市の登録手話通訳者と県登録

俺は長年、市の登録手話通訳者として活動している。
しかし、ある時、ろう者のＹさんと話したことをきっかけに、「県の登録手話通訳者になろうか・・・」と考えるようになった。
そこで、地元ろう協の元会長、Ｗさんに相談してみた。

「やめとけ。意味ない。たいしはずっと市の登録手話通訳者として活動してきたやんか。市内の通訳だけで結構忙しいやろ。県の登録と市と、二つの資格を持ったところで体は一つしかない。資格とっても、ほとんど、何も変わらん」
ええ、まあ・・・
「受験勉強する時間がもったいない。そんな時間があるなら、手話通訳者として、やるべきことがあるはずや」

Ｗさんの言うことはもっともである。
しかし、何かよくわからないが、この件はじっくり考えるべきだ、という思いが湧き上がってきた。