ハードトースト＆ライ麦ドライフルーツパン ＊パネトーネマザー＊

今はゆっくりしていますが、週末からまたずっと忙しくなります。その間にパンをストックしておこうと焼き焼きしています。焼いたパンは翌日食べないものは，基本冷凍しておきます。

自家製酵母オンリーでは、ちょっと時間が長く拘束されるので、レモン酵母の中種を香り付け程度に使って膨らますのは、パネトーネマザーさんにがんばってもらいました。
何か片意地張って自家製酵母以外は認めないなんて思っていたときもあったけど、
暮らしを手作りでじっくり過ごせる時は，それでもいいと思う。
四国の田舎に住んでいた時代、まだネットの普及もなく、富澤さんの宅配なんてあり得ない時代
牛乳などの乳製品や肉や保存の必要な加工品は、気軽に手に入らなかった環境に住んでいたときに，こんな意固地な考えが固まっちゃいましたが、長い年月かけこだわりもずいぶんなくなりました。

適度な時間で焼けておいしい、それが今私が求めているパンです

粉もお安いものばかり
富澤さんの店に行ったので買ってきました。
山食は、モナミととみざわからの贈り物ブレンド半分ずつ
あっさりめのハードトーストめざして、油脂はグレープシードオイル、水分はお水のみ

そしてもう一つは、「がちまい家のオーガニックな焼き菓子」にあるドライフルーツケーキ　のつもりでした。が
なーんかちがうものになった？参考にしましたということですわ
今回はドライフルーツを使うといってもどっしりしたパン
先回のがお城の姫バージョンなら、今回は土の香りのする農家の娘バージョン
よくあるパンと言えばそうなのですが，私自身はあまり作ったことがなく
それは、どうしてかと言えば
コストがかかるからです
たっぷりのドライフルーツを使用するので，お高くつきます。
そしてこのレシピでは、ココナッツファインもはいっています。
必要なもの買いそろえたら、けっこう出費しました。

おまけにレシピの配合通りの分量にせず、そのうえ計算もせず本を見ながら適当にしていたら、カッチカチの生地に！！
この生地はほとんど捏ねはなしで、よくよくレシピを見ると通常の生地の水分量より多め。なのに硬くなってしまいました～
おまけに変に本の通りに、まず型に生地を入れてその上にドライいちじくのカットしたものをのせて、またその上に生地をのせる行程を忠実に守ってしまったら、焼成後、型から出そうとしたらいちじくを境に上と下の生地が分離～～
あたりまえですよね。





お味はとってもいいですよ。
砂糖は入れてないのに、ココナッツファインのおかげでこくのある甘みがありますよ～


山食は、さすがイースト様
元の生地量からするとずいぶん膨らみました。
おかげで久しぶりに，ピキピキと音を立てました。






断面
薄暗いですね・・室内撮影はむずかしいです。

自家製酵母オンリーだともっと穴がぼこぼこあるけど、しっとりきめが整っています。
ちがいますね