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今宵はオーディオの話(オーディオを趣味にしている人にはかなり初歩的な話なので軽く流して下さい)。

定在波という言葉があります。以下ウィキペディアより抜粋。

定常波(ていじょうは、standing waveまたはstationary wave)とは、波長・周期(振動数または周波数)・振幅・速さ(速度の絶対値)が同じで進行方向が互いに逆向きの2つの波が重なり合うことによってできる、波形が進行せずその場に止まって振動しているようにみえる波動のことである。定在波(ていざいは)ともいう。

この定在波ですが、オーディオの世界では良い音を聴くため、しっかり押さえておかなければいけない重要なポイントです。

どういうことかと言いますと、スピーカーから音が出るじゃないですか。で、そのスピーカーの良し悪しって値段に比例すると普通は思うでしょう。まあ、概ねそうなんですが、そうでない場合も多い。ただオーディオという趣味を突き進めて行くと、やはりそれなりのスピーカーを所有していくことになるんです。良い音を聴くには良いスピーカーを買えば良いんだ、と。

で、ある日を境にふと気付くんです。どんなに機材を変えてもかならずつきまとう何か嫌な傾向の音があることにです。すっきりしない、なんともいえない音です。それなりに色々試行錯誤して良い音になるようにしています。スピーカーの位置を変えたり、オーディオアクセサリーを駆使したり・・。でもなんか音楽を聴いていても楽しくない。あきらかに邪魔をしている音があることに気付きます。

オーディオのテクニック本には必ず定在波を無くすように言っています。ようするに部屋って四角い部屋がほとんどじゃないですか。平行な面どうしが向かい合ってるわけですが、ここに音というエネルギーが平行面をいったりきたりしていつまでもそこにいる状態。このいつまでも迷子になっている音のことを定在波と言っています。こいつを消さないといつまでも直接音に間接音がかぶさってスッキリしない音になるんです。

部屋に定在波があるかどうかを調べる方法があります。手のひらでパンパン叩きます。ビィーンと響く音があればそれが定在波です。この定在波は部屋の隅に大概潜んでいます。で、定在波があると感じる場所に吸音する素材をSETするわけです。そうして定在波を無くしてやれば邪魔な音が無くなります。

こう書くと、当たり前に簡単な話だと思うでしょ?でもこの定在波ってこういう音だ!っていうのがオーディオはじめた最初の頃ってわかんないんですよ。部屋の反響音(定在波含む)も全てオーディオの音だと受け止めるんです。聞こえてる音のどれが直接音で、どれが間接音で、どいつが定在波か、判断基準がないから最初はわからない。本読んで定在波のこと知ってるつもりでも遭った事がないから分からない。基本中の基本なんだけど分からないんです。

最近我が家の定在波がようやく分かりました。はっきりと。なので退治してやらねばなりません。ただ間接音というか反響音を全て殺してはそれはそれでオーディオが楽しくありません(一応理想は直接音:間接音=3:7だそうです)。なので反響を殺さず定在波だけ消すようにします。

今オーディオパネルの導入を画策中です。ここを乗り越えないとアルテックを導入しても間違いなく楽しくないですからね。

オーディオに近道って無いんですよねえ。




松嶋さん
イメージカラーのレッドから一転グリーンのFHNF100(NEWベンツね)とSGMRCE44G(ラチェドラ)を購入。
氏いわく「赤で全部揃えたから次はグリーンで全部揃える。その次はオレンジだ!」と恐るべき野望をカミングアウトされました。


なべちゃん
9月号掲載の75°オフセットレンチ&フレキシブルフレアナットレンチセットという異常に長い名前の商品を購入されました。1SET持っていれば何かと重宝しそうです。


旧ベンツを下取りしてNEWベンツを購入する柴垣くん。
やはり100ギアは魅力ですね~。




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