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マレーシア航空旅客機がウクライナ東部で撃墜 親ロシア派武装勢力は朴槿恵大統領と同じレベルだ!!

2014-07-19 15:08:46 | 報道/ニュース
7月19日にNHKが伝えたところでは、国連本部の安全保障理事会の緊急理事会が18日に開催され、マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で撃墜された問題を討議したが、欧米各国やウクライナが、撃墜は親ロシア派の武装集団によるものだと非難したのに対し、ロシアは領空の安全を確保する責任はウクライナ側にあったと反論、非難の応酬となった。
一方、18日の小野寺防衛大臣の記者会見にて、この件は国家安全保障会議(NSC)の場で様々な情報交換をし、また、意見交換を行い、原因をしっかり究明することが重要で、国際社会を通じて、この問題については強い対応を取る必要もある、との意向を示した。
2014年7月18日の筆者記事、 「ウクライナ東部でマレーシア航空旅客機撃墜される 親ロシア武装勢力の言い分は根拠に乏しい」をご参照頂きたいが、国際情勢としても明らかに親ロシア派の武装勢力に不利な状況が生まれている。
親ロシア派勢力は、何故このような惨劇を引き起こしたのだろうか?

ウクライナ東部の戦闘状況は、既に2014年7月10日の筆者有料記事、 「ウクライナ東部の戦闘はウクライナ政府側が勝利間近だ」でも述べたが、親ロシア派の武装勢力は、ウクライナ東部で分離独立を求め始めた今年春はまだ優勢ではあったが、次第に劣勢に立たされている。
その焦りであろう、親ロシア派武装勢力側が今回のマレーシア航空旅客機を撃墜したと見られる地対空ミサイル「ブーク」を含めて使用し、ウクライナ軍の輸送機やヘリなどの航空機を何度も撃墜したりしている。
ここで要注意なのは、親ロシア派武装勢力は輸送機やヘリなどの航空機を撃墜する「軍事的な戦果」を求めるにあまり、後先の終戦に向けた政治的戦略や独立後の体制などを何も考えずに、なりふり構わず攻撃し続けていたことである。
その結果が、輸送機と誤認してマレーシア航空旅客機の撃墜の悲劇を招いた最大の原因であろう。


事実として、ヘリや輸送機などの航空機を撃墜することは、軍事的な意味以上に対外宣伝的な意味合いや補給の妨害の効果は大きいが、戦死者の数も増えて敵の憎悪や復讐心を煽り立てることにもなる。
また、親ロシア派武装勢力の司令官で自称「防衛相」のSNSやツイッターの投稿で戦果やミサイルを奪ったなどと宣伝しておきながら、マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で撃墜された事件が発覚後に、その部分を削除するとは、実に小役人的なもので、卑怯なやり方をしていると非難されても文句は言えない。
更に、マレーシア航空の旅客機を撃墜したミサイルを発射した、武装勢力の構成員とロシアの情報将校との無線通話が傍受され公表されたことも、親ロシア派武装勢力にとっては不利だ。

親ロシア派武装勢力の言動は、戦略的な思考なしに「戦闘」を行っているとしか思えない。
正に、戦略的な思考なしに、「反日言動」「反米言動」「ケンチャナヨ精神」に陥っている韓国の朴槿恵大統領と同じレベルだ!!


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本日の有料記事(増刊)
ウクライナ東部の親ロシア派武装組織トップが辞任 只のマフィア組織に過ぎない武装組織の行動には正義はない!!

7月19日にmsn産経ニュースが伝えたところでは、ウクライナ東部ドネツク州上空で17日に撃墜された、アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空機には189人のオランダ人を含む乗客乗員298人が搭乗していた。欧州安保協力機構(OSCE)のメンバーら約30人の調査団が同日、墜落現場入りし調査を開始した模様だ。
一方、マレーシア航空の旅客機を撃墜した「疑惑」が濃くなっているウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派組織「人民共和国」の指導者の一人で、「共和国議会議長」の肩書にあったデニス・プシーリン氏が18日に滞在先のモスクワから辞表を送り、辞任したことが分かった。プシーリン氏は6月中旬からモスクワに滞在しており、ロシア政府高官と面会を重ねていた。
一体、国際社会の批判と注目が集まっている中、このような重大な事態にトップクラスの人物がモスクワに居るとは、どういうことか?

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