<11/14のつづき> 一部のみ、反転を使用しています。
アクサルにまず感心したのは、男優の豊富さ。原作に登場する、ありとあらゆる男たち。これらの配役に、ほぼ(←余計なひとこと)無理がない。劇団の空気をもちつつも、やはりユニットの強みというべきか年齢もさまざまで。なんと、双子さんもいるらしく。英二(斎藤准一郎)と李月龍(斎藤洋一郎 )が、似てるのなんの(←結構アリだ)。アッシュ(柄谷吾史)と英二の、実年齢差は気になったけど。。スキップ(永井樹:子役)は、可愛く凛々しかったぁ。
セットチェンジなし、照明と黒い薄布だけによる場面転換。音楽・音響も効果的に使われ。役者たちは、客席通路をスピーディに出ハケを繰り返す。2段に組まれたセットの上下で、同時に別空間を展開し。あげく、台詞を交錯させる(←別シーンなのに台詞がつながってる!)手法は圧巻で。一連の、一切のもたつきを許さない脚本と演出には。惚れるよ。
狭いコヤ(劇場)が、一瞬にして。溜まり場になり、地下鉄になり、病院になる。日々が大きく飛ぶ場面では、客いじりありの笑いのシーンが挟みこまれ。原作の始終を組み込むために、どれだけの手が尽くされているかを考える。あぁ、このひと(演出家)は原作を大切に想ってくれているのだなぁと嬉しくなる。そういえば。始まりは群舞から。舞台上に密集するイイ男たちが、繰りひろげる踊りはため息もので。観客の構えを解くには、最適だったよね。
舞台を作り上げるために、意見交換が密な劇団も多いけれど。アクサルは、たぶん違う。演出家は演出家として、しっかり切り分けられている気がする。。なんて思っていた、のに。その、吉谷光太郎氏。役で拝見していたことが判明して、びっくり! とは言え。舞台上での立ち居が最強だったので、説は曲げないことにする。ちなみに、とても端正なブランカ(←役としても最強)としてご登場。原作のブランカは、ずっと苦手だったなぁ。
『BANANA FISH』は。コミックスの発刊を、リアルタイムに追いかけていた。ご贔屓は、ショーターとシンで。内容にどんどん辛さが増してきて、とうとう最終巻手前で挫折した。19巻だけを、ついに読まずにいた(ラストへの興味より、悲しさが大きかったんだよ・・・)。友いわく、「ありえへん」。返す言葉がないよ(笑)。
避け続けてきた物語の終わりを、ここで知る。それは、とても穏やかなもので。アッシュを優しく抱く光が美しく。英二の声と、舞台のはじまりからずっと聞いていた図書館員の声に。哀しいけれど、ゆっくりと癒されて。こんなところで、なぜか吉田秋生氏の原作画が重なった。
アクサルにまず感心したのは、男優の豊富さ。原作に登場する、ありとあらゆる男たち。これらの配役に、ほぼ(←余計なひとこと)無理がない。劇団の空気をもちつつも、やはりユニットの強みというべきか年齢もさまざまで。なんと、双子さんもいるらしく。英二(斎藤准一郎)と李月龍(斎藤洋一郎 )が、似てるのなんの(←結構アリだ)。アッシュ(柄谷吾史)と英二の、実年齢差は気になったけど。。スキップ(永井樹:子役)は、可愛く凛々しかったぁ。
セットチェンジなし、照明と黒い薄布だけによる場面転換。音楽・音響も効果的に使われ。役者たちは、客席通路をスピーディに出ハケを繰り返す。2段に組まれたセットの上下で、同時に別空間を展開し。あげく、台詞を交錯させる(←別シーンなのに台詞がつながってる!)手法は圧巻で。一連の、一切のもたつきを許さない脚本と演出には。惚れるよ。
狭いコヤ(劇場)が、一瞬にして。溜まり場になり、地下鉄になり、病院になる。日々が大きく飛ぶ場面では、客いじりありの笑いのシーンが挟みこまれ。原作の始終を組み込むために、どれだけの手が尽くされているかを考える。あぁ、このひと(演出家)は原作を大切に想ってくれているのだなぁと嬉しくなる。そういえば。始まりは群舞から。舞台上に密集するイイ男たちが、繰りひろげる踊りはため息もので。観客の構えを解くには、最適だったよね。
舞台を作り上げるために、意見交換が密な劇団も多いけれど。アクサルは、たぶん違う。演出家は演出家として、しっかり切り分けられている気がする。。なんて思っていた、のに。その、吉谷光太郎氏。役で拝見していたことが判明して、びっくり! とは言え。舞台上での立ち居が最強だったので、説は曲げないことにする。ちなみに、とても端正なブランカ(←役としても最強)としてご登場。原作のブランカは、ずっと苦手だったなぁ。
『BANANA FISH』は。コミックスの発刊を、リアルタイムに追いかけていた。ご贔屓は、ショーターとシンで。内容にどんどん辛さが増してきて、とうとう最終巻手前で挫折した。19巻だけを、ついに読まずにいた(ラストへの興味より、悲しさが大きかったんだよ・・・)。友いわく、「ありえへん」。返す言葉がないよ(笑)。
避け続けてきた物語の終わりを、ここで知る。それは、とても穏やかなもので。アッシュを優しく抱く光が美しく。英二の声と、舞台のはじまりからずっと聞いていた図書館員の声に。哀しいけれど、ゆっくりと癒されて。こんなところで、なぜか吉田秋生氏の原作画が重なった。
そこ、私も大好きなとこなんですけどぉ。>52円
突っ込み早いとこも、後でキッチリ払いにくるとこも♪(大喜び)
で、笑い取った後で、マジ顔になって小声で誘うんですよね。
「良いとこだよ!一緒に来るか?」って。(きゃ~~~!!)
(*><*)(*ーー*)
なんか、同じとこにチェック入れてらしたのが、嬉しかったです。
(^^)v
トラバ、ありがとうございます!
大阪らしいところ。。ココ↓好きです♪
単位がちょっと、うろ覚えですが。
「5000万ドルでいい、500万ドルでいい、いや、52円でいい」
「税込みかよっ」
ツッコミ早っ、みたいな。あとでちゃんと払ってるし(笑)←こういう後処理が良い~。
(^^;
こやまさん>
原作を読んでないので、ベタな質問もしちゃってますが…。
今度、お目にかかった時でもokですので、教えてくださいませ!
あまのっちさん>
え?大阪のニオイですか?!
どこだろう……。
(^^;
客いじりも、あの程度なら私は全然オッケー♪でした。
私も、このユニットの次回作、観たいと思いました。
p(^^)q
ようこそお越しくださいました。コメントありがとうございます!
「舞台として割り切れるのなら観ていい」というのは正しいですよね。
原作をまんま再現するなんて不可能だと思っています。たとえ、故リバー・フェニックス氏が演じたとしたって無理じゃないかと。
だからこそ。このレベルで提供してくれたアクサルくんたちを愛しく思います。
で、彼らから。そんなに大阪の匂いがしました(笑)? ←ドップリ関西人なこやま。
よかったぁぁ!
そして、同じモノを好きと言っていただけて嬉しいです!!
そうそう、「疾走感」と「緊張感」が心地良かったんです。
midoriさんの詳細(←いつも感心してます)なレポ、楽しみにお待ちしています (^・^)/
原作ファンなのでどうやっても納得は出来ないだろうけど、舞台としては面白そうだったので。
面白かったですよ、舞台としては。スピーディーだしテンポもよかったし。大阪の劇団だなと感じました。
原作ファンは舞台として割り切れるのなら観ていいと思います。
でも客いじりをする独特の雰囲気が無理ならやめた方がいいかも。
あたしは、この劇団が次回公演やるときは観にいきたいですよ。
焚き付けてくれて、ありがとうぅ~~!!!
ブログにもモチロン上げます。
が、疾走感を失うことなく一気に駆け抜ける緊張感。
勢いとドキドキとワクワク…。
私、ブランカがどうにも気になってました。
彼が演出もしてるんですね!
RYUGU、こやまさんが言われるように、このユニットだから発揮されたチカラなのか、確認したい衝動にかられました。
(*><*)
双子の彼らも凄いツボ!
特に、李月龍を演じた彼のダンスで見せる表情と動きには、激しくときめきました。
あれ、なんかベタボメ?!
(こやまさんの二番煎じですね)(^^;
時間の都合で最後のトークイベントはパスしましたが、満足です!
ありがとうございました!!
おおっ。行かれるのですね!
焚きつけてしまったようで、ちょっとドキドキ。
若い劇団なりのアラもごろごろ(←え?)ありますのでね。
そこは大目に見つつ楽しんで下さいませねーっ。
舞台のスピード感は、たしかにありました。
でも、こやまの文章は。・・・もしかすると寝不足によるハイテンションかもしれないっす(笑)。
1日だけの日に残席が、あったんです!
これはもう、“行っときなさい”ということだと思いました。
来週早々です。
楽しみです!!
かずりんさん>
そうんですよね、こやまさんの勢いある文章から興奮と感動が、ガンガン伝わってきましたよね!
はい、かずりんさの分もシッカリ観てきますです。
p(^^)q
一気に読んじゃったよ。
舞台もそんな感じだったのだろうなあ~という
スピード感が伝わってきましたわ。
midoriさん・・・!行ったほうがいいかもよ~。です!!
縁の無かったかずりんより。
日程を再度、確認したら1日だけ行ける日があるんです。
でも、そこを入れると一週間連日、劇場通い…。
だけどだけど、これも“縁”かもしれないし!
もし、チケットが取れたら、行っちゃうかもしれません。
(><)