演劇ユニットAxel(アクサル) 第5回公演 『BANANA FISH』
劇場:シアターぷらっつ江坂
原作:吉田秋生
脚本/演出:吉谷光太郎
出演:柄谷吾史,斎藤准一郎,斎藤洋一郎,古川貴生,谷省吾,田中照人 他
『BANANA FISH』は、ニューヨークを舞台に壮大に展開されたハードアクションドラマ。当時は、少女漫画雑誌に連載されたけれど。異色作で、他作品と同時に読み流せる代物ではなかったと記憶している(←コミックス読者)。
1973年、ベトナム。一人の兵士が銃を乱射し同僚を射殺した。「バナナフィッシュ…」最後に謎の言葉を残し彼は廃人と化した。
…1985年、ニューヨーク。IQ200の知能に超一級の戦闘能力をあわせもつ少年アッシュ・リンクス。暴力と抗争に血塗られた街でストリート・キッズを束ねるアッシュと日本から来たごく普通の少年、奥村英二の運命的な出会い。
2人にはバナナフィッシュをめぐる巨大な陰謀との戦いがせまっていた。<劇団HPより>
アクサルは。劇団ひまわりのプロダクション部門がプロデュースする演劇ユニットなのらしい。男性ばかりで構成され。今までも、萩尾望都氏の『11人いる!』や、峰倉かずや氏の『最遊記』などを上演実績として持つ(←どちらも未見)。
個人的には。演目としてどのように解釈されようと、それはそれと割り切れる性質(タチ)だけど。それでも、さすがに考える。思い入れの強いファンを持ち続ける作品を、よくも舞台化する度胸があったものだとか(←責めてないよ、念のため)。19巻もの内容から、どのエピソードを選択するのだろうかだとか。「あの」アッシュを、一体誰が演じるのだろうかだとか。
結果は。期待以上のものを観せてもらえて、満足。作品は、2時間40分(←小劇場では、なかなかお目にかかれない休憩つき)。大作を始めから終わりまで、なんともバランスよく圧縮し。原作のイメージに案外近い役者さんたちをキャスティングし、やはり原作の疾走感を壊すことのない場面転換と時空越えを果たし。マフィアだ麻薬だ売春だというセンセーショナルな題材に、ふりまわされることなく。アクサルのユニットとしての特徴も、生かしきって(←おそらく)。ひとつの演目として、感動を描くことに成功していたと思う。
あれ、なんかベタ褒め? 次がいつになるかわからないけど、続けます。
劇場:シアターぷらっつ江坂
原作:吉田秋生
脚本/演出:吉谷光太郎
出演:柄谷吾史,斎藤准一郎,斎藤洋一郎,古川貴生,谷省吾,田中照人 他
『BANANA FISH』は、ニューヨークを舞台に壮大に展開されたハードアクションドラマ。当時は、少女漫画雑誌に連載されたけれど。異色作で、他作品と同時に読み流せる代物ではなかったと記憶している(←コミックス読者)。
1973年、ベトナム。一人の兵士が銃を乱射し同僚を射殺した。「バナナフィッシュ…」最後に謎の言葉を残し彼は廃人と化した。
…1985年、ニューヨーク。IQ200の知能に超一級の戦闘能力をあわせもつ少年アッシュ・リンクス。暴力と抗争に血塗られた街でストリート・キッズを束ねるアッシュと日本から来たごく普通の少年、奥村英二の運命的な出会い。
2人にはバナナフィッシュをめぐる巨大な陰謀との戦いがせまっていた。<劇団HPより>
アクサルは。劇団ひまわりのプロダクション部門がプロデュースする演劇ユニットなのらしい。男性ばかりで構成され。今までも、萩尾望都氏の『11人いる!』や、峰倉かずや氏の『最遊記』などを上演実績として持つ(←どちらも未見)。
個人的には。演目としてどのように解釈されようと、それはそれと割り切れる性質(タチ)だけど。それでも、さすがに考える。思い入れの強いファンを持ち続ける作品を、よくも舞台化する度胸があったものだとか(←責めてないよ、念のため)。19巻もの内容から、どのエピソードを選択するのだろうかだとか。「あの」アッシュを、一体誰が演じるのだろうかだとか。
結果は。期待以上のものを観せてもらえて、満足。作品は、2時間40分(←小劇場では、なかなかお目にかかれない休憩つき)。大作を始めから終わりまで、なんともバランスよく圧縮し。原作のイメージに案外近い役者さんたちをキャスティングし、やはり原作の疾走感を壊すことのない場面転換と時空越えを果たし。マフィアだ麻薬だ売春だというセンセーショナルな題材に、ふりまわされることなく。アクサルのユニットとしての特徴も、生かしきって(←おそらく)。ひとつの演目として、感動を描くことに成功していたと思う。
あれ、なんかベタ褒め? 次がいつになるかわからないけど、続けます。
吉田秋生さんは大好きでしたっ。
なので、正直なところ期待は全くしてなかったんですよ(笑)。だからこそ、お得感いっぱい!
芝居の内容については、明日くらいにはUPできるように頑張りまっす(←いまだ仕事中・・・)。
うっわー、ムリですか。惜しい!
なんだかね。一気に脚本&演出家の吉谷氏に惚れちゃってます。
来年1月には、彼の脚本で『RYUGU』があって、興味がわいたのですが東京だけでした。
この良さが、アクサルだからなのかどうかを見きわめたかった気もするのですが。こやまの東京通いは今年で終了なのであきらめました(←残念!)。
吉田作品にすっかりハマり、こちら全巻大人買いしました。
・・わたしも
>思い入れの強いファンを持ち続ける作品を、>よくも舞台化する度胸があったものだとか
・・・と思いました。
しかし、こやまさんの期待以上とは・・
ほほ~~(感心)
吉田さんが描かれる冷たい目の男の子
大好きだなあ・・。
お芝居の方では、どうでしたか?
こっちは大阪の後が東京だぁ♪と勇んで日程をチェックしたんですが…。
ダメです!
その週は、既にギッシリでした。
(ほんと、ダメじゃん!>自分)
(TT)