレベルには一つ足りない状況です。が、時間切れですのでここに書いておきましょう。お金も使ったし。
今回東京に来るにあたって持ってきたものがあります。それは、すでに忘れかけられているPT2X2。そもそも前回東京に来た時に買って、実家持って行って動かなくて、それをまた東京に持ってきたのですからこの短期間で1往復半。ずいぶん遠い旅をしているボードです。それだけ使い物にならないということなんですが。
PT2X2が動作するのはIntel。それもCore2世代までが無難(Coreiで動いた、という話もあり)でチップセットもIntel純正で、とされています。そういうPCは自宅にあるのですが、これは正真正銘PT1が通常動作していますので、抜いてPT2X2に替えたくありません。一応ね、他のCore2もPentium4もまだ手元にあるんですよ。それでPT2X2専用PCを組む手もあるんですが、チップセットが如何せん純正品じゃなくて。片やnVIDIA(但し壊れた)、片やSiSの互換品ですから。なーぜーかーIntel純正チップセットって滅多に買わないんですよ、あたしゃ。ほら、ATOMなPC組もうとすると、Intel純正よりnVIDIAのION搭載を選びたくなるでしょ? あれと同じ感覚です、多分。本当は今でもCoreiやPhenomにnVIDIAとかのチップセットを使ったPCを一台くらい持ちたいんですが、もう売ってないし。
で、nVIDIAじゃ動かないのは確定、SiS+Pen4もあるといえばあるのですが、ATXマザーなんで今更使いたくないのです。やっぱりサブの録画専用はMicroATX以下で小さいケースでないと、というのがわたしの主義なんで。マザー売り場を眺めていると、まだPen4が動く945チップセットマザーとか、売っているんですね。Core2用のマザーもまだまだ手に入りやすいし、この辺りにしようかな? ・・・ここで、また無難を避けたがる病気が発症。PT2X2が動いたら、いま東京PCに置いてあるHDUCやKTV-FSPCIEに変わって東京番組を録画するのに使いたいわけなんですよ。でも、考えて見れば、今更Pen4やCore2でPT2X2が動きました、って書いても面白くないですよねぇ。一つ捻ったことをやらないと・・・。目についちゃいました、MINI-ITXコーナーにあるASROCKのケースが。その名も
PV530-ITX! そう、CPUもチップセットもVIA製です! 5000円前半くらいで、安く売っているじゃぁありませんか。VIAか、懐かしいなぁ。AthlonXP使っていたころはVIAのチップセット使っていたっけ。かつてはApolloPro133AというチップセットでIntelがDRDRAMの失敗でもたついている間にPentiumIII市場で一気にメジャーな存在になったっけ。その後Intelに虐められまくったあげくIntel市場から、AMDではチップセットの競争でnVIDIAに負けてそれぞれ撤退。予め買収しておいたCyrixとWinChipのコアを使って組み込み用としてCPU搭載済みのマザーのみを販売、Intel・AMDの競争について行かずに独自の低電力市場を展開し続けるも、IntelのATOMの登場でまた競争に追い込まれ・・・っていうところだっけ?
いやぁ、そういえば、VIACPUでPT2X2が動くかどうか、報告が無かった気がするなぁ。動けばそれでよし、動かなくても東京用サブPCとか、いくらでも使い道はあります、小さいし。その儚げな枯れっぷりがなんか動きそうな気がするなぁ・・・。
ええい、買っちゃえ!
買ってしまいました。もうあとには引けません。なお、CPUは古いくせにこのPV530-ITXはなんとDDR3メモリを要求します。それもDDR3の1066なんてもう見かけないクロックのヤツを。店員さんに相談したところ、「DDR3の1333でも1066で動くように作ってありますから、大丈夫だと思いますよ」とのこと。でも、HWZ3でかるーく調べたらなんかメモリの相性厳しいらしいし、出来れば1333ではなく1066がいいらしいです。今回はなにより動作検証が目的ですしね。なんとか1066を探しましょう。
いや~、さしもの秋葉原でもなかなか売っていません。旧世代のDDR2とかDDR、SDRすら入手可能なのに、DDR3の1066はみんな1333や1600に置き換えられてしまって売っていません。なんならDDR3の800でもいいんですが、もっとありません。そういえば、今回の目的ではありませんが、あのRIMMことDRDRAMも売ってませんね。かわいそうなRIMM。それはおいておいて、欲しいのはあくまでDDR3-1066メモリ。なんとかクレバリーのおもてに貼ってある表に1066、1GBの文字を発見、「お、1GBか。2枚買おう」と店内に入ったら、店内の表には「入荷待ち」と書かれていました orz 多分入荷することは無いでしょう。さらに場所を変えると、今度はツクモで正真正銘DDR3で1066のメモリを発見! ・・・でもねぇ、バッファローの販売しているやつなんで、1GBが一枚で5500円もするんですよ。ちなみにクレバリーの価格表にあったやつは1980円です。さすがに1GBに5500円は出したくありません。これは最後の手段にします。
新品の入手は半ばあきらめ、次は中古やジャンクを中心に回ることにします。ですが・・・アレ? 秋葉原ってこんなに中古やジャンクのパーツを扱っている店、少なかったっけ? というくらい店舗が見つかりません。メジャーなじゃんぱらやソフマップの中古コーナーを除くとさっぱり見つからず。昔はもっといろいろあった気がするのですが・・・。完全にわたし、秋葉原の巡回能力を失ってしまっていたようです。しょうがないのでラジオデパートとか、小さな店のカウンターやジャンク品コーナーを覗きまくりますが、全く見当たりません。と、いうより、見つかる気がしません。勘が鈍っていることを実感せずにはいられないです。どこにあるか、ここにあるか・・・。しかし、天は我を見捨てませんでした。「なんか無さそう」と期待しないで入ったドスパラアキバ店の二階中古コーナーにおいてPC3-8500(1066)のサムソンメモリ1GBが置いてあるのを発見! うぉぉぉぉぉぉぉ!無駄にテンションが上がります。
ちなみに3枚置いてあり、店員さんの話では一人がまとめて売っていったものだそうです。多分初期のCorei7をまだWindows7が出ていなかったころに買った人が手放したものでしょう。3枚一組で店が購入したものだから3枚買わなければいけないのかと思ったら2枚でいいそうなんで、2枚だけ買います。二枚で2940円。
これでメモリの憂いはなくなりました。軽くなった足取りで、IntelのSSD欲しさにDIY PC Expo 2010に侵入(つまり、この話は11月6日のことです)、アンケートを用紙にびっしり埋めて抽選に向かいます。普段はかなりクジ運強めのわたしですが、この新井式廻轉抽籤器(通称ガラガラ)というやつだけは苦手で、一度もあたったことがありません。今回もあっさりスカを引いてきました。残念。
部屋に帰ってきて、パソコンを組みます。と、言ってもケースとか全然ないので、むき出しマザーに固定もしてない電源、テスト用の電源スイッチを使い、PT2X2も固定せずにPCIスロットにはめただけの状態です。なお、キモであるPV530-ITXのCPU。パッケージや公式サイトには"VIA PV530 processor"とありますが、実際には VIA C7-D 1.8GHzだそうです。4年くらい前のCPUか。古いなぁ。OSはPen4に使うつもりだったWindowsXPpro。枯れている上に出番がなくなったXPで十分です。それに東京メインPCで使っていた録画用1.5TBのHDDをさして利用しましょう。
OSをインストールし、マザーボーデオ付属のドライバをインストールするとき、ちょっと感動しました。VIA 4in 1 driverですよ! VIAチップセットのマザーを使うときは当たり前だった。懐かしいなぁ。前にこのドライバを使ったときのOSはまだ・・・いや、もうXP使っていたんだっけ。どちらかと言えばWindows98でお世話になった覚えがあるのですが、それにしてもXPの息の長さを改めて感じます。
で、肝心のPT2X2ですが、うーん、デバイスマネージャーから認識出来ないんですよね。jungoの方はいつものPT1用1.0ドライバで認識出来るんですが、サウンドとオーディオデバイスの方がどうやっても充てられない、というより見つけてくれないんです。ここで2日ほど費やしましたがダメ。こうなったら最後の手段です。一旦電源を切ってHDDとPT2X2を外し、少なくともドライバレベルでPT2X2をPT1として認識した実績のあるPCに移し変えてそのHDDから起動させ、念のためLANケーブルを引っこ抜いてPT2X2がサウンドとオーディオデバイスの欄にPT1として現れたことだけを確認すると素早く電源を落として再びVIAマザーに付け替え、OSを起動します。すると、今度はVIAPCからでもjungoとサウンドデバイス両方から認識出来るようになりました。ただ、この方法、今回たまたまうまくいっただけで、そもそもOSが一切起動しない可能性は十分あります。まさに最後の手段なんです。
認識さえ出来れば、あとはソフトを用意するのみ。GFアウトレット推薦? のBonDriver_PT1 Ver.1.26とTVTest Ver.0.7.3を落としてきて、もちろんB-CASカードを挿したカードリーダーも認識させていよいよ起動です。今までの経験ではチューナーの初期化で全部落ちていたんですが、見事クリア! 今度はいよいよチャンネルのスキャンです。ドキドキしながらスキャンを始めると、適当なチャンネルでdbの数字がグッと上がります。おおおおおおお! ついに来たかぁぁぁぁぁ。と思いきや、Mbpsの方は1すら上がりません。おかしいなぁ、ケーブルの指し方間違えたかなぁと別のデジタル放送が受信出来ていることを確認したケーブルに差し替えると、今度は受信出来るチャンネルに来た途端m、画面がブラックして強制再起動・・・。
うーん、ここで完全につまりました。正直あと一歩、のところまで来ているんです。チャンネルを正しく受信して、番組を録画したりTVTestで受信したりすること以外は出来ているんですよ。nVIDIAやAMDのチップセットではここまで来れませんでしたから。しかし、一番肝心なことが出来ていないのでは、やはりまともに動かないと考えるしかありません。ちなみにVIA 4in 1 driverをASROCKサイトから落としてきたものに変えたり、TVTestではなくEDCBを使って画面は出なくても番組情報のスキャンだけやろうとしても、やはり同じく番組受信と同時にブラックアウト→再起動。ドライバやSDKの差し替えにも手を出しましたが、同じです。手応えは感じているだけになんか歯がゆい感じです。でも、ここでもうタイムアップ。VIAマザーを持って帰ってウチでテストしようかとも思ったのですが、次に備えて東京に残していくことにしました。こっちのサブPCに次の機会仕上げることにします。PT2X2より期待できそうなPX-W3PEが出ますし、もうこっちにしたいですね。PT2X2はもう一回、CoreiPCで試してダメなら諦めます。
なお、PV530-ITXに興味のある方へ。イロモノで懐かしさを感じる面白さはありますが、機能は低いですよ。D-SUBしか出力がありませんし、SATAも二つしかありません。また、ドライバなどのインストールが異様に遅く、0%からなかなか上に上がりません。一度上がりだしたら普通なんですが、なんどもハングしたと思ってしまいました。
VIA、ジャンク屋めぐり、ちょっと古めのパーツ探しの苦労など、昔の秋葉原・PC遊びのような楽しみを満喫できたのが今回一番の収穫でした。そしてもう一つ、Mini-ITXの小さなPCはやっぱりいいなぁということです。最近のはPCI-Expressのものばかりで手が出しづらい傾向にありましたが、PX-W3PEがあれば万事解決? になりそうですし、HTPCモドキを一台組んでみたいものです。