イエメン沖のタンカー乗っ取りを日米海軍が対処して解放！！

爽快でかつ緊密な連携プレー、大切ですよね。

仕事でもスポーツでも、そして国家間でも。

それは貴方も貴女も筆者も日々、痛感し、痛感されているでしょう！！


１１月２６日、イエメン沖のタンカー乗っ取られた事件で、これを日米海軍が対処して解放したのです。
爽快でかつ緊密な連携プレーの成果です！！


防衛省・自衛隊は木原防衛大臣の１１月２８日０８時４０分～４２分の記者会見にて、次のように公開しました。

『（前略）

Ｑ：イエメンの南部のアデン沖でイスラエルが関係する石油タンカーが乗っ取られたとの報道がありますが、防衛省が把握している事実関係と対応状況についてお願いします。

Ａ：１１月の２６日にですね、イギリスの会社が運航するリベリア船籍タンカー「セントラルパーク」が、アデン湾東方海域において何者かに乗っ取られたという情報を得ました。海賊対処部隊の海上自衛隊のＰ－３Ｃ及び護衛艦「あけぼの」を現場に急行させて、警戒監視・情報収集を行いつつ、海賊対処を任務とする第１５１連合任務群に対して、迅速に現場で得た情報を提供するなどの対応を実施しました。また、本件については、米軍は、民間タンカーである「セントラルパーク」の乗員の無事を確認し、乗っ取りに関与した５名が投降した旨を公表しているものと承知しております。防衛省・自衛隊としては、引き続き、関係省庁や諸外国の部隊を含む国際社会と緊密に連携しながら、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動を実施してまいります。』


これについて、同日１０時０３分に産経新聞　ＴＨＥ　ＳＡＮＫＥＩ　ＮＥＷＳが「イエメン沖のタンカー乗っ取りはソマリアの海賊　米政府表明」の題で「イスラエル・ガザ情勢」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。

『米国防総省のライダー報道官は２７日、イエメン南部アデン沖でイスラエルが関係する石油タンカーを一時乗っ取った武装集団は、アフリカ東部ソマリアの海賊だとみられると明らかにした。イエメン暫定政権は、イスラエルを敵視するイエメンの親イラン武装組織フーシ派による犯行だと主張し、フーシ派は否定していた。


米軍が武装集団の５人を拘束しており、ライダー氏は５人はソマリア人だと述べた。ライダー氏によると、イエメン内陸部のフーシ派支配地域から弾道ミサイル２発が発射され、海上で対応していた米軍艦から約１８・５キロ離れた場所に着弾した。ソマリアの海賊とフーシ派が連携している可能性については、ライダー氏は「分析中だ」として詳しい言及を避けた。
（以下略）』


この行動の直前の１１月２５日、日米は連携して訓練をしていました。

海上自衛隊自衛艦隊ＨＰが、次のように公開しています。

『第４６次派遣海賊対処行動水上部隊（護衛艦「あけぼの」）の日米ＰＡＳＳＥＸの実施について
　１１月２５日、第４６次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「あけぼの」は、アデン湾において、米海軍駆逐艦「メイソン」との日米ＰＡＳＳＥＸを実施し、海賊対処に関する戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。

　同艦長の外川久人２等海佐は、「日米海軍種は、かつてないほど強固な連携を維持しており、ここアデン湾においても共同して活動し、海洋秩序の維持に貢献しています。本艦は、引き続き高い緊張感を維持して、航行船舶の安全確保に全力を尽くしてまいります。」と述べました。
　自衛艦隊は即応態勢を維持し、同盟国・同志国海軍と協働して、法の支配に基づく海洋秩序の維持に貢献しています。』


イエメン沖のタンカー乗っ取りを日米海軍が対処して解放！！
爽快でかつ緊密な連携プレーの成果です！！



１１月２５日、アデン湾で行われた日米ＰＡＳＳＥＸ訓練にて記念撮影の様子
出典：統合幕僚監部／海上自衛隊　Ｘ


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