心からお慶び申し上げます!!
さて、X-2の初飛行の直前に水を差すような事件となった三菱自動車の不正事件は熊本地震や安全保障体制の問題にも通じる重大問題なのです!!
平成12年の不祥事以来、何度も繰り返される三菱自動車の不祥事や不正。
国土交通省の検査体制や人員不足、組織の問題も大きいことが浮き彫りになっています。
4月21日20時24分に産経ニュースが「【三菱自不正】不正の手口は 偽りの抵抗値で負担軽く 国は走行試験に立ち会わず」の題で次のように伝えました。
『三菱自動車が主力軽自動車「eKワゴン」などで燃費を良く見せる不正をしていたことが発覚した。燃費試験の信頼性を揺るがす重大な不正は、どのような手口で行われたのか。Q&Aでまとめた。
Qどんな不正があったのか
A国土交通省の燃費試験は、検査場の「シャシダイナモメーター」という装置を使い、回転する筒の上を走る車の排ガスを分析して燃費を算出する。空気抵抗やタイヤが転がる際の抵抗が少ない検査場と実際の路上の差を縮めるため、試験ではメーカーが報告した、各車種が受ける抵抗値を基に筒の回転に負荷をかけるが、三菱自は偽った数値を提出した。
Q手口は
A抵抗値は屋外の試験コースを走行して測り、複数のデータの中央値を取るべきだが、三菱自は低い数値を提出して試験時の負荷を軽くした。走行方法も国内で規定されたものではなく米国の方式を使った。
Qなぜ不正ができたのか
A国交省によると、抵抗値はメーカーが申請書に記入して報告する。走行試験に国の担当者が立ち会うなどのチェックはなく、虚偽を見抜くことは不可能だという。今回は軽の開発で提携する日産自動車が抵抗値を測り、認証された数値との差を発見。問い合わせを受けた三菱自が社内調査を行って判明した。国交省は「制度の根幹を揺るがす問題だ」としており、試験方法が変わる可能性もある。』
こんな杜撰極まりない穴だらけの国の検査態勢では、不正をやり放題で出来るとしか思えません。
今回問題になった国土交通省の機関の問題一つでも、国の検査態勢がメーカーの「虚偽を見抜くことは不可能」であれば、何の意味もないのです!!
単なる許認可のハンコ押しが国の機関の仕事ではないはずです!!
そんな「親方日の丸」の体質は安倍首相ですらも厳しく批判していますよ!!
国の機関の問題は、三菱自動車の不正事件だけではありません。
例えば港湾や空港の検疫や防疫、出入国検査、熊本地震の救援救助体制、そして安全保障体制の問題にも通じる重大問題なのです。
例えば、冒頭でご紹介したX-2やMRJなどの航空機開発には、国土交通省の検査官との連携も欠かせません。
防衛省は、昨年の10月にようやく1800人体制の防衛装備庁を発足させ防衛装備の体制強化を行いましたが、かつての防衛庁時代は、防衛装備関係の人員はわずか5人でした。
よくもまあ、そんな体制で頑張ったと、むしろ褒めたいくらいに悲惨な状態でした。
安全保障の分野でも、人員不足や組織体制の不備は深刻な問題です。
海上保安庁は人員や装備の増強を近年進めていますが、13000人余りの体制西か過ぎません。
海上自衛隊は定員45000人ですが、近年の中国の海洋進出への対抗や北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射などへの対応もしなければならず、とても十分とは言えません。
この点は防衛省・陸海空自衛隊、警察、消防、厚生労働省や農林水産省、経済産業省などにも言える深刻な問題なのです!!
三菱自動車の不正事件は熊本地震や安全保障体制の問題にも通じる重大問題です!!
熊本地震の救援体制でも問題になったのは実動部隊である国の機関やその窓口の不足でした。
安全保障関係や検査機関を中心とした国の機関の大幅な体制強化を!!
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4月19日に共和党の代議員を大票田の地元のニューヨーク州で圧勝し、845人の代議員を得て、またまた指名に向けて大進撃している次期米国大統領の有力候補のドナルド・トランプ氏。
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