デジブック 『日本の木造建築』
日時 平成28年5月14日(土)13:30~16:00
会場 杉並区高井戸地域区民センター 多目的室
講師 アルセッド建築研究所 代表取締役副所長 大倉 康彦氏
内容 「地域社会を活かす木造建築・木造住宅」
「なぜ今、木造建築・木材利用なのか」の説明については①木材の重量の1/2が炭素ストックであり②木材は継続的に生産できる循環型資源であるからである。加えてCO2発生抑制による気候変動防止には林業と連携する建設業は循環型社会の形成に貢献し、地場産業の振興は地域の活性化に寄与するとパワー・ポイントを用いて具体例に基づき説明された。
(1)木造推進・森林業再生に関する動向
(2)地域の工務店・設計者との協議によるまちづくり・すまいづくり
①佐賀県・有田町の建築・まちづくり
②自立循環型住宅に関する取組
③富山県・優良住宅協会・耐震改修WS
④新潟県長岡市 旧山古志復興住宅
⑤奈良県十津川村 台風災害復興住宅
⑥木造かへの取組
(3)地域の人と材を活かす木造建築への取組
①千葉市・ふるさとの館
②林野庁・森林技術総合研修所・林業機械化センター
③飛鳥保育園・遊戯室
④宮崎県・木材利用技術センター
⑤福島県・道の駅 あいづ
⑥高山市・柏木工ショールーム
⑦鹿児島県・屋久島町庁舎
(4)中大規模木造建築に関する最近の動き
①日本工業規格・木造校舎の構造設計標準の改正
②中大規模木造セミナー
③CLT利用促進・競技場施設での活用提案
④新国立競技場・木造屋根提案
(5)地域社会・木材産地を活かす木造化
以上