いつまで経っても寒い日が続くけれど、間違いなく気候は進んでいて、蕾だった白木蓮が殆ど開いていた。これからは夏の異常な暑さを心配しなくてはならない。暑さだけなら何とかするけれどメガ台風に襲われた時はどうするか？世界中で地震だ、ハリケーンだとメガのつくものが最近は多い。しばらく大きな台風に見舞われなかった宇都宮市民として私は、がけ崩れ危険地域に住んでいる為に恐怖も人一倍大きい。昔は父親がいて、そのような時には父のうしろにさえいれば良かった。万が一、被害は出てもその心配は私でなく父だった。でも今父はいない。八幡台の下では台風はまともに真正面からぶつかる。以前の一番大きい台風の時の風は下から吹き上げた。若し、メガ台風だったらどうしよう。家が倒れても地震保険には入っているが、台風の時の被害はどうなるのだろう。雨漏りは出ないと聞いている。商売はその頃ならば何とかなった。けれど現在のような時代では大きな被害が出たらそれでお終いだ。後片付けの費用もままならない。若しも・・・若しも・・・いろんな不安が頭をよぎる。前は体力も気力もあった。この前、コードに引っ掛り、転倒したけれど、ふらついてそこにコードがあっただけかもしれないと思うようにもなった。あの激しいぶつかりようは間違いなく引っ掛ってその反動が強かったのだけれどはっきりと体力は衰えている。歩く、動く度にふらつく。うちのジェニーも人間でいえば90歳、目は白内障で見えていないと岩上先生はおっしゃる。今食べているのは骨まで柔らかくした鶏肉と煮出したスープで塩分はない。毎日私もそれを少し貰っている。今年の夏、メガ台風は来るのだろうか？