杉の樹大学同窓会(杉同)

杉の樹大学同窓会では杉並区高井戸地域区民センターにて時宜を得たテーマの講演会等を開催し高齢者の方々にご参加戴いています。

デジブック 『長生きのリスク』

2016年10月17日 | Weblog

デジブック 『長生きのリスク』

日時 2016年10月15日(土) 13:30~16:00

会場 杉並区高井戸地域区民センター多目的室

講師 朝日新聞経済部 松浦 新 氏

内容 社会保障政策の特に年金について、現状、問題点を解り易く解説された。年金額は時間をかけて減らされてきた経緯、年金を減らす仕組み、高齢者世帯の生活保護割合が

  増える現状を説明、政府の「100年の安心」の約束[①年金額は下げない②現役世代の所得代替率5割を守る]は現実には時間をかけて見えない形で減額していく。

  これから国会に提出される年金改正法案は、「賃金が下がった時には同じだけ年金も下げる」というものである。現行は賃金が下がっても年金は据え置きであった。

  仮にマクロ経済スライドで削減できたとすればいま以上に年金額が下がると生活ができない人が増える。

  そろそろ、年金を抜本的に見直さないと「突然死」する心配がある。損得ではなくて、助け合いの精神で考えないと年金制度は成り立たない。          以上